小4の息子が、初めての虫歯治療(しかも麻酔も!)に挑戦、成功したのでそのようすをご紹介します。
今回の記事で分かること
・麻酔治療が必要なレベルって、どの程度?
・そもそも子供が歯医者に行きたがらないんだけど!
・何か対策は無いの?
・麻酔注射はどれくらい痛がる?
・全体でどのくらい時間がかかるの?
もくじ
ひどい虫歯だった
【 虫歯の経緯 】
小4の次男、気づいたら上奥歯2本の『乳歯』に大きな穴が開いていました。
その翌週にちょうど、学校で歯科検診があり…
『虫歯なので治療が必要』との紙をもらってきました。
皮肉なことに、
ちょうど半年ちょい前に、かかりつけの近所の歯科医で歯科検診の予約をしていたので、そのタイミングで歯を診て頂くと、
👆こんなに大きな虫歯の穴が開いていました!
緑に染色された部分を削る必要がある…とのことで、大幅に削る必要があります。
治療方針を決めた
この2本の歯は乳歯 ➡いずれは抜けてしまう歯です。
なので、大規模な治療が必要なのか?を判断するため、レントゲンで乳歯の下の大人の歯の状況を確認しました。
その結果『大人の歯はあと2年は生えてこないだろう…』
この乳歯は治療しましょう…ということになりました。
そして、治療するには麻酔をして削る必要があるとのことでした。
息子はこの虫歯を痛がらないので、先生曰く『すでに神経が死んでいる可能性がある』とのこと。痛がっていたら、もっと早くに気付けたのに
【問題】麻酔+ドリルに耐えられるか否か?
A先生いわく、麻酔を怖がりすぎてしまうお子さんは、治療を諦めるしかないとのこと。
💡怖がって治療ができない場合は、
大きな空洞に詰め物をしてゴマかしつつ、乳歯が抜けるのを待つしかないそうです。
問題点があり ➡ 詰め物はとれやすいため、取れたら歯医者で詰め直す必要がある
初回のこの日は治療方針の決定をしていただき、虫歯に『仮の詰め物』をし、次回の予約を入れて帰宅しました。
3週間後に治療の予約を入れたのですが。
なんと・この間…
1.5週間後に『仮の詰め物』が取れてしまいまして。
かっこん戦慄。
対策を練ることにしました。
『納得させてから歯医者に連れていくこと』が大事!
『歯ぐきに麻酔の注射をする』と聞いて、震えあがる次男。そりゃそうだよな、お母さんもコワイよ。
無策のままでは、子供を歯医者へ連れていくことも困難ですし、治療室で『やっぱりイヤだ!』と騒いでしまう可能性だってあります。
💡今回の件を経験済みのママさんとも話して、ワカったことなのですが…
『子供を納得させてから、歯医者へ連れていく』ことが肝心なようです。
一度、納得すれば(納得した気になれば)子供と言えども、『やっぱヤメた』と諦めづらくなります(←妙な義務感に支えられて)
💡そのためにすべきことは、やはり定番の『終わってからのご褒美』。次男の場合はシンカリオンが大好きなので👇購入を約束してから行きました
目隠し(アイマスク・タオル)と耳栓
しかし、それだけでは不安でしょう。
注射とドリルの恐怖対策もすれば、完璧といえるのではないでしょうか。
…ということで、かっこんが用意したのがこちら👇
✨麻酔対策にアイマスク(※実際にはタオル)
麻酔の注射が怖すぎるので、見ないようにするための『アイマスク』
実際は?➡ 現場では子供がアイマスクをするのを怖がって(完全に視界が遮断されるのが恐怖だった/気持ちワカるw)、病院のタオルで目をおおっていただきました。
✨ドリル音対策に耳栓
耳栓に対しては、なぜか子供が絶大な信頼をおいていて、お守りがわりとなりました!
👆 小4男子でMサイズがジャストサイズなので、低学年のお子さんはSサイズが適合するハズです。
耳栓は、実際に甲高い音を遮断できていたようですよ(実際にはドリル音は静かめだけど、唾液を吸う器具は吸引音が鋭いので効果があった気がする)
✨ 耳栓をしていても低音は聞こえるようで、歯医者さんからの指示はちゃんと通っていて便利でした。
使用する了解を取っておこう!あらかじめ、歯科助手さんと先生へ『目隠しをしたいとこと+耳栓をしたいこと』を告げて、了承を取っておいた。皆さんも是非!
歯の麻酔注射はどんな感じだった?
かっこんも小6のとき、乳歯をムリヤリ抜歯した際にハデに麻酔を打たれて、激痛だったので…正直、今回の子供への麻酔はとんでもない恐怖でした。
ところが、実際のところ…
❶まず最初に『麻酔注射のための麻酔』と称して、コットンにゲル状の麻酔薬をひたし、先生が子供の歯ぐきに塗布。
💡麻酔のための麻酔は、あくまでも歯ぐきの表面だけをしびれさせて、針が刺さる部分だけをガードするだけ。歯ぐきの中の痛さまでは防げない。
10分間ほどじっくり時間をかけて、麻酔が浸透したのを見計らってから…
❷いよいよ、本番の麻酔の注射。
針を刺して、ゆっくりゆっくり薬液を注入します。
かなり時間が経過してから、
タオルでずっと目隠しをされていた次男、針が刺さった瞬間がワカらなかったようです。初期段階の麻酔がそれぐらい効いているのですね!
麻酔の注射の時間は、10分から15分ほどかけてゆっくりと薬液を入れます。
その理由は、急激に薬液が浸透すると歯ぐきに痛みが走るため。
ゆっくりゆっくり、時間をかけて薬液を入れると痛みを感じない・感じづらいそうです。
麻酔後のドリル治療は、もうなんの問題なし。特筆すべきことは何もありません。(麻酔があまりにメインイベントすぎた/笑)
親がやれることは?
当初『治療中は、手に力を入れて踏ん張れ』と伝えておりましたが、次男はそれができず。
子供の代わりに、かっこんが治療中にぎゅっと両手を握っておりました。安心するようでしたよ。
どれぐらい時間がかかった?
❶ 塗る麻酔は、塗る+放置で合計10分ほど
❷ 麻酔の注射は 10分から15分
❸ 虫歯を削って詰め物を詰める作業は30分ほど
歯医者に到着後 ➡ 55分後に帰宅した
治療後の注意点・鎮痛剤
ちなみに、歯医者さんから注意事項がありました。
📌咀嚼に気を付ける
麻酔をすると、口内が鈍感になります。
なので、食事などの際に『頬っぺたの内側を強く噛んでしまう』ことがあるそうで。
そうなると、ひどい口内炎につながるそうです。
麻酔が効いている間は(1.5時間くらい)できるだけ食事をひかえるか、注意して噛むこと…を強くお願いされました。
📌麻酔がきれてから
麻酔の効果がきれてから、急に神経が痛みだすことがあるそうです。頓服として鎮痛剤が処方されました。
(翌日になっても痛みがひかないようなら歯科医に相談してみてください)
歯科検診の意味って…
次男は、定期検診に通っていたのですよ…
検診に何の意味があったのか!!!?
叫びたくなってしまう。
今回の大きな虫歯は、半年ちょい前の定期検診の際は影もカタチもなく…。
今回の話を、ママ友さんにしたところ『ウチもそうだったよ😂!!!』とのこと。
定期検診をしていても、その間に虫歯になってしまうことがある…と。子供の歯は柔らかいから、急激に進行するのか?
はい、無理です🤗
…ということで今回は以上です(理不尽だ…皆さま、お疲れ様…)