臨月の妊婦がインフルエンザにかかるとどうなるのか?全6話の<壮絶>体験記をお届けします📖
‥前回の記事はコチラです。
-
【😷体験記③】出産時にインフル!‥出産前夜に悶絶編
タミフルを飲むと、インフルエンザが本気を出してきた⁉
✅ あらすじ
📆3/21‥出産予定日。
📆3/22‥主人がインフル発病体験記①
📆3/23‥私・体調が徐々に悪化しつつも静観
📆3/24‥私・インフル陽性判定体験記②
📆3/25‥未明に症状のピークを迎える。夕方に症状が落ちつくが、17時に少量のおしるし確認、翌23時まで続く。体験記③
いきなり来る陣痛
📆3/26(発病3日目)
日中はまだ咳が出るものの、熱は引っ込み、だいぶラクになりました。
インフルエンザのピークは過ぎ、回復に向かっているのを感じます。
最初にインフルエンザに感染して『アパートで隔離されていた主人』が私の実家に参りまして、私の隣で寝ておりました。
主人はこの日で感染5日目。
明日からは出社もできる『自由の身』です…じつはコレが重要なポイントでした。
📆3/26の23時。
昨日の17時から続いていたおしるしが止まりました。
そろそろ寝ようかという時間に、
ひょっとして前駆陣痛なのかな?
でも1人目の出産の時には、前駆陣痛はもっと痛かった。
今のこの痛さ…まさか前駆陣痛じゃ無いよなぁ‥と思いながら、就寝時間がきたので横になりました。
なんとなく眠れないまま、ズキ…ズキ…は去りません。
少しずつ痛さが増してきているような気がします。
📆3/27(発病4日目)
27日の、未明2:27。
あらかじめ『陣痛の時間間隔を計測するアプリ』をダウンロードしておりましたので、『陣痛の間隔』の時間を測ってみることにしました。
産院からは『経産婦さんは、陣痛が15分間隔になったら電話してから来院を』と言われておりました。
心の準備がまだできていないよ!
そんなに痛くないんだけどホントにこれ陣痛!?…とパニックになりました。
あわてて、産院へ
あわてて隣で寝ていた主人を起こし、産院に電話。
2階で寝ている息子と母に気付かれないように…お腹に毛布を巻き、マスクを着用。入院の荷物をひっ抱えて、凍える夜中の道を主人の運転で産院に急ぎました。
🏥産院に到着しますと、助産師さんが出迎えてくださいます。
まず最初に、自分がインフルエンザであることを申告しました。(そしてご迷惑おかけしますと一礼‥)
陣痛室に通されまして、お産に備えた服に着替えます。
その時点でようやく陣痛が痛くなってきまして(笑)、ズボンの足を通すために、片足を上げるのに苦労しました。この時点ですでに子宮口が3~4㎝開いていたそうです。
こちらの記事これ以降は『経産婦の出産がいかに簡単か』のエピソードが続きます。
出産後のインフルエンザ患者対応のみを知りたいという方は、次の記事(体験記➄~入院隔離編~)へ、一足先にジャンプしてください。
陣痛時におすすめアプリご紹介
入院、あっさりと分娩台へ
4時から正式に入院ということになりました。
『NST』を巻いて、ベットに横になります。
助産師さんはほとんど部屋に入って来られませんでした。(私がインフルエンザだったため、無闇な接触を避けたからでしょうか?それは不明です)
主人には、陣痛のピークのたびにゴルフボールでさすってもらいました。
私は陣痛アプリで、あと何秒耐えれば終わるか?の間隔が分かるのでiPhoneをひたすらニラみます。このアプリにはとっても助けられました。
3時間ほど経過して‥
朝7:10。
と助産師さんがおっしゃるので、ではその前にトイレに‥とトイレに立ちました。
よっこらせ‥と・立ち上がると、子宮がドーン!!と下がり、陣痛が急に酷くなりました。
なんとか要を足してベットに戻り横になると、特大陣痛ビッグウェーブがきました。
すると『ポン!!』と体内で大きな音がしたあと、チョロチョロと何か流れるような感覚が…分かりやすい『破水』でした。
すぐに入室してきた助産師さんに破水を告げると、子宮口チェック…4~5㎝とのこと。『まだそんなものですか⁉』と思っておりましたが…
なんと、その後に急激に陣痛が重くなりまして。
破水から陣痛が4回あった後の7:26に、分娩室に移動しました。
なんと破水からの16分間で、子宮口が9㎝ほどまでいっきに広がったようです。経産婦ってすごいですね(T▽T)
『陣痛が来たのかしら?』から『分娩室に移動』するまで、およそ38回の陣痛だけで済みました。
拍子抜けするほど早く感じましたよ。時間にして3時間半です。
出産もあっさりと終了
分娩台では5~6回ほどイキんで、あっさりと出産。
その後に、満を持して院長が登場です。
出産直後でしたが、早速平謝り。
院長は助産師さんと、今後の私への対応を話し合われていました。
その後に陣痛室へ移動して点滴を受けて‥。
朝食をいただきました。
意外とすんなりと済んだお産を終えて、心地良く脱力しました。
いま思いますに、あの時間が唯一の安寧の時間でした…
さぁ、ここからようやくインフルエンザ患者の出産記の本番が始まりますよ。