今回はかっこん家が体験した『公立小学校の中学受験への実情』をご紹介します。
これから中学受験を目指すかも?と考え始めている方、ご覧ください。
もくじ
最初に、長男の状況について
かっこんの長男は、5年生の6月誕生日…
自宅🎂誕生会の席で、かっこん祖父から
『はーちゃん、中学受験するんだろ😊?』
…と突然、言われて、
『じゃあ・受験してみる😅?』と急に話が動き出しました。
5年の夏休みに近所の塾へお試し夏期講習
➡ 秋から本格的に、評判の良い受験塾へ通塾を開始しています。
長男はその受験塾&講師陣をとても気に入って通っており、現在ポジティブに受験勉強ができております。
そんな長男、個別懇談会にて。
急な進路相談、そして担任が受験に無関心
皆さんご存じだと思いますが、小学校で定期的に個別懇談会があります。
『受験』は、大切な進路の話ですよね。
『担任の先生へ、息子の受験の意志を伝えねば…』と熱意を持っていたかっこんですが、実情こんな感じでした。
❶5年生の3学期、個別懇談会(担任 VS かっこん)
かっこん:『受験するつもりです…2校で迷ってます』
担任N先生:『そうなんですね…がんばってくださいね』
(それ以上は話したくないようす)
❷6年生の1学期、個別懇談会。
かっこん:『進路、決まりました!でもダブル受験します』
担任N先生:『そうなんですね…がんばってくださいね』
(やはり、それ以上は話したくないようす)
❸6年生の2学期、個別懇談会。
このときはさすがに『受験する方は申し出てください』とお便りに書き添えてありました。
さすがに、今回ばかりは具体的な受験の話ができるだろ😠!?と期待して行くと…
かっこん:『●●中学(志望校)って、このエリアからどう通うんですかね?』
担任N先生:『皆さん、どうしてるんでしょうねェ…』
(やっぱりそれ以上は話したくないようす)
…以上の小学校の対応から、
(少なくともハイクラス校を受けるなら)『受験塾』で最終的な進路相談を受けることは、必須です。
地元公立小学校としては『通っている塾で進路の相談をすれば?』というスタンスで、逃げているように感じました。
ヒトコトも受験の話ができなかったことに、強烈な不満を持ってしまったかっこんでした。
ただ、教師も千差万別なので…進路相談に熱心な方も、存在するのだろうか?
かっこん地元の中学受験に臨む実情
かっこんの住んでいるエリアは、
受験により入学する私立校・公立校・一貫校が、だんだんと増えてきました。
それに対応するように、受験塾も年々増加してきています。
こんなイナカなのに(笑)、
3年生から受験塾に通塾する子も存在します。
そんな時代になったのか?と驚きます。
こんなエピソードがありました。
『近くの校区』のママ友Sちゃんとお茶していた時。
かっこん:『ウチの子、受験すんだよ🙂』
それを聞いた彼女が、トンデモナイことを言い出しました。
受験の話が禁止なんだよ
その学校で出された学年だよりに『中学受験の話をすることを禁止』とお達しが出たというのです。
💡受験終了に追記
なぜ、受験の話が禁止になるのか?
同じ受験校のママさんから、それに繋がるエピソードを聞くことができました…
Hさん:『ウチの娘、同じクラスのI君から受験の話をアレコレ聞かれちゃって…』
Hさん:『で・ウチの娘、それに素直に答えちゃったみたいで…』
(※めっちゃ良い娘さんなのです)
小学校にどうして欲しいか?
話がブレたかもしれませんが、かっこんが公立小学校の中学受験への態度に接して思ったこと。
5年の春に『進路ガイダンス』があって良いと思うのです。
そこで、現在の小学校から通える範囲の受験校をひととおり紹介する。金銭的なハードル、偏差値も説明する。
💡各小学校が責任を取りたくないのなら、
教育委員会主催で、リモート説明会を開催しても良いのではないでしょうか?…それならば、誰が受験をするのか?秘密にできますし。
💡実情は➡ 小学校から案内が来る
・6年生になると各受験校から全員に、学校参観・説明会の案内チラシが渡される(何の説明もなくイキナリ子供を通して渡されるのでピンとこない)ただ、それだけ。
なぜ、それが実現できないのか?
・教師の業務に『中学受験の進路相談』が含まれると、あまりにもオーバーワークになる。
・中受を助けることで、偏差値の高い子が地元の公立中学校へ進学しなくなる(※地方では、急激に学力のバランスが崩れているのが問題なのだそうな)➡公立小学校がその手助けをするのは矛盾している?
(かっこん主人の想像)
・教師が進路相談に親身になることで、
以上の問題があることは承知の上で、
それでも、
中学受験の『門』だけは、子供たち全員の前で開けてあげてほしい。
門をあけた先の具体的な進路相談は、
進学先の担当者に聞くなり、体験者に聞いてね…と。
入学金・月額料金・通学の方法、校風などは、各中学校の先輩を呼び寄せて講演していただく。
そうした上で『小学校でできるのはココまでです』と線を引いて良いと思います。
こういった情報を、親は苦労しないで集めることができれば最高です。
そして家庭ごとに金銭的事情・子供の偏差値を考慮して、条件があっていそうなら進学を考える。ダメなら諦める…と。
『納得して諦める』のがツライ、というご家庭もあるかもしれない(見てみぬフリをしたほうがラクだという方もいらっしゃるだろう)が、そういう方が、知りたい人の足かせになって良いのだろうか
進路選択は平等であるべきだと思う
『中学受験の選択肢を知らなかったから、チャレンジできなかった』
…かっこん家も、そうなる可能性がありました。ですので、今回の記事で実情を紹介させていただきました。
中学受験がタブー視されるような、
ワケの分からない状況が打破されるよう願っております。
それから、『二月の勝者』。
東洋経済オンライン記事で解説あり
『中学受験って何なんだろう?』という方へ、
ぜひ怖がらないで読んでみてください(私も最初は抵抗があったよ💦)。
『親のほうがビビりすぎて勝負できない』という意外な展開があって『へぇぇ~😮』となりますよ。親子でメンタルの参考になります。
最新刊19巻は、読んでて自然に涙が出ました。みんなめっちゃ頑張ってる。
今回は以上です。
ウチの小学校はこうだよ!というエピソードをお持ちの方、よろしかったら教えてください😊