【家づくりNo.9】上棟当日に必要なもの・こと~後編【全体の流れは?心付けは不要でも‥】

2016-11-30

【家づくり】上棟当日に必要なもの・こと~前編…では、準備するもの・心の構え方についてふれています。
今回は、当日のながれを詳しくエピソード付きでご紹介いたします。(※工務店により、かなり違いがあると思います)

施主挨拶はどんなかんじ?

朝の挨拶をする

➀ 現場監督の仕切りで、まずは現場監督から簡単に挨拶。

➁ 続いて施主の挨拶。

施主の挨拶はシンプルで良いと思います。
忙しい中、集まってくれたことへの感謝、安全を優先でお願いしたいこと、本日はよろしくお願いします!…くらいで。

➂ つづいて、棟梁のあいさつ。

➃ その後『基礎の四隅』に棟梁が日本酒をまき、施主が塩でお清めしてまわりました。
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…以上で終了。

『段取りが悪ィな』、と棟梁が現場監督にイヤミを言っていました。棟梁はかなりの手練れのようです(゚Д゚;)ヒィー

終了の挨拶

陽も暮れかかっている、終了予定時間(17時直前)に現場に行きますと…、

まだ作業は終了しておらず、3階にあたるロフト部分の天井を急ピッチで貼っている最中でした。これはあと20分はかかるのでは…!

施主は、作業が終わっていなくても、現場で作業を見守り・待ち続けることが大事なようでした。寒風吹きすさぶ中、震えながら夕闇の中・乳児と待ちました(T▽T;)

➀ 作業が完了したら、現場監督の仕切りで簡単な挨拶。

➁ そして施主からお礼のあいさつ。冬の場合は寒いので、手短なほうが良いと思います(笑)

集合してくれた感謝、お陰様で上棟を終えた感謝、皆さまもお怪我の無いように今後ご活躍を‥的な内容で。

➂ 心づけを用意している場合は、ささやかですがお受け取り下さいという言葉で挨拶を終えました。

心づけについて

上棟作業の終了時、現場には『瓦屋さん』が3人いらっしゃいました。

予定外の人数になり『3人分の心づけ用意してない!』と焦りまして、現場監督に伺ったところ『彼らは必要ないです』とのこと。実際にすぐに帰られました。

心づけ金額は?
いろんな施主ブログ様の金額を参考にして、
棟梁1万円+日本酒、現場監督&担当営業5千円、ほか大工さん3千円という価格に。
お昼等もあわせてしめて5万円ほどかかりました。

5歳の息子から『ありがとう』という言葉とともに、大工さんへ心づけを渡してもらいました。息子は自分の手で御祝儀をあげて、気分が良かったようです。

どう用意したか?

  1. 100均SHOPで、のし袋と筆ペンを購入。
  2. 銀行で新札を入手。
  3. 表書きは『御祝儀 葛根太郎』、ウラには金額を筆ペンで記入。

現場で『誰がどの袋なのか?』分かるように、のし袋には『棟梁』と『担当営業&現場監督』だけでも、片隅に名前を記入しておいて重宝しました。

心づけを渡すことになった経緯

前回の記事で『心づけ不要』と言われたのに、なぜ渡しているのか?
‥こんなことがありましたよ。聞いてやってください。

担当営業:『心づけは一切必要ありませんので、ご用意なさらないでください』
かっこん家:『ハイ★』

…というわけで、当初は一切まったく心づけを考えておりませんでした。(当日、担当営業は朝のみの出席でした)

上棟前日の午前中には足場が組まれまして。
上棟当日には、朝6時に人が集まりだしました。

集合時間7:45。
早めに現場に駆け付けまして…軽く皆様に挨拶した後に、棟梁中心となり大工さん達と雑談が始まっています。

棟梁:『この前、お客さんに白子をご馳走してもらっちゃってさ〜、足パンパンになっちゃったよ(笑)』

さらに、カメラを構えていた私に、

棟梁:『カメラをずっと構えてくれてれば、みんなタバコ休憩しないで頑張りますよ❗️(みんなのモチベーション上げてね!)』
かっこん:(こ・これって…😅😅

その後、朝の挨拶を終えて自宅アパートに帰宅したかっこん。

かっこん:すぐに心づけの用意をするよ!(T▽T)

主人はポカーーーーン( ゚д゚)

主人:え?だって用意しなくてイイって言われたじゃん?

さきほどの会話を聞いておらず、空気も読まない主人。

心づけをお渡しする・しないで夫婦でモメる一幕がありました。
…が、全てのやり取りを見ていた実母が、

実母:『…この流れはお渡しすべきでしょう…』

というわけで、現場監督に『心づけをお渡ししたいが、現場監督からお願いできますか?』

と伝えると、現場監督の表情がパッとして

監督:『ぜひお施主様からお渡しください!』

終了の挨拶後に、施主からお渡ししてほしいと。

さらにすごい言葉が…

監督:『大工の皆さんに、前もって心づけがあることを伝えておきますね★
かっこん:ギャフン

心づけを渡すという言葉は、とんでもない破壊力があるようです。
現場監督のSさん、言葉が正直すぎてカワイイです‥(T▽T*)

最後に感想

なんだかんだありましたが、棟梁は1人残り、20時まで作業をされていました。
それが分かっていたら、17時の段階で差し入れしたのにな‥と思いました。

心づけに関して思ったことですが、

担当営業から心づけ不要と言われて、少しでも『それで良いのかしら?』とギモンに思ったらもう、用意してしまって良いと思います。

全然・気にならないという方は、用意しなくてOKですよ!…私のように紙メンタルな人間は、気になっちゃってダメでした(T▽T;)

心づけを渡さなかった弟宅は、その後、当然・棟梁はしっかり仕事をされていたようですし、とても立派な家ができました。

渡す・渡さないで、当然・家の良し悪しは変わりはないと思います。棟梁は、与えられた仕事にプライドを持って取り組むはず!

ただ、かっこんのように『建築中の現場』をちょくちょく見学にお邪魔したいのならば、お渡ししておくと‥良いと思います。

ネットでは極論が飛び交っていると思いますが、お友達・同僚など周囲の意見を聞いてみてください。地域の独特な風習も、大事な要素ですよね。名古屋エリアもだいぶ簡素化されたと聞きました。

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悩んでいらっしゃった方、スッキリされたでしょうか?

お互いに家づくりを楽しみ、頑張りましょう。こだわるほどに大変ですけどね‥。
今回は以上です。

前半の記事~上棟で準備するもの・心の構え方についてふれています。

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