さて・フジリューver. 銀河英雄伝説第19巻のあらすじ感想いかせていただきます😃
もくじ
19巻の表紙は‥
さて、19巻の表紙は‥?
19巻冒頭、シェーンコップと対峙しているシーンですね。
フジリュー銀英、油断できませんぞ‥😳‼
(とりあえず一番ビックリしたキャラ変はファーレンハイト、アレはなかなか超えられない)
💡 表紙を広げるとこんな感じ
前巻の感想を3行で
前回18巻の感想
作戦名
神々の黄昏(ラグナロック)
金髪サラッ
さて、コレが『同盟ver.』になるとどうなるのか?にご注目ください。
前後編の2記事でお届けします😃
#171 宰相ラインハルト・フォン・ローエングラム イゼルローン回廊~惑星フェザーン 神々の黄昏Ⅴ
さてさて。
全巻ラストで『ロイエンタール旗艦トリスタン』に『シェーンコップ率いる強襲揚陸艦』が無事にツッコみ、
なんだかんだで
シェーンコップの目前に、ロイエンタールが‼
シェン:『金銀妖眼のロイエンタール‼その首、もらい受ける‼』
猛然と突進するシェーンコップ。
トマホークの一閃を、ロイエンタールは 剣でアッサリと受け止める。
同盟軍トマホーク解説おさらい
炭素クリスタル結晶で出来た白兵戦用戦斧(せんぷ)。刃先を円形にドラッグすることで半重力の盾🛡を発生させることができ、軽火器程度のエネルギーであれば反発させられる。
使いこなすには熟練が必要
シェン:『さすが上級大将ともなると 白兵戦の技術も一流だ』
シェン:『だが❗』
『こちとら これ専門でやっておりましてね❗』
シェーンコップがゴリ押すと、ロイエンタールはチカラ負けし、剣を取り落としてしまう。
シェン:『もらった‼』
勝利を確信するシェーンコップ、
だが・ロイエンタールはすかさずブラスターをかまえ、シェーンコップに狙いを定める。
『ゼッフル粒子が充満してるのに、部下を道連れにするつもりか?』とシェーンコップがひるむと(※この状況で重火器を使うと爆発する)、
ロイエ:『卿はワルタ・フォン・シェーンコップと名乗った‥薔薇の騎士13代連隊長の名だ』
『薔薇の騎士の精鋭と心中ならば まったくの無駄死にではない』
ロイエンタールは無表情で、引き金をひく指にチカラを入れようとしている‥
するとシェーンコップの背後から、雄たけびを上げて『突進してくる帝国兵』が。
まさかのベルゲングリューン中将が、ロイエンタールを庇うようにして前に立つ。
ベルゲ:『私は二度と 上官を失うわけにはいかないのです‼』
ベルゲングリューンはキルヒアイスの副官でした
そのタイミングで、
ローゼンリッター部下から『敵兵が集まり過ぎた』と連絡を受けたシェーンコップは、退却を判断する。
シェン:『またいずれ 戦場で❗』
ローゼンリッターたちは慌ただしく揚陸艇に乗り込み、無事に旗艦トリスタンから離脱していった。
ロイエンタールは 旗艦に揚陸艦が着艦?したことを恥じつつも、
ロエイ:『参謀長、先ほどのこと 礼を言う』
ベルゲ:『いえ、部下として当然のことをしたまでです‥』
ベルゲングリューンの中に、確かな忠誠心が‥?
💡 イゼルローン要塞にて
シェーンコップの奇襲により、帝国艦が一時撤退していくようだ。
シェーンコップは帰還し、ヤンに『ロイエンタールを仕留め損ねた』件を報告する。
ヤン:『歴史を変えそこなった ということかな😄』
‥と 2人は軽口をたたきあったのだが、、、
その後、
イゼルローン要塞はロイエンタールのいやらしい戦術に苦しめられ、
ヤン&シェンコプ:(ヤッときゃよかった‥😑)
帝国艦の苛烈な攻撃を目の前にして、
シェン:『どうです、(ロイエンタールに) 勝てますか?😨』
ヤン:『どうだろう・・・・😅』
シェン:『私はあなたならローエングラム公にだって勝てると思ってるのですよ、その部下ごときに勝てなくてどーします⁉🤨』
ヤン:『いや・君が思うのは自由だけどさ・・・🤨』
💡 フェザーン回廊
ミッターマイヤー艦隊がラープ門を突破し、フェザーン本星を目前としていた。
フェザーン本星にも その事実が知れ渡り、フェザーンの人々は大慌てで宇宙へ脱出していく。
ドミニク宅にて、ケッセルリンクが『逃げろ』と伝えに来ていた。
ドミニク:『・・・あなたは?』
ケッセ:『俺には 最後にやることが残っている』
この言葉に、ドミニクは怪しく微笑む。
兵を10人借りる、との要望に応えたドミニク、
『どうぞ お気をつけて』
💡 自治領主府
ケッセルリンクが向かったのは、ルビンスキーが居る『自治領主府』。
応接室には、ルビンスキーと地球教デグスビイ主教がいる。
ケッセ:『あなたの時代は終わった。在住7年‥歴代で最短命の自治領主というわけだ』
ケッセルリンク連れてきた黒服が、ルビンスキーに向かって銃をかまえる。
ルビン:『機会が到来した途端 牙をむいたか』
ケッセ:『あんたにかわって、俺がフェザーンの主になる❗』
ケッセルリンクは、
- デグスビイ主教とも話をつけてある
- 今後ラインハルトを上手く丸め込み、
フェザーンの自治を維持するつもりと告げる。
ケッセ:『そして、あんたには死んでもらう』
ルビン:『しかし 何もお前の手を汚す必要も‥
‥無いのではないかね、ルパート』
ケッセルリンクは、ルビンスキーにトドメを刺すのは自分でありたい と強く願っている。
ルビン:『しかしだな ルパート』
ケッセ:『気安く俺の名を呼ぶな‼』
ルビン:『私はお前の父親だ ファーストネームくらい呼ばせてくれてもよかろう』
最大の煽りにブチ切れたケッセルリンクは、
部下に『撃て』と命令する。
‥が、ドミニクの部下たちはケッセルリンクを狙い‥ケッセルリンクは撃たれてしまう。
ルビンスキーは終始、窓の外に目をやっている。
「なぜ‥」というケッセルリンクに、『だからお前は甘いというのだ』
💡 デグスビイ主教とドミニクは、結局はルビンスキーを裏切らなかったのだ。
ルビン:『お前は悪いところが 私に似すぎたな。もう少し覇気と欲が少なかったら、いずれ私の地位や権力を 譲られんこともなかったろう』
ケッセ:『あんたに何ひとつ 譲ってもらおうとは思わない‥』
『あんたからは奪ってやる‥何もかもとりあげて‥あんたには何も残してやらない‥、』
『おれ自身も・・・・』
絶命するケッセルリンク。
(ルビンスキーは、絶命まで待っていたように思える)
ケッセルリンクには終始、ケッセルリンクには一瞥も与えずに『我々もトリューニヒトにならい ひそむとしよう‥』とどこかに消える。
藤崎先生。ルビンスキーも、人の子の親であった‥という描写に感動しました
部屋に残されたのは、ケッセルリンクの遺体と デグスビイ主教。
まさかフジリューver.は、この後・ケッセルリンクがゾンビ化して再登場とか‥😱 ← 無いとは断言できない藤崎先生の無限の可能性よ。
💡 フェザーン回廊 入口
帝国軍総旗艦ブリュンヒルト。
ヒルダが乗艦している。
彼女の立場は、ローエングラム公首席秘書官。中佐待遇で搭乗。
ヒルダはこれまで(男子)貴族のコスプレ恰好をしていたが、このたび・正式な軍服が到着。
アニメ版では女性用のスーツでしたが‥フジリューver.は、なんというブッとんだ設定‥‼
ヒルダ:『もう男って言われてもいいから これで行くわ❗』
彼女は今さらスカートを履くような女子じゃあないので、納得です。いいなぁ、フジリューヒルダ✨
さて、フェザーン本星は‥
人口20億ほどのうちの『9割のフェザーン人』が個人所有の宇宙船で脱出。
残されたのは貧困層のみで、制圧に際して『抵抗はほぼ無かった』とのこと。
帝国艦隊でフェザーン本星を完全制圧したのち、まずはミッターマイヤー&ミュラー艦隊が上陸し、着実に占領を進めていった。
💡 12月30日 フェザーン本星
ウォルフ&ミュラーが四万の警備兵を配した宇宙港に、総旗艦ブリュンヒルトが到着した。
出迎える帝国兵たちは、かつてない大幅な領土の拡大に高揚感がMAXになっている。
そこに‥夕陽のなか、神々しく彼らの最高司令官が登場する。
その光景に兵たちは思わず、
『ジーク・カイザー|皇帝万歳、
ジーク・ライヒ|帝国万歳』
‥と口々にラインハルトを称える。
驚くヒルダ、ラインハルトさえも‥。
出迎えたミッターマイヤーが解説する。
『彼らはあなたのことを 皇帝と呼んでいるのです‥マイン・カイザー(我が皇帝)と‼』
これに対し、ラインハルトは‥
『気の早いことだ』
‥と冷笑して受け流す。
ヒルダ&オーベ:(否定はしなかった😒)
いま皇帝の座はどうなってたっけ?
ラグナロク直前(167話)で、皇帝の座を空席としている
ラインハルトが自らを皇帝と認めるのは、ヤンを倒し、宇宙の全土を手に入れてからである‥
#172 ヤン・ウェンリー大将 神々の黄昏Ⅵ ヤン提督の箱船隊Ⅰ
宇宙歴798年12月31日の、
‥23:58、
‥23:59、
宇宙歴799年1月1日 0:00
ラインハルト:『プロージット‼』
‥というわけで、
フェザーンのおそらく大手ホテルの最上階で、新年祝賀会が開催された。
参加している高級士官が口々にラインハルトを称えるなか、意味ありげな男が‥イザーク・フェルナンド・フォン・トゥルナイゼン中将だ。
彼は名門貴族の出身で、幼年学校でラインハルトと同級生。ラインハルトをライバル視していた。
トゥルナイゼンとは?
幼年学校を出て前線へ行ったラインハルトと違い、トゥルナイゼンは士官学校へ進むが、ラインヘルトの影響なのか?中途退学し、彼もまた前線に向かう。
つい最近まではケンプ艦隊麾下でそこそこ活躍していたそうな。ただし、過度なラインハルトへの羨望感があり、ミョ~な空気をかもしだしている。
ちなみに、フジリューver. ヒルダは酒豪である。
ヒルダ:(天才は模倣の対象にならない‥学ぶならミュラー提督やワーレン提督の堅実さや、ねばりにすればイイのに‥)
ミュラーが、そろそろ‥とミッターマイヤーを急かす。
両提督は、新年早々の任務『フェザーン回廊の 同盟側の出口』を確保すべく、出立していった。
ウォルフ:『我々が同盟領に現れたら、慌てるでしょうね』
ミュラー:『慌てすぎて戦いにならないかも』
ライン:『それでは興がなさすぎる。ぜひ敵に秩序ある行動を望みたいものだ・・・』
💡 同盟領の辺境 ポレヴィト星系
50隻程の分艦隊、司令官はユリアン(少佐待遇)&マシュンゴ准尉。
即席の部下たちから『フェザーン回廊の入り口をどうやって探すのか?』と不安がられて、
ユリアンが明かしたエピソードは・・・
💡 ヤンが幼少期の頃。
母親から引き離された幼いヤンは、交易商人である父『ヤン・タイロン』とともに宇宙を飛び回っていた。
様々な商売の人間と会う中で、賞金首稼ぎ・トレジャーハンターとも会ったという。
その中でも怪しい人物(商人?)‥その人物は、ヤンと同年代の少年(2歳年下)を連れていた。
少年の名前は『ボリス』。
彼は物々交換を求め‥ヤンに珍しい紅茶を差し出した。
なんだかんだでヤンとボリスは仲良くなり‥(ヤンは後に『悪たれのボリス・キッド』と回想するほどの仲)
ボリス親子が、ヤンの船から旅立つ時。
ボリスは、ヤンに秘密を告白するという。
他のヤツには絶対の絶対に秘密だぞ、と強く念を押してから‥、
ボリス:『実はな‥俺、伝説のフェザーン人なんだ』
ヤンは半信半疑で、ボリスが言うフェザーンの情報を聞いた‥『フェザーン回廊の入り口』の座標も。
ボリスが去ったあと、
ヤンは『同盟の地図』でその座標を確認してみたが‥何も無い。
それから現在。
幼帝亡命の際にフト、思い出し‥その座標を軍のデータで確認してみると、
逆に、何も無さすぎる。
誰かが意図的に改ざんしたのでは?と疑うほどに。
ソッチ関係に詳しいフレデリカが確認したところ『外部の人間による操作』の痕跡があるという
💡 💡 ユリアンは、
ヤンから『その情報(フェザーン回廊入口だという座標)』を密かに託されて、イゼルローン要塞を発っていたのだった。
数日後。
いざ・その『ボリス座標』に到達して見ると、
『航行不能領域』とされている場所に開いている『穴』から、大量の民間船が 同盟領になだれ込んでいた。
ユリアンは、それが『帝国軍から逃れきた フェザーンの民間人』と察する。
ビュコックに報告すると同時に、民間船に通信でコンタクトをとるユリアン。
すると・同盟軍に見つかった‼と ワチャワチャと逃げ惑うフェザーン船たち。
ところがその中で、返答してきた人物が‥
???:『ユリアン・ミンツっつったら、あのユリアン・ミンツか⁉』
『同盟の若き英雄で、ヤン・ウェンリーの被保護者の⁉』
通信を開き、その人物のホログラムが浮かぶと‥
???:『幻のフェザーンも、こうなっちまったらかたなしだな❗ もはや逃げ隠れしても意味はねえ❗』
『俺はフェザーンの自由商人 ボリス・コーネフってんだ‼ ヤン・ウェンリーとは少々、縁があってな❗』
仰天するユリアン&マシュンゴだった。
早速、ユリアンの艦に乗り込んできたボリス。
これから同盟、どうすんの?と聞かれ、ユリアンは‥
『帝国軍が同盟に侵入したという確実な証拠が無いと、政府は動かないでしょう』
『なので、僕らはここから敵が出てくるところを 目撃せなばなりません❗』
ユリアンは、ボリスに『敵に見つからずに監視できる場所は?』と無邪気に質問すると、
ボリス:『フェザーン商人にタダで聞く?‥と言いたいけど子供から金はとらねぇ主義でな。出世したらなんかおぼれよ・ボーズ❗』
💡 それから数日後‥フェザーン回廊内
ミッターマイヤー艦隊が、回廊の出口を抜け‥ついに同盟領に侵入していく。
ユリアンたちの艦はその様子を記録し、
ハイネセンに報告してから、その場を立ち去る。
さて、キリが良いので前半はココまでです😄
続きはこちら
19巻の続きはこちらをどうぞ。同盟軍が窮地に突入定期。