(※オリンピックのせいで毎週録画がリセットされ、真田丸が録画されておらずッ!不覚です。今回、ウロ覚えでの記述をお詫びいたします。オリンピックゥゥ!)
犬伏の別れ 真田丸ver.ながれ
真田ストーリーで、最大の魅せ場と言ってよいのが【犬伏の別れ】ですね。
不本意ながらも、上杉討伐に挙兵した親子三人・真田軍。大阪から会津に向かう途中のできごと。
道中、栃木県・佐野市にある犬伏という土地に滞在中。大阪のサスケから、治部&刑部より便りがあります。『打倒 内府で挙兵する』
これでは安房守、計算が外れてしまいます。
その晩に【新町薬師堂】で軍議(親子会議⭐️)を行います。
昌幸が、急に『上田城に籠る』と宣言。
(徳川・石田の)どちらにつくのですか?という問いに、
『上田城に攻めてきたほうが敵じゃ!』
戦(いくさ)が年単位で長引けば、いずれ両軍が疲弊する。
その隙をついて、いずれ、信玄公が納めていた『甲斐・信濃』を取り戻すぞ!
と少年のようにキラキラする昌幸。
この時勢に、まだそんなこと言っちゃうの?と視聴者も心配したところで…
対して、源次郎。
『この戦で勝ったほうが必ず強大な力を手に入れることになる』
『内府(徳川)・治部(石田)どちらにもつかない、ということは、どちらの敵にもなるということ。勝ったほうに真田は滅ぼされます!』
と、怒号のド正論で親父を諭します。
挙句の果てに、
源次郎(次男):『夢物語はおやめください(怒)!』
昌幸(父上):…しょぼーん(´・ω・`)
でもそこはしたたかな親父、気を取り直しまして、
昌幸:じゃ・じゃあ、どっちにつくのか決めよう!
信幸にむかい、意気揚々と『2つのクジ』を差し出します。
昌幸:このクジの、朱のほう出たら治部につく…(歴代2回目/第1回は武田が滅んだあと誰につくか?)
と言いながら、2つとも朱いクジ。親父ィ…(T▽T)
信幸(長男):『もう、そういうのはやめましょう(怒)!』
昌幸(父上):…しょぼーん(´・ω・`)
おっっ親父ィィ…(T▽T)『そういうの』って(笑)
私てっきり【犬伏の別れ】は、しっとりと感動的な場面にするのか?と思っておりましたので、この展開が意外すぎてビックリいたしました。
あくまでも史実では【犬伏の別れ】は、真田親子にとっては『今生の別れ』になるとは思っていなかったわけですよね。
ということは、親子にとって妙に湿っぽく描くのもオカシイわけで。
『思い返せば、あれが今生の別れだったのか…』と回想するのがリアルなのですよね。
ですので、妙な笑いがあった今回の【犬伏の別れ】は、あれはあれでリアリティの追及だったのでは?と思うのです。
(もしくは、今生の別れになるかもしれないから、最後はいつもどおり親子で冗談を言って笑って別れたい…か?)
でも、笑えるのに泣けるのは本当に不思議でした。
源次郎が『夢物語は…』と怒鳴ったじゃないですか。
あの優等生・源次郎が初めて父親に怒鳴った、というのもココロにきましたし。
大泉さんの『決めた!!』と怒鳴る演技も、ビシビシきました。
『かならず助ける!』と自分に言い聞かせるような物言いも…わたくし勝手に涙が出てきてしまいました。
シメは談笑、笑いで。
最後、楽しげに酒を酌み交わす親子3人。
信幸が【韓信】という中国の武将の【背水の陣】のエピソードを語ります。
敵を欺く、見事で巧妙な策が『父上に似ている』と。
そこに昌幸がケチをつけます『すべてバレているような策など、たいしたもんじゃない』と。
『そんなのやらんわ!あっはっは~⭐️』
全視聴者:…この後やっちゃうんでしょう?(T▽T)
いいなぁ、分かりやすいフラグ(笑)
そして良いですね、この雰囲気での締め方。
それにしても。
親父がせっせと『イカサマのクジ』を作って、密かに用意していたのかと思うと…笑いがっ😭❗️
三谷先生の笑いのセンス凄いわ…
ダラダラと感想
『裏切るのではなく、表がえるのだ(笑)』
さすが、父上!屁理屈がお上手な言い回しで!
内府にケンカを売っておいて、今さら弱気な上杉景勝の表情がたまらないですね。
それに対する、相変わらずの直江の『ゴミを見るような目』がたまらないですね。
あの2人の関係がツボすぎです!
9/5のスタジオパークで村上新悟さん、『お屋形様は本気になられた…』がナマで聞けて幸せです。
8月ゲスト出演されていた山本耕史さんの直江モノマネ『お屋形様は本気になられた…』爆笑しました❗️…このセリフ、私もギャグとして普段使いしたい。
放送中にエンケンからFAXが届いて、
景勝:『最後まで一緒に居てくださいね❤️』
この言葉に泣いてしまった直江❗️…すごい場面を見てしまった❗️😂(エンケンが目をキラキラさせて言っているのが脳内再生余裕ですね⭐️)
スミマセン、本編感想に戻りますね。
治部が期待せずに刑部を頼って、刑部はついに、内府につくことを、治部を説得することを諦めました。
弾劾状を書くつもりだ、と熱く説いた時に、治部は感極まり、涙を浮かべます。
その瞬間に、
刑部:『泣いているヒマはない!』
と早口で叱咤します。
あのスピード感あるやりとり。
山本さんの涙のタイミング、愛之助さんの叱咤のタイミングが最高でした。
ほとんど視力がない刑部が、空気で治部の涙を察したというのが…。大好きなシーンです。
きりちゃん@細川家も良かった。
ガラシャが『意外と重い』ってのが(笑)
彼女は、当時の理不尽なしきたり・思想に現代のツッコミを爽やかに入れてくれます。
私たちの代弁者となってくれていますよね。
春ちゃんvsきりちゃん、私はきりちゃん派で❗️
稲たんも、おこうを圧倒していたなぁ。さすが本田のオナゴよ。
信幸がゲタを投げ付けて、家臣の歯が抜けたシーン。
史実では『昌幸が投げた』そうで…。
『真田丸』では、決意に昂ぶる信幸が投げつけたって改変したのがまた、良いですね❗️
真田で敵味方に分かれるという案を誰が出すのか?に、注目していたのですが、提案者は兄ちゃんだったのか-
ちなみに今回の私の感想【泣けて笑える】は、みなさまも感じていらっしゃるようですね。
スポニチ・「真田丸」堺&大泉&草刈 父子3人が語る「犬伏の別れ」三谷流の泣き笑い
こちらを拝読すると、3人での本格共演シーンはこの【犬伏の別れ】で終わりだったそうで。
ですので、俳優さんたちも、妙に感慨深げな空気があったように思えますね。最終回のシーンのような。
大泉さんの『真田を背負う』という気迫の演技が良かった…堺雅人さんは、彼を立てる演技をされたそうで。それがまた、良い兄弟❗️という雰囲気が出ていましたよね。
真田丸は、親子3人が主人公であると思います。
次週も楽しみに待ちます。
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