【新駅探訪】北陸新幹線 飯山駅【食事休憩に超特化】

2015-08-11

2015年3月14日開業の北陸新幹線 飯山駅の情報です。

飯山駅観光交流センター
JR東日本 飯山駅
●住所:長野県飯山市大字飯山777-1
ナビで出ない場合は『飯山駅』で検索するとだいたい分かります)
●発車メロディー:『ふるさと』
(理由=中野市出身(飯山に近い)の高野辰之が作詞)
●飲食施設:駅そば『なの花』(1F)と『パノラマテラス』(2F)
●コンビニ:あり・NewDays(1F)

飯山駅の外観

飯山駅の全景、上り方面サイド
初見の際には、とっても立派な建物でびっくりしました。
じつは飯山の方々、かなり以前から(長野五輪の頃から?)新幹線誘致にチカラを入れてこられたそうですね。長い月日を経て、念願が叶いましたね。おめでとうございます!でも勝負はこれからですよ‼

飯山駅の正面
特記すべきことは…飯山駅右手サイドに『ツルヤ飯山店』が2015年7月に新規オープンしました。

ツルヤとは
スーパー『ツルヤ』は、長野県内でも独自ブランド商品を多数揃える、地元でも人気のあるスーパーとして有名です。他県からいらっしゃった方は、是非のぞいてみてください。

飯山駅の南口
南口は敷地も少なく、私が見た段階ではまだ整備中でした。

それでは飯山駅構内に入ってみましょう。

飯山駅観光案内所(1F)

飯山駅に入ってすぐ

  1. 1階=観光案内所、コンビニ、レンタサイクル店、モンベル、駅そば
  2. 中2階=『パノラマテラス』というカフェ
  3. 2階=在来線と新幹線の改札口、みどりの窓口

飯山駅の観光案内所
入ってすぐに、飯山駅観光案内所。

飯山駅の観光案内所
カフェのような佇まいですが、お茶などの提供はありません。
自由に着席してくつろいで良いようです。

…が、案内所カウンターの方の存在が気になって座れませんでした😂 足を踏み入れても、何の案内もなく。『おもてなし感』に改善の余地アリでは。他駅は頑張っていらっしゃいましたよー!
飯山駅の観光案内所のパンフ
飯山駅は『かがやき』が停車しない、『はくたか』のみの停車駅です。

というわけで、ほかの『かがやき』が停車しない駅の周辺情報パンフが置いてありました。

ショップ(1F)

飯山駅のレンタサイクル
飯山駅周辺の観光は『足』がなければ始まりません。移動手段として、レンタサイクルは確かに良いですね(長野は、夕方には途端に寒風が吹きますので気をつけて!)。体力に自信がある方にはとても良いサービスだと思います。
電話予約できるのでしょうか?確実に自転車を確保するためには、問い合わせをおすすめします。

飯山駅のモンベルさん
飯山駅から登山・トレッキングをされる方のためのグッズを扱っていらっしゃるそうです。
飯山駅のNewDaysと駅そば
NewDaysには地元名産品も多少あり。

お食事を希望されるなら、お隣の駅そばに突入してみましょう。

駅そば(1F)

駅ソバは閉店となり、2020年6月6日に居酒屋が開店しました。

せっかくなので記録を残します

飯山駅の駅そば店内風景
飯山駅の駅そばの券売機

飯山駅の駅そばのおすすめメニュー?
おそらく、こちらのオススメの一品たちです。『特上』とつくものは、生麺を茹でるものだと思います。乾麺よりも多少、茹で時間がかかるのかな。どうせならば『特上』をいただきたい❗

飯山駅の駅そば、鴨そばとざるそば
わたくし、じつは『鴨そば』が大好物でして…こちらの『鴨そば』とっても美味しかったですよ!鴨のアブラが良い味されてました。
お出汁の味も深みがあり良かった。

連れが特上ざるぞばを頂きましたが、量がしっかりある!食べ応えバツグンでした。

現在・上記の駅そば店は閉店しており、そのかわりに‥

居酒屋「えっぺ」がOPEN
仕事帰りに気軽に「一杯」飲んでいく客にも、休日前で「いっぱい」飲み食いしたい客にも、どちらにも満足してもらえるように―との狙いだ。(北陸・信越観光ナビ)
水曜定休。営業時間:11時半〜14:30|16:30~22時。問合せ:えっぺ(電話0269-69-7101)

飯山駅から帰宅される場合、お食事を迷われましたら、こちらをご検討ください。中2階にあるパノラマテラスもとても良いのですよ…では、お次はそちらへ移動してみましょう。

飯山駅パノラマテラスと中階段(2F)

飯山駅の中2階をのぞむ
改札口のある2階から、中2階を見た景色です。

飯山駅の開業当時
こちらは新・飯山駅舎の開業日の風景です。じつは管理人、見に行っておりました。

飯山駅のパノラマテラス全景
お食事・カフェ・お酒も頂ける『パノラマテラス』です。

飯山駅のパノラマテラスのメニュー
いろいろありそうで、ワクワクしますね。

地元で有名な『えんめい茶』が1杯100円はお安いですよ!!…現物を購入しようとすると結構お高いので、ぜひ1杯いただいていってください。とっても美味しいですよ❤

ハイネケンが置いてあるところを見ると、外国人観光客も利用されるのでしょうか。

飯山駅のパノラマテラス保冷ケース
生ケーキのような派手なケーキがあるわけではないのですが、とっても美味しそうですよね😄!ゆっくりお茶したくなります。

この辺りの郷土料理、笹寿司をぜひぜひお召し上がりください!

飯山駅のパノラマテラスのえんめい茶とおやき
この時は私、他のお店で満腹でしたが…ゆっくりしたくなる空気に釣られて、思わず注文。
連れの注文した『おやき』は、モチモチ系でとても美味しかったそうです。

飯山駅のパノラマテラスの笹寿司
管理人の大好物、飯山の笹寿司。ホントは信州サーモンの笹寿司を頂きたかったのですが、売切れだそうで!!
こちらを頂きに、早くまたお邪魔したいと思います。

笹寿司、もの凄く美味しかったです!
ゴハンがピカピカで、モッチリとして…やはりこちらはお米のレベルがとても高いですよ。都会の方に、ぜひ味わっていただきたい。

飯山駅のパノラマテラスのテラス席?
いつまでも居たくなる、洒落た空間です。
ゆったりとくつろいでいると、何か物体が高速で近づく波動を感じる!? なんだなんだ?と思う暇なく、

『ゴオオオオオ!!!!』

『かがやき』の通過です。駅全体が揺れるようなイキオイです。

飯山駅のパノラマテラスから改札方面をのぞむ
では、続いて階段をあがって改札前へ進みます。

飯山駅改札前の風景

飯山駅の改札前から在来線
飯山駅は、在来線のホームが駅舎と微妙にクロスしています。

開業日にホームから駅舎を見上げた時に、『なんでだろう?』と思っておりましたが、この写真を見てガッテンしました。改札前の広場から、電車が目の前に見えるのですね!設計した人はコレを狙っていたのか…素直に感動です。すごいなぁ。

飯山駅においこっと来た!
何やら電車が入線してきましたよ…あれは!

観光列車おいこっとじゃないですか!?
ホームに降り立ったお客さんたち、ハッピを来たスタッフさん達にお茶やら何やら振る舞われてました。

『おいこっと』とは?
『ふるさと(田舎)をイメージしていただくため、東京の真逆にあると言う意味で  TOKYOの英語表記を反対にし「おいこっと」とひらがなで表現しました。』
(公式サイトより抜粋)おいこっと公式(FLASH)

なぜTOKYO?でもこのセンス好きです。妙なインパクトで記憶に残ります(笑)
おいこっと!
『いいかわ、いいそら、いいやません』素敵なキャッチコピー。ポスターの絵もとても素敵ですね。絵はがきかクリアファイルで欲しいです。

開かずの謎キヨスク
開かずの謎キヨスク。コンビニ利用の方は1階のNewDaysを使ってねと注意書きがあります。存在意義なんのこっちゃ。

飯山駅の新幹線改札前
では、改札を通ります。

飯山駅改札内

飯山駅の改札内、待合室
飯山駅の改札内の待合室はとてもシンプルです。
たしか待合室の中に、授乳室があったように思います▽

飯山駅の改札内に授乳室あり
これよりも日本海側(JR西エリア)の駅ですと、こういった授乳室・オムツ台設備は『ありませんでした or 鍵がかかっていて自由に出入りできません』でした。このへん飯山駅さん、太っ腹。オムツ台が無い駅って、本当に困りますよね。

飯山駅新幹線ホーム

飯山駅のホームの雰囲気
飯山駅新幹線のホームです。下り方面に向かって撮影。特徴がないホームに見えますが…、

飯山駅のトンネル
下り方面の最端へ歩いてみてください。ホームからすぐ、下り方面がトンネルになっています。

飯山駅のトンネルに消えていくE7
トンネルから超特急で出てくる『かがやき』、超特急で吸い込まれて行く『かがやき』の迫力はこの駅でしか体験できません!

通過駅マニア歓喜まちがいなし、飯山駅です。

飯山駅のホームドア
飯山駅のホームドアの色は、主張があるわけではなさそうですね。綺麗な赤銅色です。

飯山駅の駅名標

  • 長野駅←11分→飯山駅
  • 飯山駅←11分→上越妙高駅

なのだそうです。ちょうど同じ時間ですね。たったの11分でその距離いっちゃいますか!?…数字で見ると、改めて驚きます。

飯山駅の号車案内看板

おまけ

飯山駅の時刻表
『はくたか』のみの停車駅ですが、ほかの『上越妙高』や『黒部宇奈月温泉駅(長い)』といった駅には停車しても、『飯山駅』には停車しない『はくたか』が存在するようです。大人の事情があるようです…頑張れ、飯山駅!新潟県に気を遣わなきゃならないせいで、踏み台になったか飯山駅…

E7とE4のポスター

今後、飯山駅前にはホテルの建設も予定されているようです。
まだ他にも空き地がたくさんありますし、開発の余地を残しているようです。今後の発展に期待しております。

車という移動手段がない観光客の方々を、各観光地にどう誘導するのかが課題になりますね。(定額巡回バスが必要でしょうか)

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