【怪談となるか】石川県羽咋市海岸に謎の木像【漂着神信仰は女性が大変てオチ⁉】

2022-09-23

今回は『怪談好きなら知っておかなければならない』エピソードを記録しておきます。

謎の木像にさわると、災難が起きる

発端は2022年6月15日『発見』

話は、2022年6月30日の北陸新聞のニュース記事から始まります。

誰が?どこから?何のため? 羽咋・柴垣の長手島に謎の木像「第2のご神体かも」|北陸新聞

こちらによると、場所は石川県羽咋市柴垣海岸の『長手島』👇

6月15日。こちらの遊歩道に、古びた木像が放置されているのが発見されました(発見者は県漁協柴垣支所の運営委員長)

木像は縦40cm、横20cmほどの大きさ。
平らな板の上に置かれていたとのこと。

一見すると恵比寿像のような雰囲気なのですが、それにしてはどこか違和感がある。

この像はどこから来たのか?

『釣り人が海岸に流れ着いた木像を発見し、ココに置いたのでは?』と地元住民は推測していらっしゃるようですこの件については後述)

柴垣地区ではこの木像の処遇をめぐり意見が割れたようですが、

そうこうするうちに、
続報のニュース記事が登場します。

2022年9月14日…木像は『祟り神』?

触らぬ木像にたたりなし 不運続いて「不気味」発見時の状態で見守る|北陸新聞

👆タイトルで急にオカルト要素が出てきましたね

あれから3か月…何が起きたのか😧?

災難❶ 柴垣周辺で『しけ』が続き、名物の岩ガキが不漁になった
 ➡局所的な『しけ』だったのだろうか?

災難❷ 木像に触れた漁師2人ともに大けがを負った
➡木像に触れた方々の中で何人中の確率だったのだろう?

01)7/20に海岸でバイク運転中に転倒、右肩と鎖骨を負傷
02)8/2に階段(場所不明)で転んで頭を4針縫うけが

この短期間で、このレベルのケガが発生するのは…😶

確かに地元住民の方々が不安に思われるのも分かります。

謎の木像はどうなるのか?

8月30日に支所役員の面々で会合を開き、木像の処遇について協議をしました。

じつは木像が発見された『長手島』はもともと、漁師が海中で拾ったと伝わっている『七面大明神』『八大龍王』を祀るお堂があります。

漂着神信仰の文化なのですね…

…ということで、
この木像も同様に『お祀りしてはどうか?』という意見も出たそうですが『気持ち悪いから』と拒絶する漁師さんもいらっしゃったそうです。

さらに、拒絶する理由として
女性部員の『お堂清掃の負担が増える』とのこと。

支所➡ 柴垣町会に対応を一任(どうするのか決めて、と)

柴垣町会で翌9月に会合を開いた結果『町会だけで木像を管理するのは難しい』ということで、

木像はひとまず放置する、
ということになりました。

今回の奇譚について

今回の木像をめぐる奇譚について。

かっこんが一番、感銘(?)を受けたのが

漂着神信仰って、地元女性の負担になるんですね😭!!!!

神秘的だ…✨とか言っていた自分が恥ずかしい。見せつけられました、現実😂

すでにいろんな方が木像について考察されていらっしゃっていて、中国の像に似ている…という意見が興味深かった。右足を一歩引いているデザイン、たしかに。

👆現地で撮影された方もいらっしゃる

今回の件は『オカルト・怪談』というよりも、
民間伝承の誕生の瞬間を見たような思いですよね。

オカルト好きの感想としては『祟り神』としてお祀りすれば、

スゴい力を発揮してくれそうですが…

そう都合よくはいかないでしょうか😅?

『この木像をココに置いた』という話を聞いた方、探していらっしゃるようなので連絡してみてください。

今回は以上です。

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