幼稚園年少児の子供が結膜炎にかかりました。
点眼薬を処方されたのですが、初めての点眼薬。
ものすごく嫌がりました…しみるのでしょうか?
最終的に『まぁまぁ上手に』点眼できるようになりましたので、覚え書きとして記事にいたします。
- 『目を洗浄する目的の点眼』にはこちらの記事で紹介する方法は無効です。
- 対象年齢は3.5歳~小学校1年までだと思います…あくまで子供騙しです。
まず、どのようにして結膜炎に気付いたのか?も記しておきます。
眼科に行った経緯
息子はそもそも風邪気味で、体調が悪かったという条件も重なっていました。
そんなとある日の、幼稚園でのプールを終えた日の翌朝です。
濃く黄色い目やにが、冗談のように息子の目を塞いでおりました。
風邪の終盤に出るような『粘つく黄色い鼻水のような』目やにです。
その時から『濃い目やにが目元に溜まり、たまに出て溜まり…』を繰り返して。
…その翌日にようやく本人の口から『目が痛い』という言葉を聞くことができました。
しょっぱなから、子供は『痛い』とは言わないようですね。隠そうとするのでしょうか?
自己申告してくれない限り、発見が遅くなってもしょうがないですよね。
目が痛いと聞いた時点で『結膜炎だろうな』とは思いました。
ですが…まぶたが赤くなっているのか確認したくても、子供の分厚い下まぶたをムリヤリ引っ張るのはものすごく抵抗がありました。
即行で眼科へ駆け込むことに。
眼科の先生の診断は『うつらない結膜炎』とのこと。
『結膜炎は簡単に感染する』イメージがありますが、結膜炎といえども、感染する・しない、といろんな種類の結膜炎があるのだそうです。知らなかった…
点眼のポイント
先生が『子供に目薬をさす方法<初心者向け>』を教えてくださいました。
子供というのは…オトナもそうだけども、目の前に何かが来ると本能的に目を閉じてしまう。
なので目薬を目の前に持ってきても、目をかたくつぶり、目薬をさすことができない。
そこでどうすれば良いかというと、軽く目を閉じられてしまっていても
『下まぶたを引っ張って、そこに目薬をさしてください』
そうすると下まぶた~上まぶたへ、目薬が浸透していくからそれで大丈夫。
目を閉じたままで30秒数えてから、ティッシュで軽く拭き取ります。
「ちなみに結膜炎の患部っていうのは下まぶただけなのでしょうか?」と先生に質問すると、「全体です。下まぶたも上まぶたも。」とのことです。
恥ずかしながら私、今まで生きてきて初めて意識しました(笑)
実際にその方法で目薬をさしてみた
初めは、この下まぶた点眼方法ですら上手くできませんでした(T.T)
どうやら『目薬をさすのはたいして怖くない』と、子供の心を開かせる必要があるようです。
ネットで検索してみると押さえつけて目薬をさすとありますが…イマイチ納得できない。
もうちょっと根本的に解決する方法を考えようじゃないか!というわけで、模索してみた結果が以下です。
🔴目薬の袋に名前を記入する
目の前で『これはあなたの目薬だよ』と自覚させることができます。
子供は所有欲が強いので、自分のだったらやる!と火がつく可能性があがりますよ。
ただその場合、「その目薬をよこせ」と要求してきますので(笑)目薬のフタはママが開けるからねと諭してください。(目薬は子供が触るとどうしても不衛生ですので…)
🔴妖怪ウォッチの目薬のCMを見せる。
ロート子供ソフト(公式・動画見れます)
主人公が目薬をさすCMですが…効果テキメンですよ。我が子はかなり抵抗が薄れたようです。
このCM動画の公開期間が終了して見ることができないようでしたら、目薬をさす子供の動画を見せても良いと思います。
🔴それでもかたく目をつぶるなら気をそらすワードを言いながら点眼
先程のCMの内容を言いながらでも良いと思います。
それでもダメならば…例えばフワフワ~なもの、モコモコ~なものの『アニメキャラクター』や『食べ物』などを想像させるワードを言いましょう。
男子ならば逆に戦隊ヒーローの◯△なら全然平気だよね!?と煽っても良いかもしれません。
遊び感覚も取り入れてみてください
ちょうどこの時、息子はお買い物ごっこブームが到来しておりまして…息子のために、夜なべして厚紙で100円玉や10円玉のコインをたくさん作ったところでした。
そこで、息子に厚紙のコインをたくさん渡して…
『ママ病院です🎵目薬をさすのに200円いただきま~す(暴利)』
すると息子は喜んで『200円ですね、分かりました~🎵』
嬉しそうにコインを出し、やり取りを楽しんだ後に素直に横になってくれました。
子供としては、ストレートに親に従うことに抵抗があるようです。
『ここまでの段階があるのなら、じゃあ従っても良いか』と思えるきっかけが欲しいのではないでしょうか。そこを上手く、くすぐってあげてください!
お金のやり取りがロコツで抵抗があるというママさんは、『目薬チケット』などチケット制にしても良いかと思いますよ。この方法は、お薬を飲むのを嫌がるときにも使えそうです
総括:押してもダメなら引いてみて
忙しい親御さんは、なかなかできないかもしれませんね。
ただ、お子様が『頑なに心を閉ざしているように』思えましたら、この方法を思い出してもらえると、何か変われるキッカケになれると思います。
相手は所詮、子供。うまーくダマしてあげてください…◁こんな気持ちでリラックスしてやってみてください☺