上棟後10week
ついに上棟後の週数も2ケタ‥10週に入りました。
当初は『受験のようだ』と思っていた家づくり、もはやお産のような気分になってます。元気に産まれて頂戴。
かっこん、前回の営業との交渉で精神的に参ったらしく、久々に風邪を引き込んでしまいました。
現場に行く回数が減り、残念な思いをしてます💦 皆様もこの時期、お体にお気を付けください。
今回のメインは『クロス施工』です。
木完チェックの翌日、クロス屋さんにより石膏ボードの『パテ埋め』がされているハズ‥
おお、パテ埋めされてますね❗️
ビスの穴、石膏ボードのつなぎ目にパテが埋められています。
天井もすべて❗️❗️
1日(夕方)で、家じゅうのパテ埋めの作業を終えられたようです。
前日の木完チェックの際に気になった『スキマ』。
しっかりとパテが埋められて、フラットになっています。
パテ部分をさわってみると、サラサラとして凸凹を感じない状態でした。
この時点で、ダウンライトの穴がハッキリと開けられていました。
これで照明位置の最終確定となるので、余裕のある方は照明位置の最終確認することをオススメします。(‥といいますのも、痛い目にあいまして‥詳細はページ最下部で)
クロスの貼り付け手順
天井クロス施工を見学できましたので、順を追ってご紹介いたしますよ。
ノリ付きクロスのラップをベロベロ~~~っとはがし、ノリ面を露出させます。
(ノリ面がオモテ面にくっつかないように注意さえすれば、無造作に扱ってもかまわないようでした)
➀手早くベラベラ~~っとクロスを広げつつ、接着面を確認します。
➁接着させたい壁面に、慎重に貼り合わせます。
『クロス端の保護テープ緑色の部分』をジョイント部分として、隣の面に重ねて貼るようです。
➂二人いっきに呼吸をあわせて、バシッとクロスを壁面に貼りつけます。
➃中心から隅方向にむかい、クレーパーのような道具で空気を抜いていきます。
➄ここまではかなり手早い作業でしたが、隅っこだけはかなり慎重・丁寧に始末をされていました。
➅ジョイント部分をカッターで切り落としていきます。
緑色の保護テープが貼ってあるので、ジョイント部分のノリは、この時点では付いていないのですね。
➆ジョイント部分の仕上げをします。コロコロなローラーを使い、完全接着して終了。この作業も丁寧に行ってました。
クロス屋さん2人同時に息が合って(踊っているかのようでした)、手際が良い作業に見惚れておりますと、
アシスタントに入っているイケメンさんに釘をさされ、怯むかっこん。
いや、邪魔でもコレだけは聞かせてください❗️
‥というわけで、
クロスについて質問コーナー
いろいろとクロスについて質問があります❗️
クロス屋さんにぶつけてみましたよ♥
分厚いクロスが貼りやすい?
とあるお施主さんブログで見かけた内容『分厚いクロスほど貼りやすい=綺麗に施工してもらえる』というもの。
『薄いクロスは施工しづらい=シワになりやすい』ので避けたほうが良いと、その方はクロス屋さんから言われたそうです。
クロス屋さん2人、顔を見合わせて失笑。
『聞いたことないです』と。
『分厚い・薄い=貼りやすさ』につながるワケじゃないようです。
オススメしないクロスは?
汚れが落とせないクロスはやめたほうが良い、と強くおっしゃってました。
どんなクロスかと言いますと『織物系』のクロスだそうです(かっこん大好き!5,000円/㎡とかの高級品です)。
織物系のクロスは、汚れがついた際に拭いても落とせないのだそうです。ひっかき傷には強いそうですよ。
さらに、オススメしないクロスとして衝撃の事実が❗️
横に線が入る凸凹素材のクロスを、『横柄(よこがら)』と呼ぶようです。
で、クロスの幅は約90cmなのですが、
90cmの間隔で横線がプツっと切れて、始まって、90cmでプツっと切れて、始まって…という繰り返しになるわけですね。
かっこん思わすヒザをついて、頭を抱えてしまいました。
あははは‥
気にしない、
目で追うんじゃないぞ私‥!!!!
▲こういうのを選ぶとブナンということです。いやー、ブナンって大事なんですね♥
クロスはどうやって剥がす?
わたくし・もう、リフォームの心配してます(笑)
壁紙を張り替えたくなったら、端からビャーーーーッとクロスを剥がせると思いますよね?‥ところが!
っ(◎_◎;)!?
そんなんじゃクロスの貼り換えって、大変じゃないですか!
クロス屋さん、2人とも声をあげて笑いました。
あ・施主が心配することじゃないのか‥(☜ココまで話して、ようやく気付いた)
ペンキ下地用のクロスについて➀
今回、我が家はカラーワークスさんの『ペンキ下地用のクロス』を採用いたしました。
サンゲツの『ラウファーザー』というドイツ製のクロス。
じつは、かっこんも既にサンゲツさんにサンプル請求して、見ておりました。
カラーワークスさんと同等のもので、どちらも㎡単価が2,000円ほどの『お高いクロス』なのだそうです。
クロス屋さんいわく、ペンキ下地用のクロスは『施工が面倒』なのだとか。
カラーワークスさんとやり取り出来て嬉しい、とおっしゃってくださいました。
勉強熱心なのですね、ありがとうございます。
ペンキ下地用のクロスについて➁
さらに。
ペンキ下地用クロスは、クロスというより『紙』なのだそうです。
たしかに、質感は普通の厚紙です。
ペンキを塗ることで『ジョイント部分がカバーされる、汚れが付きづらくなる』‥そうなので、早めにペンキ施工をする必要があります。ペンキを塗らないとただの厚紙だから(T▽T)
カラーワークスさんは『10年使える』というキャッチコピーなのですが、
あくまでも、ペンキ下地クロスは『紙』なので、壁と一体化するという概念のようです。
新しいクロスを貼る場合には、その上から重ねて貼ることになるそうです。初耳でした!!!
だそうです。
泣く子も黙る『施主施工』、頑張ります‥。
今週のW棟梁
一方でようやく、和具が現場に納品されました。
次の現場、A邸とのかけもち状態のW棟梁。
4日間限定で、和室製作に取り組んでくださっています。
普段の冗談も引っ込んで、ピリピリしてます。
もっと余裕のある状態で『長押』を削らせてあげたかった‥
‥なんと、今・この記事を書いている時間が、23時すぎなのですが‥W棟梁は和室製作中です。
今日は終わるまでヤル、だそうです。
棟梁ぉぉ‥(´;ω;`)❗️
見かねて、超珍しく主人が『コンビニで何か買って差し入れしてくる』と飛び出して行きました。
かっこんの老婆心コーナー♥
思わぬところに開いている落とし穴。
俺の屍を超えていってください。
現場の各部屋には『仕様書』が貼り出されています。
これは施主自らが
- 照明の位置(とくにブラケット)
- タイル類の施工範囲
- 施主支給品の設置位置
‥などを、具体的に数字で指示しています。
試行錯誤の末に何回かデータを上書きをしていると、営業サイドで『古いデータと新しいデータが混在』することになります。
コレが曲者です。
我が家は、『脱衣所』と『階段』で古いデータをプリントアウトした『仕様書』が貼りだされてしまいました。
結果として、間違った場所にブラケット(電気)の穴を開けられまして‥ギリギリで修正できましたが、冷や汗をかきましたよ。
『仕様書』に分かりやすく『最終更新日』を記入することをオススメいたします。
そして施主自らが『仕様書』を見ながら現場をウロつき、貼りだされている仕様書の『最終更新日が正しいか?』照らしあわせること。最新の情報で施行されているのか。
これで、『言った・言わない』の行き違いをかなり防げると思います。
実物も確認できれば、なお良いです。
『施工時・要確認❗️』と太字で注意書きしても、シレっと施行しちゃう方もいらっしゃるので…
自分の身は自分で守る!という意識を大事にしてください。
『こだわり』は、極端に言ってしまうと『施主の自己満足』です(笑)
施工サイドには『住めればそれで良いでしょ?』レベルで、無思考で施工しちゃう方もいらっしゃるのだと今回・分かりました。(厄介です…)
‥営業に言わせれば🔽