バイオハザード8のモヤモヤを、全力で回収していきたい考察記事。今回はミランダや組織の背景事情編。
【バイオ8 考察記事】は 一連のあらすじを理解していないと、楽しめない内容になっております。
読者さまが最後までクリアしていることを前提で、ネタバレ考察いたします。どうかご注意ください。
こんな方にオススメ
・ミランダって何だったの?
・エヴリンと エヴァの違いは何?
・ミランダと アンブレラとの繋がりって?
・BSAAとかコネクションとか何なの?
バイオ8の考察は 全3記事
考察❶ 主要人物 編
考察❷ 四貴族の背景 編
考察❸ ミランダ・組織の背景 編
※かっこん、イーサン(むしろジャック)が大好きというだけで他のバイオはおろそかです。過去作について深く言及していないユルさをお許しください🙏
もくじ
👤 マザー・ミランダ CV. 木下紗華
・ラストネームは不明。
・100年前に、娘エヴァをスペイン風邪で失っている。
・菌根との出会いにより、不老不死となった。年齢は100歳以上ということになる。
・自分の娘である『エヴァ』を復活させる『器(依り代)』として、ローズを利用しようとした。
・『エヴリンのE型特異菌を 継承するローズ』と『この地に元々ある菌根』を掛け合わせることで、最強エヴァを誕生させようとしていた。
・よく見ると彼女の首飾りは、菌根(胎児のような)のモチーフである。
・クリスいわく『生体兵器』だが、実際にどこまでの能力があるのか?は不明。ドミトレスクとの通信手段は電話。
・現在は魔女のようなコスチュームを着用しているが、コネクションと通じて実験をしていた際には、白衣を着用していた。
【47📌ミランダの手記|ミランダの研究室】
私のエヴァ・・・
100年前、母さんは「スペイン風邪」からあなたを救えなかった。
あの時、母さんは何の力もない ただの女だった。
でもやっと・・・「菌根」に囚われたあなたを この世に蘇らせることができる。
生命力を試すために
ローズを菌根の制御器たる「聖杯」で復元し・・・そして菌根と融合させる。
悲願の「儀式」が、ついに実現するのよ!
あなたを喪ったあと・・・
死に場所を探して迷い込んだ洞窟で「菌根」を見つけたのは、偶然だった。
流れ出る「黒いもの」に触れると、頭に膨大な「情報」が流れ込んできたわ。
それは、これまで菌根が分解・吸収してきた死者たちの、意識の残滓。
わたしは思った。
菌の中にあなたの意識が保存されているなら
再び復元することだって、できるはず。
そう・・・菌根に適合する「器」さえあれば。
村に戻ると、村人どもに菌を植え付けて
母さんを崇拝するよう、意識操作した。
そのほうが人体実験を行うのに都合が良いから。
「器」を作るため、何百人も実験に使ったわ。
効率化のために、線虫から「カドゥ」という感染を媒介する寄生体も作ったけど・・・
研究はうまくいかなかった。
稀にオルチーナみたいな半適合例もあったけど
ほとんどは、理性のないライカンに成り果てた。
研究協力したいという組織に(※H.C.F.とコネクション)
菌と、あなたの胚を提供したこともある。
結果は出来損ないの「エヴリン」だったけど。
でも奴らから ローズの情報を知ったのは収穫。
求めていた「器」だと確信したわ。
妨害もあったけど、ローズの「検証」は済んだ。
いよいよ、研究が完成するのよ。
エヴァ・・・母さんはお前が待ち遠しい。
・エヴリンは、『(100年前に死去した)エヴァの胚から作られた』‥とあるが、どうやって胚を入手したのか? 菌根からできたのだろうか。
・アンブレラ創設者のスペンサー(後述)が、ミランダを『師』と尊敬した程の知識があったことから‥ミランダは元々、医者だったのか‥何かしらの医学の知識はあったのではないか。
💡 村人の洗脳
・ミランダは 村人を支配しやすいように菌によって洗脳し、カルト教祖として君臨していた。
・村人の家には肖像画がある。普段は 村人に対して神様を演じているのでコスプレしている。
・村人の洗脳が解けないよう、村の存在がバレないよう、村を外界と断絶させていた。
・そのため、村は 時代に取り残されたような態だった。
💡 イーサン&ローズと生活
・ミランダは1週間近く(ソースを忘れましたが)、ミアの姿でイーサン&ローズと生活していた。
・そのことがクリスにバレて、クリスの部隊に狙撃されたミランダ。‥イーサンが連行される時に、カメラを動かして(本編の画面外)倒れているミアを見てみると、ミア(ミランダ)が意識を取り戻し、目をパチパチさせて 蘇生した表現を確認することができる。凝っているなぁ。
💡 エヴリンに似ている
・エヴリン(バイオ7) と同様に「家族」という形式にこだわるのは、ミランダの血(気質)なのか?
👤 エヴリン CV. 諸星すみれ
・【バイオ7】ベイカー邸事件『菌』の発生源(感染源)。
・E型特異菌被験者第1号
・生物兵器、B.O.W.。
・HCFの指揮により、犯罪組織『コネクション』とミランダの実験で 作られた。エヴリンは『胎児の時点』で特異菌を組みこまれ‥実験されていたとのこと。
💡ミランダとエヴリンの関係は?
Q. エヴリンは ミランダの実の娘とは言えるのか否か?
『エヴァの記憶が入った菌根』から生成した『胚』から、エヴリンが作られた‥という意味では、ミランダの実子と言えるのか? ややこしい😂
・ミランダ的には、悲願であった『エヴァが復活する』と 実験当時はウキウキだったハズ。
だが、結果を『できそこない』と評しているので、エヴリンには不満だったようだ。➡ エヴリンが10歳ちかくになるまでの成長過程を知っており、不要であると手放した‥と言える?
・(バイオ7で)エヴリンはイーサンに感染し、生き続けていたようす。ミランダに心臓を奪われ、瀕死状態のイーサンの意識に語りかけて怒涛のネタバレをして楽しんだ。
👤 オズウェル・E・スペンサー
・名門貴族出身、生物学者。冷酷非道。既に死去している。
・アンブレラの創設者として、T-ウイルスなど生物・生体兵器を誕生させた。
【📌スペンサーの手紙|ミランダの研究室】我が師 ミランダ
このような形での再開となる非礼(※後程わかる)を
深く謝罪させて頂きます。
本来なら再び村を訪ね、直接ご報告すべきところ
雑事に忙殺され それもままなりません。
・・・あるいは、悠久の時を生きる貴女のことです。
雪道で死にかけていた医学生のことなど
もはや覚えていないかもしれませんね。
15年前、村で過ごした日々は
私の人生で最も啓示に満ちた時間でした。
貴女の研究成果には圧倒されるばかりで
「生物を感染によって変異させる」という
私の理想を体現する手段と確信しました。
二度の世界大戦を経てもなお・・・
次の最終戦争を迎えようとする人類を見るに
今もこの考えは少しも変わりません。
ただ私は・・・貴女と毎夜語らうなかで
貴女との決定的な違いに気づきました。
貴女の目的は、ひとりの死者の復活。
私が目指すものは、人類全ての進化。
つまり・・・貴女の研究する「菌類」では
私が求める「爆発的感染力」は実現できない。
やはり専攻の「ウィルス」こそ手段に相応しい。
それが、私が貴女のもとを去った理由です。
別れを告げなかったことを後悔しております。
(元々 村に存在していた紋章を 四貴族に与えた様子)
思い出話はこれくらいに。
便りを差し上げたのは、あるご報告のためです。
私は・・・「進化の鍵」を見つけました。
アフリカの奥地に眠る「始祖」たるウィルスを。
研究基盤となる企業も友人たちと興す予定です。
会社の名前は「アンブレラ」・・・
貴女と語らった、あの洞窟の紋章が由来です。
いよいよ我が理想の実現が迫りました。
貴女に成果をお見せできる日が待ち遠しい。
全てはミランダ、貴女の教えがあってこそ。
終生の師に敬慕を込めて
オズウェル・E・スペンサー
・【📌エルネストの日記|製材所】に『そういえば昔、この村に滞在した男がいたが』と記載されており、村人の記憶にも残されている。
👥 各組織
今回、名前が登場する組織について。
BSAA|対バイオテロ特殊部隊
・Bioterrorism Security Assassiment Allianceの略称
・詳細はWikipediaを参照(逃げた)
・今回、BSAAが『村』に派遣したのは 兵士ではなく『B.O.W.(※)』だったとラストで判明する。その意図は現時点で不明。
・なぜ、BSAAが終盤で介入してきたのか? ➡ クリスの通信で『ミランダ』の名前が傍受されていたらしく、内緒にしていたクリスの行動がバレてしまったようだ。その詳細はクリスの項目参照
※ B.O.W.とは?
「有機生命体兵器」Bio Organic Weaponの略。
敵(アンブレラ関連)が製造する生体兵器をさす。
意図的に作られたものではないクリーチャーはB.O.W.とは言わないそうだ。
新生アンブレラ(青アンブレラ)
・2007年に旧アンブレラの退職者たちが中心となり、対バイオテロ専門の民間軍事会社として創設
・Wikipediaの言葉によると『『7』で新たな生物兵器開発計画を察知した新生アンブレラはBSAAからクリス・レッドフィールドを指揮官として招聘しており、『7』終盤では彼率いる部隊が新生アンブレラのヘリコプターに搭乗し、イーサン・ウィンターズの救出に現れている』
・クリスはBSAAから離れて、完全に新生アンブレラとして活動しているということか。BSAAとクリスの関係は、クリスの項目参照
H.C.F
・アンブレラのライバルである製薬会社。
ルーカス・ベイカーと繋がり、エヴリンのデータを得ていた。
国際的犯罪組織 コネクション
・イーサンの妻ミアが イーサンに内緒で所属していた犯罪組織。ミランダと組んで、コネクションのミュンヘン研究所で エヴリンを誕生させた。
・創設者はブランドン・ベイリー。スペンサーの弟子。現在の生死は不明。ベイリーはスペンサーと思想の違いから離反した。
・アンブレラ・アフリカ研究所の所長時代の人脈を駆使し、独自犯罪ネットワークを作り上げた。
ゾイ・ベイカー|The Baker Incident Report
💡『The Baker Incident Report』で、ゾイ(バイオ7:ジャックの娘)により サブストーリーが明かされる。
ゾイのリポートで判明するのは以下
・ベイカー邸事件直後のBSAAによるイーサン夫妻の(個別)事情聴取の内容
・犯罪組織コネクションについて
・クリスがBSAAに怒られていること
・ミアから手紙を受け取ったこと
ゾイは ベイカー邸事件が隠蔽されたと知り、
『事件の裏には「何か大きな力」が働いている』と独自調査を始める。
【💡 ゾイの調査結果は以下】(ベイカー邸事件の)真相を隠蔽したのはBSAAしかいない。
エヴリンを製造したのは、国際的犯罪組織「コネクション」のミュンヘン研究所である。
BSAAはエヴリンを破壊すべく派兵したが、これに失敗。
エヴリンの逃亡を許してしまう。
その後エヴリンは、監視役のミア・ウィンターズとともに船でアメリカに向けて移送された。
われわれBSAAのミスで民間人の感染に繋がったことは否定できない。
この件が報道されれば、BSAAへの責任追及は避けられないと思われる。ということで、BSAAとしては事件を隠蔽する。
BSAAの調査によると、
「コネクション」の創設者はブランドン・ベイリー
スペンサーの片腕として敏腕を振るった人物である。現在の生死は不明。
ベイリーはスペンサーと思想の違いから離反。
アンブレラ・アフリカ研究所の所長時代の人脈を駆使し、独自犯罪ネットワークを作り上げたと思われる。
組織の目的は不明。
ゾイは調査の他、ウィンターズ夫妻のベイカー邸事件直後の事情聴取メモを入手した。
そこで、イーサンとミアが東ヨーロッパのどこかで暮らしていると知り、喜ぶ。
‥が、BSAAのガードが固く『ゾイの協力者たち』の手を借りても、イーサンたちの所在を知ることはできなかった。
そして、何も得られないまま、2年が過ぎた。
ゾイはニューオーリンズの小さな新聞社で、見習い記者として働いている。
ある日、彼女のアパートに一通の手紙が。
差出人の名は、ミア・ウィンターズ。
手紙の内容は、BSAAが手紙やメールを許可してくれなくて今まで出せなかった。
『この手紙は、職員の人に直接届けてもらったから安心して(ミアはゾイの住所を知らないということ)
ヤツら(コネクション)に居場所がバレることはないわ。ずっとゾイにお礼を言いたかった、本当にありがとう』
『詳しい場所は言えないけど、私たちは元気よ。「こっち」の生活にも、ようやく慣れてきた感じ。
BSAAが用意してくれた家もすっごい大きくて…なんだか得しちゃった。(性格でてるな‥かっこん的にミアは みさえのイメージです)
・・・ああ、そうだった❗
手紙を書こうと思ったのは、お礼のほかにもうひとつ理由があって…』
ここで、ローズ&ミアの写真が出現する。
テーブルの上には、誕生日ケーキが半分。
そこには『Happy 1/2 Birthday』の文字が。
2月2日の写真ですね
『名前は「ローズマリー」。素敵でしょ?』
『いつか、あなたを招待できる日が来ると思う。
イーサンも会いたがってるわ。
郷土料理だって、いくつか覚えたのよ。
きっと気に入るから。
それじゃあ、また。
返事は書かなくていいわ。』
『・・・くれぐれも気を付けて。
ミア・ウィンターズ』
ゾイは、郵便受けに もう一通の封筒があることに気付いた。
BSAAのロゴ入りの封筒には、1枚の書類が。
そこには、BSAA欧州本部が クリスの勝手な行動を責める『クリス・レッドフィールドへの警告書』が書かれていた。詳細な内容はクリスの項目を参照。
『クリスの警告書』のウラには、
手書きで短く言葉が書かれていた。
「事件は まだ 終わっていない」
ゾイは、以上のデータを公開するつもりはないという。
ゾイは、彼女なりに 今後も調査を続けていくという(これまでに妨害や嫌がらせがあったそうな)。
ゾイの夢は、ウィンターズ夫妻に
直接 あの日のお礼を伝えること。
「わたしはゾイ・ベイカー。あの惨劇の生き残りだ」
💡 さて、ここで疑問なのは
ゾイに『クリスの警告書』を送った人物は誰なのか?
この人物の目的は何なんだろう? クリスの敵なのか・味方なのか‥
‥というわけで、全3話で考察記事を更新させていただきました。
憶測で記している部分もあります、正確な情報ではないかもしれないことをご了承ください🙏
気付いたことなどありましたら 更新いたします。