【家づくり】上棟当日に必要なもの・こと~前編…では、準備するもの・心の構え方についてふれています。
今回は、当日のながれを詳しくエピソード付きでご紹介いたします。(※工務店により、かなり違いがあると思います)
施主挨拶はどんなかんじ?
朝の挨拶をする
➀ 現場監督の仕切りで、まずは現場監督から簡単に挨拶。
➁ 続いて施主の挨拶。
施主の挨拶はシンプルで良いと思います。
忙しい中、集まってくれたことへの感謝、安全を優先でお願いしたいこと、本日はよろしくお願いします!…くらいで。
➂ つづいて、棟梁のあいさつ。
➃ その後『基礎の四隅』に棟梁が日本酒をまき、施主が塩でお清めしてまわりました。
…以上で終了。
※『段取りが悪ィな』、と棟梁が現場監督にイヤミを言っていました。棟梁はかなりの手練れのようです(゚Д゚;)ヒィー
終了の挨拶
陽も暮れかかっている、終了予定時間(17時直前)に現場に行きますと…、
まだ作業は終了しておらず、3階にあたるロフト部分の天井を急ピッチで貼っている最中でした。これはあと20分はかかるのでは…!
施主は、作業が終わっていなくても、現場で作業を見守り・待ち続けることが大事なようでした。寒風吹きすさぶ中、震えながら夕闇の中・乳児と待ちました(T▽T;)
➀ 作業が完了したら、現場監督の仕切りで簡単な挨拶。
➁ そして施主からお礼のあいさつ。冬の場合は寒いので、手短なほうが良いと思います(笑)
集合してくれた感謝、お陰様で上棟を終えた感謝、皆さまもお怪我の無いように今後ご活躍を‥的な内容で。
➂ 心づけを用意している場合は、ささやかですがお受け取り下さいという言葉で挨拶を終えました。
心づけについて
上棟作業の終了時、現場には『瓦屋さん』が3人いらっしゃいました。
予定外の人数になり『3人分の心づけ用意してない!』と焦りまして、現場監督に伺ったところ『彼らは必要ないです』とのこと。実際にすぐに帰られました。
心づけ金額は?
いろんな施主ブログ様の金額を参考にして、
棟梁1万円+日本酒、現場監督&担当営業5千円、ほか大工さん3千円という価格に。
お昼等もあわせてしめて5万円ほどかかりました。
5歳の息子から『ありがとう』という言葉とともに、大工さんへ心づけを渡してもらいました。息子は自分の手で御祝儀をあげて、気分が良かったようです。
どう用意したか?
- 100均SHOPで、のし袋と筆ペンを購入。
- 銀行で新札を入手。
- 表書きは『御祝儀 葛根太郎』、ウラには金額を筆ペンで記入。
現場で『誰がどの袋なのか?』分かるように、のし袋には『棟梁』と『担当営業&現場監督』だけでも、片隅に名前を記入しておいて重宝しました。
心づけを渡すことになった経緯
前回の記事で『心づけ不要』と言われたのに、なぜ渡しているのか?
‥こんなことがありましたよ。聞いてやってください。
…というわけで、当初は一切まったく心づけを考えておりませんでした。(当日、担当営業は朝のみの出席でした)
上棟前日の午前中には足場が組まれまして。
上棟当日には、朝6時に人が集まりだしました。
集合時間7:45。
早めに現場に駆け付けまして…軽く皆様に挨拶した後に、棟梁中心となり大工さん達と雑談が始まっています。
さらに、カメラを構えていた私に、
その後、朝の挨拶を終えて自宅アパートに帰宅したかっこん。
主人はポカーーーーン( ゚д゚)
さきほどの会話を聞いておらず、空気も読まない主人。
心づけをお渡しする・しないで夫婦でモメる一幕がありました。
…が、全てのやり取りを見ていた実母が、
というわけで、現場監督に『心づけをお渡ししたいが、現場監督からお願いできますか?』
と伝えると、現場監督の表情がパッとして
終了の挨拶後に、施主からお渡ししてほしいと。
さらにすごい言葉が…
心づけを渡すという言葉は、とんでもない破壊力があるようです。
現場監督のSさん、言葉が正直すぎてカワイイです‥(T▽T*)
最後に感想
なんだかんだありましたが、棟梁は1人残り、20時まで作業をされていました。
それが分かっていたら、17時の段階で差し入れしたのにな‥と思いました。
心づけに関して思ったことですが、
担当営業から心づけ不要と言われて、少しでも『それで良いのかしら?』とギモンに思ったらもう、用意してしまって良いと思います。
全然・気にならないという方は、用意しなくてOKですよ!…私のように紙メンタルな人間は、気になっちゃってダメでした(T▽T;)
心づけを渡さなかった弟宅は、その後、当然・棟梁はしっかり仕事をされていたようですし、とても立派な家ができました。
渡す・渡さないで、当然・家の良し悪しは変わりはないと思います。棟梁は、与えられた仕事にプライドを持って取り組むはず!
ただ、かっこんのように『建築中の現場』をちょくちょく見学にお邪魔したいのならば、お渡ししておくと‥良いと思います。
ネットでは極論が飛び交っていると思いますが、お友達・同僚など周囲の意見を聞いてみてください。地域の独特な風習も、大事な要素ですよね。名古屋エリアもだいぶ簡素化されたと聞きました。
悩んでいらっしゃった方、スッキリされたでしょうか?
お互いに家づくりを楽しみ、頑張りましょう。こだわるほどに大変ですけどね‥。
今回は以上です。
前半の記事~上棟で準備するもの・心の構え方についてふれています。
地鎮祭の実際の様子はこちら~【家づくり・地鎮祭】ラフな格好で良いって言ったよね定期