いま、皆が願っていることはただ一つ‥『一刻も早く、新型コロナが収束してほしい』‥そんな中、ある妖怪が注目されています😃
妖怪「アマビエ」のイラストがSNSで人気 伝承に脚光|J-CASTニュースほか多数
『アマビエ』という妖怪のイラストが、SNSに続々と投稿され『アマビエ祭り』になっているのだそうです。
もくじ
🧜♀️ アマビエってどんな妖怪?
江戸時代の後期‥1846年(江戸が終わる18年前)の4月中旬に、肥後国(熊本県)に出現。
承認欲求の強さと相まり、ももかっぱちゃんにしか見え‥
とある町の海岸に、毎晩・海中に光る物体が出現していた。
町の役人が『じゃあ調べに行ってみるか』と海岸へ行ってみると、
アマビエが現れていた。
アマビエのルックスは?
一見すると人魚に似ているが、
- 口はくちばし状
- 首から下は鱗に覆われ
- 三本足
アマビエはどうしたか?
アマビエは町役人に対し、
『(自分は)海中に住むアマビエである』と名乗る。
つづいてアマビエが告げた言葉は‥
‥と予言を告げ、🌊️海の中へ帰って行った。
その後、どうしたか?
この話は当時の『瓦版』で人々に伝わり、
アマビエの姿は瓦版に描かれて人々に伝えられた。
瓦(かわら)版とはなに?
普通の新聞とはちょっと違い、災害情報やゴシップ記事を扱った新聞なのだそうです
『アマビエ』という名の妖怪は1件しか遭遇例が無いが、『アマビコ』なら計9件の目撃例がある。➡ 肥後国4件・日向国「尼彦入道」1件・越後国2件・その他。
- 海中から出現する
- 豊作や疫病を予言する
- その姿を描いた絵で除災できると言う
- 3本以上の足で直立している
さらに詳細を知りたい方はWikiへ
いらすとやでアマビエが登場
あの有名な‥日本政府も御用達フリー素材屋『いらすとや』さんで、SNSでのアマビエ祭りをうけて3月5日にアマビエのイラストが登場しました❗(先ほどのももかっぱちゃんのイラストです)
アマビエのイラスト|いらすとや
解説➡疫病を予言すると言われる三本足の人魚のような妖怪、アマビエのイラストです。
🧜♀️ 本物の写し絵がこちら
それではここで、当時の瓦版に掲載されたアマビエのイラストをご覧ください。
アマビエを描いた当時の瓦版(京都大学附属図書館所蔵)
おそらく、実際に目撃した町役人の証言をもとに、瓦版の絵師が描いたものと思われます。
アマビエ|Wikipedia
🧜♀️ 町役人の証言に真実味が
さて『日本の人魚』で画像検索をかけると‥セクシー路線な絵を多数・見かけます(ミイラ画像もあるので画像検索はオススメしないよ😇)。
そこで私が思ったのが、
ワケのわからないムダにアツいルックス描写に、なんだか真実味を感じてしまうのですが、皆さんはどう思われますか?
もしも事前に町役人が『アマビコ』のことを知っていたとしたら、わざと『アマビエ』と言い間違えることはしないのではないでしょうか。
実際に人魚妖怪が『アマビコ』と名乗っていたのに、町役人は『アマビエ』と聞き間違えていたのだとしたら‥
『アマビコのウワサ話』を、町役人が聞き間違えたんじゃないか?説もあり得るのかな‥🤔
『ゆるゲゲ』ブームを予言してた⁉
私が初めてアマビエの存在を知ったのは、ゆるゲゲ(ゆる~いゲゲゲの鬼太郎 妖怪ドタバタ大戦争)でした。
鳥のような口を持つ人魚のような妖怪。予知能力を持ち、その力を人間のために使うことも。近い将来に来るマスコットブームに便乗するため かわいさ絶賛磨き中❗
🧜♀️ 心のよりどころに
SNSなどで、いろんな方のアマビエのイラストを拝見することができます😃
海中から現れ疫病や豊作の予言をするという妖怪「アマビエ」
疫病が流行った際にはアマビエが描かれた絵があると病を防げるんだとか…#アマビエ pic.twitter.com/jPoVdNbBJk— こなつ (@konatsu_tunacan) March 6, 2020
アマビエが感染症対策を呼び掛けているなんて、良いじゃないですか❗ 日本国、こちらをポストカード化して全戸配布して下さい😊
妖怪のチカラを借りてでも、
新型コロナの脅威・そして閉塞感を、みんなで乗り越えましょう😃
「アマビエ」です。水木しげるの原画を撮影しました。
江戸時代、熊本の海に現れ「疫病が流行ったら私の写し絵を早々に人々に見せよ」と言って海中に姿を消した妖怪、というより神に近い…もの。
現代の疫病が消えますように。 pic.twitter.com/0P7HfyRe8h— 水木プロダクション (@mizukipro) March 17, 2020
今回の記事は以上です😃
追記:アマビエって何かに似てるなァと思ったら、コジコジの次郎くんに似てません?
追記:ほかにも予言系妖怪
白澤 白沢(はくたく)|Wikipedia
神社姫|Wikipedia
件(くだん)|Wikipedia
これらのWikiを見ていると、バズった妖怪話に便乗した妖怪譚もあるようで‥。