中学受験はスタートから平等じゃない!公立小学校が無関心【学校命令で中学受験の話題禁止!?】

2023-10-19

今回はかっこん家が体験した『公立小学校の中学受験への実情』をご紹介します。

これから中学受験を目指すかも?と考え始めている方、ご覧ください。

最初に、長男の状況について

かっこんの長男は、5年生の6月誕生日…

自宅🎂誕生会の席で、かっこん祖父から
『はーちゃん、中学受験するんだろ😊?』

…と突然、言われて、

『じゃあ・受験してみる😅?』と急に話が動き出しました。

5年の夏休みに近所の塾へお試し夏期講習
➡ 秋から本格的に、評判の良い受験塾へ通塾を開始しています。

長男はその受験塾&講師陣をとても気に入って通っており、現在ポジティブに受験勉強ができております。

そんな長男、個別懇談会にて。

急な進路相談、そして担任が受験に無関心

皆さんご存じだと思いますが、小学校で定期的に個別懇談会があります。

『受験』は、大切な進路の話ですよね。
『担任の先生へ、息子の受験の意志を伝えねば…』と熱意を持っていたかっこんですが、実情こんな感じでした。

5年生の3学期、個別懇談会(担任 VS かっこん)
かっこん:『受験するつもりです…2校で迷ってます』
担任N先生:『そうなんですね…がんばってくださいね』
(それ以上は話したくないようす)

6年生の1学期、個別懇談会。
かっこん:『進路、決まりました!でもダブル受験します』
担任N先生:『そうなんですね…がんばってくださいね』
(やはり、それ以上は話したくないようす)

6年生の2学期、個別懇談会。
このときはさすがに『受験する方は申し出てください』とお便りに書き添えてありました。

さすがに、今回ばかりは具体的な受験の話ができるだろ😠!?と期待して行くと…

かっこん:『●●中学(志望校)って、このエリアからどう通うんですかね?』
担任N先生:『皆さん、どうしてるんでしょうねェ…』
(やっぱりそれ以上は話したくないようす)

(ダメだぁ、話になんない\(^o^)/)

…以上の小学校の対応から、

(少なくともハイクラス校を受けるなら)『受験塾』で最終的な進路相談を受けることは、必須です。

地元公立小学校としては『通っている塾で進路の相談をすれば?』というスタンスで、逃げているように感じました。

ヒトコトも受験の話ができなかったことに、強烈な不満を持ってしまったかっこんでした。

ただ、教師も千差万別なので…進路相談に熱心な方も、存在するのだろうか?

かっこん地元の中学受験に臨む実情

かっこんの住んでいるエリアは、
受験により入学する私立校・公立校・一貫校が、だんだんと増えてきました。

それに対応するように、受験塾も年々増加してきています。

こんなイナカなのに(笑)、
3年生から受験塾に通塾する子も存在します。
そんな時代になったのか?と驚きます。

じゃあ・中学受験が一般的になってきたのか?と思いきや…

こんなエピソードがありました。

『近くの校区』のママ友Sちゃんとお茶していた時。

かっこん:『ウチの子、受験すんだよ🙂』
それを聞いた彼女が、トンデモナイことを言い出しました。

Sちゃん:ウチの小学校、
受験の話が禁止なんだよ

その学校で出された学年だよりに『中学受験の話をすることを禁止』とお達しが出たというのです。

👆記事作成時の『かっこん想像の限界』

💡受験終了に追記
なぜ、受験の話が禁止になるのか?
同じ受験校のママさんから、それに繋がるエピソードを聞くことができました…

Hさん:『ウチの娘、同じクラスのI君から受験の話をアレコレ聞かれちゃって…』

Hさん:『で・ウチの娘、それに素直に答えちゃったみたいで…』
(※めっちゃ良い娘さんなのです)

それにしても禁止令を出すレベルって…😰

小学校にどうして欲しいか?

話がブレたかもしれませんが、かっこんが公立小学校の中学受験への態度に接して思ったこと。

5年の春に『進路ガイダンス』があって良いと思うのです。

希望する親子のみで良いから

そこで、現在の小学校から通える範囲の受験校をひととおり紹介する。金銭的なハードル、偏差値も説明する。

💡各小学校が責任を取りたくないのなら、
教育委員会主催で、リモート説明会を開催しても良いのではないでしょうか?…それならば、誰が受験をするのか?秘密にできますし。

💡実情は➡ 小学校から案内が来る
・6年生になると各受験校から全員に、学校参観・説明会の案内チラシが渡される(何の説明もなくイキナリ子供を通して渡されるのでピンとこない)ただ、それだけ。

なぜ、それが実現できないのか?

・教師の業務に『中学受験の進路相談』が含まれると、あまりにもオーバーワークになる。

・中受を助けることで、偏差値の高い子が地元の公立中学校へ進学しなくなる(※地方では、急激に学力のバランスが崩れているのが問題なのだそうな)➡公立小学校がその手助けをするのは矛盾している?

(かっこん主人の想像)
・教師が進路相談に親身になることで、

主人:何か失敗した時に『責任を取れ』と言ってくる人が居るハズ

以上の問題があることは承知の上で、

それでも、

中学受験の『門』だけは、子供たち全員の前で開けてあげてほしい。

門をあけた先の具体的な進路相談は、
進学先の担当者に聞くなり、体験者に聞いてね…と。

入学金・月額料金・通学の方法、校風などは、各中学校の先輩を呼び寄せて講演していただく。

そうした上で『小学校でできるのはココまでです』と線を引いて良いと思います。

こういった情報を、親は苦労しないで集めることができれば最高です。

そして家庭ごとに金銭的事情・子供の偏差値を考慮して、条件があっていそうなら進学を考える。ダメなら諦める…と。

『納得して諦める』のがツライ、というご家庭もあるかもしれない(見てみぬフリをしたほうがラクだという方もいらっしゃるだろう)が、そういう方が、知りたい人の足かせになって良いのだろうか

進路選択は平等であるべきだと思う

『中学受験の選択肢を知らなかったから、チャレンジできなかった』

…かっこん家も、そうなる可能性がありました。ですので、今回の記事で実情を紹介させていただきました。

中学受験がタブー視されるような、
ワケの分からない状況が打破されるよう願っております。

一生懸命スポーツに打ち込むことは自慢できるのに、一生懸命に受験勉強するのを隠さなきゃイケナイのはおかしいですよね。頑張る人を叩くのは恥ずかしい行為と知って欲しい

それから、『二月の勝者』
東洋経済オンライン記事で解説あり

『中学受験って何なんだろう?』という方へ、
ぜひ怖がらないで読んでみてください(私も最初は抵抗があったよ💦)

『親のほうがビビりすぎて勝負できない』という意外な展開があって『へぇぇ~😮』となりますよ。親子でメンタルの参考になります。

最新刊19巻は、読んでて自然に涙が出ました。みんなめっちゃ頑張ってる。

今回は以上です。
ウチの小学校はこうだよ!というエピソードをお持ちの方、よろしかったら教えてください😊

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