11月15日に厚労省が『インフルエンザの流行シーズンに入った』と発表したそうです。‥なんだか早いと思いませんか?😅
💉 厚労省の発表を見てみる
厚労省のサイト‥インフルエンザに関する報道発表資料を見てみると、ずらずら~っと『インフルエンザの感染者数』が発表されておりまして‥、
✅ ここ最近の流行シーズン入りの日付を見てみると、
2019年➡ 11月 15日
2018年➡ 12月 14日
2017年➡ 12月 1日
2016年➡ 11月 25日
2015年➡ -月 -日
2014年➡ -月 -日
2013年➡ 12月 27日
2012年➡ 12月 21日
2011年➡ 12月 16日
⚠ 過去2番目の早さなのだそうです。
💉 11月中旬の気温はどうだった?
インフルエンザが流行する時期というのは、
『吐く息』が白く見えて、『吸う空気』が冷たくて・ノドがヒリつくようになってから‥というイメージが私にはあります。
ところが、
今年の11月中旬なんて、ま~ったく寒くありませんでしたよね。なんなら暑い日もあった気がします。
ちなみに東京都の2019年11月の気温は‥
平均最高気温➡ 19.1℃
平均最低気温➡ 10.0℃
こんなに暖かいのに『インフルエンザが流行を開始した』と言われてもピンときません。
なぜこんなに早く流行しだしたのでしょうか?
💉 その理由は?
2019年11月22日(金)のFNNニュースによると、
インフルエンザ流行入り “過去2番目の早さ”はラグビーW杯が関係?|FNN
実は、9月下旬から始まったラグビーワールドカップの意外な特徴が関係しているという見方がある。
今回のワールドカップでは、日本が対戦した南アフリカや、ニュージーランドなど南半球からの参加国が多く、たくさんのファンが訪れた。
NPO法人医療ガバナンス研究所の上昌広理事長によると、こうした南半球の国では、ちょうど冬の終わりで、すでにインフルエンザが流行していた可能性があり、日本での感染拡大を早めた可能性があるという。
FNN PRIME
日本も、2月・3月といった冬の終わりに、インフルエンザが超絶・猛威を振るいますよね。
日本の2月・3月の人が、どこかほかの国へ出かけてインフルエンザを広めてしまう‥と‥、そういうイメージですね。
💉 流行期が長引くとどうなる?
ところが、そうはいかないんですって。
ここ最近のインフルエンザの流行りかたを見ていて、皆さんお気付きではないでしょうか?
流行の前半期(年内~1月とか)で、例えば『A型』が流行ったら‥
流行の後半期(2月~3月とか)で『B型』が流行る‥というように、
後発で、違う型が流行としてクルんだそうです。
💉 どうすれば良いのか?
では、どう対策すれば良いのか?
かっこんが予想させて頂くと…
➡ インフルエンザ予防接種を『冬シーズンに2回する』のがスタンダードになる。
‥というのも・11月に予防接種を受けると、3月には予防効果がキレちゃうらしいのです。➡︎3月あたりにインフルが猛威をふるうのは、この原因もあるそうなんですよ。
しかし、1シーズンに2回も予防接種をするのは
- お金がかかる
- 手間がかかる
ちなみに。
インフルエンザ予防接種を‥注射ではなく、鼻から吸引する『経鼻インフルエンザワクチン』というのが登場しているそうです。
メリット➡ 痛くない。注射よりも効果が長持ち
デメリット➡ 年齢制限あり2歳児~49歳。1回8,000円ほど。
(経鼻インフルエンザ生ワクチン|ユアクリニック様より)
💉 真夏にインフルエンザの謎
最後に余談となりますが‥今年の真夏。
『夏なのにインフルエンザにかかっている人が居る』‥というニュースを見たのですが‥そのとき、
私の読みは浅かった‥
‥ということで、今回は以上です。