宿題で『自主学習をやれ』と言われても、どうすればイイの?なんでやらなきゃならないの?を解説いたします!
もくじ
自主学習が必須宿題になった
息子の通う学校で、2021年度から急に『宿題として毎日・自主学習を提出すること』が課されました。
ちなみに隣の学区は、2022年度から『自主学習の宿題』が開始した。実施・開始時期は学校によるのか?
さて、そんなこと急に言われても。
通知表の評価に関係しているよ!
結論から言うと…自主学習の内容が、
なんと・通知表の評価に直結しているのですよ!
学習評価に関する資料.pdf|文部科学省
評価の観点については、
3.学習評価の在り方について|文部科学省
「知識・技能」
「思考・判断・表現」
「主体的に学習に取り組む態度」
の3観点に沿った整理を検討していく必要があると考える。
小学生をこの3つの観点で評価するそうです。
💡『知識・技能』は以下で判断する?
・従来のペーパーテスト
➡ただし・この評価に頼り切らないことを目標とする
💡『思考・判断・表現』は以下の活動で評価?
・論述やレポートの作成
・発表
・グループでの話合い
・作品の制作
💡『主体的に学習へ取り組む態度』は、
・自主学習で、授業で扱っていない興味のあることに取り組む姿勢(➡詳細は後述します)
コレを頑張っても、通知表の評価は…
余談ですが『コレをやっても、通知表の評価は上がらないよ』とハッキリと提示されていること。
❶ 内容のない挙手を何回してもムダ
❷ ノートを綺麗に書いても評価されない
❸ 宿題をコンプリートで提出していても、内容がダメならダメ(だからといって、サボるのはもっとダメだろう…?😅)
自主学習をやる意味は?
本題にもどって、なぜ自主学習をやる必要があるのか?
文科省が言うには『主体的に学習に取り組む態度を評価するため』とのこと。
👇どういうことか?具体的に言うと、
🏡帰宅してからの家庭時間の中で、
その子にどれほどの積極的な学習意欲があるのか?を自主学習を提出させることで計り、評価しようとしているワケです。
さらに、評価する側が望んでいるのは『授業で扱っていなくても、教科書に載っている内容を学習してほしい』そうです。
具体的に実行するなら、応用問題を解くこと…でしょうか。
さらに、自主学習は内容が大事なのだそうで。ページ数を評価に入れていないそうです。
➡例えば、何ページも漢字練習する…というのは安直すぎるということになりますね(私のママ友、漢字練習やらせる派が多かったですよ・早く言ってよね、ですよね)
例えば、ハイクラスドリルを提出する
もしも、お子さんの学力に自信があるなら。
ハイクラスのドリルを提出することをオススメします。
👆ハイクラステストシリーズは、中学受験を目指すお子さん向け。時間がかかり、解き応えがあります。コレを提出されたら、先生は悪い評価を付けることはできません。
…ちなみに、かっこんの長男はどうしたのかというと👇
小4&5当時に進研ゼミの副教材『考える力プラス』を受講してまして、週末に時間をかけて解いて『貯金』をつくり、平日はソレを提出しておりました。
『考プラ』は適性試験対策もあるので『書かせる問題』も多く、難解です。先生の評価は高かったと思います…
➡結果、長男の通知表の評価はものすごく良かった。やっていた当時は、まさか自主学習が通知表の評価につながるとは知らなかった…
どうやってドリルを提出するの?
…と思われることでしょう。
私も思いました。どうしてんのかと。
息子はドリルを切り取って、毎日・自主学習ノートに貼っておりました。
当然・ドリルはウラオモテがあるので、
先生が両面を見ることができるように📓ノリ付けをしていたようです。
『難しければ良い』ワケじゃないハズ!
さて、以上は安易に『難しければ評価が高いだろう』との予測した提案でしたが、
皆がみんな、ハイクラスを解けるワケじゃありません。
やったら難しい問題をムリヤリ解かせて、勉強が嫌いになったら意味がない!
数独(すどく)を提出する
数独(すうどく)をご存じでしょうか?
やり方は数独のWikipediaをご覧ください。
パズル感覚で楽しめて、数字に慣れ親しむことができて…先生は、低い評価はできないハズ。
数独無料問題集|プリント配布サイト
💡ちなみにクイズノックの『ふくらP(東工大理学部卒)』、『鶴崎さん(東大数学科卒)』お二人とも、幼少期は数学パズルが大好きだったそうな
漢字クロスワード・熟語パズルを提出する
困ったときのちびむすドリルさん!
なんと、漢字クロスワードや熟語パズルといった面白そうなドリルを無料で提供してくださっています!神様!!!
漢字クイズ(学年ごとにあり)|ちびむすドリル
『授業で習った』漢字の書き取りを漫然とするよりも、👆こういった授業の外にある内容にふれることに価値があるようです。
ポジティブな学習を!
キレイごとかもしれませんが、
少なくとも自主学習に関しては、
『学びが楽しい』と思える学習にすべきだと思います。
『学ぶこと』は一生モノの経験ですし、
生涯つづくことですから、嫌いになったらあまりにも損ですよね。
自主学習はその子の学力にあわせて、ムリなくポジティブな存在であるべきと思います。
自主学習って何なんだろう?とギモンに思われていた方、スッキリできれば幸いです。
今回は以上です🙂
追記させてください…!
今回の内容は、平均点以上の学力のお子さん向けとなっておりました。視野が狭くて申し訳ございません。
当然のギモンだと思います。
『自主学習』って、ハイクラスの子だけに入る評価点なのか?と。
自主学習でひたすら基礎をやるべきだと思います
【具体例】4ケタのひっ算が苦手である
➡『繰り上がりのある4ケタ足し算のひっ算』&『繰り下がりのある4ケタ引き算のひっ算』を、ミスが10%以下になるまでひたすら繰り返す。➡3年生春の学習範囲だが、4年・5年になってもアヤシイなら、ひたすらやるべき。
自主学習を評価する先生は『自分の弱点に気付き、自主学習の時間で克服しようとしている姿』に対し、評価点を入れないワケがない…と思いませんか?…たとえそれが、基礎であっても。
自主学習とは何か?
その子にとって、充実した学習時間なり。
子供に、ポジティブな学びの時間を!