暑いですね~❗‥真夏ということで、家づくりに関する怖い話をさせてください。⚠ 実話なので、多少のフェイクを入れます。
現在、家づくり真っ最中のかっこん友人、
『Nちゃん』。久々に会って『家づくり』の話を聞くと、とんでもないエピソードを教えてくれました。
👻 打ち合わせ
これはNちゃんの友達である『M夫婦』が家づくりをした…今から5年前のできごとです。
M夫婦は、誰もが知っている大手ハウスメーカーで、これまでに綿密な打ち合わせを重ねてきました。
✅『家づくりの打合せ』を経験された方はご存知かと思いますが、
営業との打ち合わせの時は、イメージがしやすいように『営業が用意した立面図(🏠外観図)』のプリントを毎回・眺めながら、打ち合わせをします。
M夫妻の打合せの現場もそうでした。
『🏠こんな仕上がりになるんだ😄』と期待しながら、M夫婦は立面図を眺めていたことでしょう。
風呂・キッチン・洗面など重設備を決めて、
床の色、窓サッシの色・形状、外壁のデザイン・色などなど‥
どんな家にするか?、予算と好みで相談しながら『仕様決め』をしてゆきます。
👻 仕様決めの最終決定
M夫妻は、基礎工事を目前にして、
『仕様決めの最終決定』をするタイミングまで行きつきました。
『仕様決めの最終決定』
『この日までは決めていた仕様を変えてもOKだけど、この期日を過ぎたら もう変更はできません』…という同意書にサインします。
同意書にサインすることで、設定した期日を過ぎてから(施主の都合で)仕様を変更すると、施主側が全面的に責任を負わなければなりません。
同意書には、これまで長時間かけて決めてきた『最終決定の仕様』がズラズラズラ~っと並んでいます。
『最終決定の同意書』をいったん自宅へ持ち帰って、全てに目を通してから➡ 自宅でサインして、次の打合せの時に営業に提出した‥と思います😅
M夫婦はどうだったのかは分かりません。
『同意書』に、その場で目を通したのかもしれないし、いったん・自宅に持ち帰ったのかもしれません。
ただ、ひとつ確実に言えることは、
『最終決定の同意書』のすぐ横に、『🏠立面図』があったこと。
M夫妻は滞りなく‥同意書にサインして、営業に提出しました。
👻 あれ‥あれれ????
M邸の基礎工事が終わり、上棟が終わり、外壁のボードが貼り付けられ、いよいよ外壁パネルを取り付ける段階まできました。
M夫妻のお願いしているハウスメーカーは、海外の工場で『外壁タイル』を貼り付けて、日本へ輸送して…そのまま家に貼り付けるという工法です。
M夫妻は、現場を見学に行きました。その時に、ブルーシートをめくって、何気なく外壁パネルを見たのだそうです。
あれ?‥我が家は『真っ白』の予定なのに、外壁パネルが『茶色い』?😥
ギモンに思いましたが、
そう思って、納得していたのだそうです。
外壁パネルを取り付ける際、ブルーシートで家全体を目隠しするように覆います。
なので、ブルーシートを取り去るまでは、外観がどうなっているのか?まったく分かりません。
M夫妻は、たまにブルーシートをめくって『茶色い外壁パネル』を見ながら、
と、ずっと思っていたのだそうです。
👻 ミスが発覚する‥
そして、ハウスメーカーで『引き渡し日』を決める打ち合わせをする日が来ました。
担当営業:『ついに引き渡しですね😄』
担当営業:『??色はあのままですよ?😯』
ここでようやく、互いにミスだと認識しました。
担当営業は、Mさん宅は絶対に『茶色』だったハズだ‥と主張します。
白色を希望していたのに。
そこで『仕様決め最終決定の同意書』を確認してみると…
👻 その後の顛末は‥
M夫婦、とくに奥様がブチ切れしたのだそうです。そりゃそうだ。
担当営業:『そう言われても、同意書にサインされたからには出来かねます😢 やり直しとなりますと、』
担当営業:『150万円負担して頂くことになります』
納得できないM夫婦。そりゃそうです。
担当営業と、押し問答になってしまったそうです。
悩んだ挙句、M夫妻は見切りをつけて、
すると、担当営業の態度が一変。
担当営業:『分かりました‥では、当社負担で、やり直しさせて頂きます‥』
具体的な両者の負担内容は不明ですが、引き渡し日が伸びたのだそうです。
その後、M夫婦とハウスメーカーはケンカ別れしたのか?というと‥そうでもなく、
その後、完成内覧会など開いたのだそうです。
‥エピソードは以上です。
ちょっと考察してみます。
👻 なんでこうなったのか?
ハウスメーカーの言い分
最終同意書に目を通さなかった、施主が悪い。
M夫妻の言い分
同意書に目を通さなかったのは悪かったが、
主張① 営業が用意した立面図の外壁は『白』で問題がなかった。その為、打ち合わせ時に常に横にあったので、信用しきっていた。
主張② 外壁パネルの色で迷ったことは1度も無い。最初から『白』で固定していた。なぜ『茶色』が出てきたのか、まったく不明。
家づくりを体験していない方は『同意書に目を通さないほうが100%悪い!!!』と思われるのではないでしょうか。
ですが‥家づくりを体験した者には分かる。
立面図で『コレができますよ』と絵を見せられたら、文章はアタマに入ってこないのですよ。
画像があったら、文なんて読まないですよね😓‥絵からの印象って強烈なのです。
それと 一言いいたい。
M夫妻の担当営業は、明らかにほかの物件と勘違いしてましたね。
営業のキャパオーバーも、深刻な問題と言えるでしょう。
これから仕様決めの最終決定を控えている方へ。
『同意書に不備があったら、担当営業が可哀そうだから、ミスを見つけてあげる』
‥そんなつもりで書類をながめると、客観的に見ることができて良いと思います。
ちなみに私の友達Nちゃんは、今回トラブルのあったハウスメーカーで家づくりをしているので、とても不安がっていました😅(契約後に今回のエピソードを知ったんだそうです)
‥がんばれ‥
今回の記事は以上です。