ここ最近『グランピング』が(一部で)流行っていますよね。
🎪グランピングとは?
『グラマラス(豪華)』な『キャンプ』という造語で、ルイ・ヴィトンさんが豪華なキャンプをしたのが起源なんだとか。
初めてそのワードを知って以来、『いつか行ければなァ‥』とホンノリ想っておりました。
今回の記事では、アウトドアに向いていないと分かったかっこんによる『子連れ・雨の日』グランピング体験談をお届けいたします。
⚠ 今回の記事はややネガティブなので、場所・事実を少しボカしております
もくじ
⛺ 序章
‥某日、主人の会社で『とある』募集が かかりました。
その話を主人から聞いて、
普通に宿泊して💰3万円弱のお値段。
それが💰1.5万円とあれば『とりあえず体験してみたい』とハナシに飛びつきました。
⛺ 念のため、下見に行く
自宅から車で1時間ちょっとほどの距離にある、〇〇山キャンプ場。
(いちおう慎重な)かっこん夫婦‥『グランピング』とはいえ、必要な機材があるのか?を知るために、前もって『宿泊予定の施設』を見学に行きました。
現地でテントを見てみると、サーカスの🎪テントが小さくなったような、『これぞグランピング!!!』という風情のとても立派なテントです。
中を覗いてみると、
🛏ベットが1台・🛋ソファベットが1台、ホテルに置いてあるような立派な『⚱スタンド照明』が設置されていました。
案内して下さったスタッフの方によると、
『当施設のグランピングは、“アウトドア寄り”になっています』
そ~なんですか、と気楽に聞き流しておりました。(グランピングにアウトドア寄りか寄りじゃないか?とかあるのか?と思いながらも)
コレがフラグでした‥( ^ω^)
⛺ 大慌てで夕食&入浴
さて、宿泊の当日です。
梅雨まっ最中の6月下旬ということもあり、宿泊当日は☔️土砂降りの雨。
16時にはなんとか雨がやみました‥雨が止むころを狙って、16:30にキャンプ場へ到着。
🌄日の入りまで時間がありません。
グランピングのテントには一切、入らずに‥、
17:00 ~ 大急ぎで火を起こして、主人は焼肉の火(炭)&炊飯を担当。かっこんはダッチオーブンの薪の焚き付けを担当。(ダッチオーブンで翌日用のビーフシチューを作りました)
その間・火おこしに飽きた子どもたちは、テント内でSwitchをプレイ。
19:30に夕食が完成、家族で大あわてで夕食。
なぜ大慌て?かと言いますと、キャンプ場に併設されている温泉施設が21時で閉店してしまうのです。
20:30 ~大急ぎで♨️温泉施設にかけこみ、夜の山の冷気&湿気で冷えた体を温めます。慌ただしく蛍の光を聞きながら、30分間でテントへ戻ってきました。
テントに帰る道すがら、下の息子が『ホテルに行かないの?』と聞いてきます。
(その質問、もっともだ‥💦)
長い夜が始まろうとしています。
⛺ ‥『グランピング』じゃない?
テントに到着‥🔦懐中電灯で照らしながら、真っ暗な中、初めて入室します。
ベット横にある、大きく立派な⚱照明のスイッチをひねります。
ボタンを押したり、ボリュームスイッチをひねったり‥何の反応もありません。
🔦懐中電灯で照らす中、主人が照明機器のウラにまわり、配線を確かめると‥
コンセントのコードどころか、照明機器からは何にもコードが出ていないのです。
主人&かっこん:『( ^ω^)・・・。』
大きめなランタン(電池駆動)が2つほどあったので、我が家の🔦懐中電灯と足して、照明はなんとか賄えました。
しかし、備えつけの照明が使えないので、これでグランピング感はかなり下がりました‥ガックリ。
まさかの電源が‥
しかし、そんなの・まだ甘かったのです😊
家族でハミガキをして、共同トイレに行って、さて・就寝の時間です。
iPhoneの充電を‥ということで、『かっこん・充電器ちょうだい』『はいよ』と主人が、コンセントに充電器をさし、私がiPhoneにコードを繋ぐと‥
⚠ この施設では、宿泊者は前もって施設にお願いすると1泊1,000円で電源を用意してもらえて、電気を使えます。
我が家も予約時にお願いしてありまして、夕方のスタッフさんも『電気は使えます』と説明してくださっていました。
スタッフ勤務時間中に、電源を確認しなかった私たちも悪かった。いや・でも『グランピング』なんですよ?グラマラスなキャンプなんですよ?😂
でも・こんな時のための『モバイルバッテリー』があったので、だ~いじょうぶ♥
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夜更かしするつもりだったのですが、疲労のせいでマブタが重い。
23時に就寝です。
すでに子どもたちは大イビキで寝ています。
⛺ 深夜の男たち
さて、カラダは疲れ切っているのですが‥覚醒しているようで、横になってもなかなか寝付けません。
23時、0時を過ぎて。
すると、足音が聞こえてきました。
オートキャンプ場には大きな駐車場がありまして、そこからちょっと小高い山を登ったところにキャンプサイトがあります。
私たちが宿泊している『グランピングのテント』は、キャンプサイトの入口‥駐車場のすぐ隣(高低差あり)に設置されています。
男A:『こんな時間まで、ありがとね』
男B:『ははは・・・』
かっこん:(ああ、今から帰るのか‥どんな状況じゃい‥(´ー`)と思いながら、静かなキャンプサイトに響く声につい聞き入ってしまいます。
男たちはそこですぐに別れてくれれば良いものを、男Aは別れを惜しみ始めました。
先ほどまで喋っていたであろう内容を、まとめ始めます😂しかもだんだんと声が大きくなる。
それが5分、10分と続き‥隣で寝ている子どもが、身じろぎします。
男A:『じゃ・そろそろ帰るか』
かっこん:(早く帰ってくれィィ)
男B:『‥どうやって山を下りればイイの?』
かっこん:(( ^ω^)・・・)
⛰ 山を下りるルートは3つあるよ❗
この〇〇山オートキャンプ場は、近くの市までアクセスするのに3ルートあります。
🚙Aルート: 最短と思われているルート。ただし途中で有名な心霊スポットを通る
🚙Bルート: 近年になって綺麗に整備されたルート。安全に山道を下りることができるが、遠回りになる。
🚙Cルート: あまり知られていないが、じつは一番・近道なルート。ただ・途中でかなり狭い道を通るので、不慣れだと危険。
男A:『AルートとBルート、かなァ・・』
2つのルートについて、検討が始まりました。
Aルートはかっこんが小学生時代から語り継がれている、地元ド級心霊スポットなのです。昼間ならまだしも、こんな時間に通行するつもりか⁉
と、ますます眼が冴えてしまうかっこん。
‥しばらくして話がまとまったようです。
男A:『じゃ・分岐にきたら、オレ・合図するから』
かっこん:(ナンでもいいから早く帰ってくれぇぇぇ😉‼‼
ようやく、2台の車が去っていきました。(以上のやりとりが30分間近くあった‥)
目がさえまくるかっこん。
‥残ったキャンプ場は静寂のみが残る‥
はずが。
⛺ ‥聞こえる声、あり
(13日の金曜日とかDbDってこんな闇の中、追いかけ回されてンだなァ)とか考えながら‥寝返りを繰り返しているうちに、
何か 遠くで聞こえてきます。
初めは耳をすまさねば聞こえなかったのですが、だんだんと近付いてきたようです。
‥ホーホー‥
野生のフクロウの鳴き声なんて、初めて聞きました。
感動しました‥初めのうちは。
‥ホーホー‥
‥ホーホー‥
ホホッホ・ホー
ホーホー・ホホッホ・ホー
ホーホー・ホホッホ・ホー
気付くと、遠かった声がかなり近い。
テント近くの木に移ってきたようです。
『ホーホー』のあとに、また『ホホッホ・ホー』を言うのか?と、どうしても気になってしまいます。
フクロウが鳴く理由は、メスへの求愛・縄張りの主張・地鳴き(仲間との会話)だそうです(ASAPアニマルニュース様)
アレやコレやと考え、
森の夜が どんどん更けてゆきます。
⛺ ‥森に朝がきた🌄
いつの間にか、フクロウの声が聞こえなくなりました。
何回も寝返りをうち、
ボーッとしているうちに‥
気付くと、鳥の鳴き声が。
朝が来たようです。
と気付くと同時に、みるみるうちに明るくなり、
完全に朝が来ました。
共同トイレに行って帰ってくると、上の息子が起きておりました。物音で目が覚めたようです。
寝起きの息子が『寒い‥🥶』とガタガタ震えるので、慌ててテント内のストーブを点火。
こんな状況でもグッスリと寝ている主人を起こし(鬼かっこん👹)、
『もう帰ろう‥😂(その日も天気が悪いし)』
Cルートで 無事に下山して、
朝マックに 駆け込みました。
冷えた体に、朝マックのコーヒーが染みる。
『はァァァ、私・生きてるゥゥ‥😂』
帰宅してから、ダッチオーブンで作ったビーフシチューを食べました。
めでたし。あと・Cルートは やはり夜中は危ない。
今回の体験から教訓を得たい
今回の出来事から教訓を得るならば、グランピングを予定されるならば、予約を確定する前に施設見学をするべきですね‥(したんですけどね‥)
グランピングって、値段がお高いんですよ。
でも今回の体験で、高原値段でコスパ設定がおかしい場合があるのでは?と思いました。
それから、スタッフが24時間サポートしてくれないと、安心してグランピングできないことも分かりました😂
こちらは『ホテル』だと思ってグランピングさせて頂いているワケで‥
夜中に困ったときに頼るスタッフが居ないなんて、それ『豪華なキャンプ』を名乗ってイイんですか⁉と、ね。思っちゃったワケですよ。
いつか、ガチガチのリゾート施設(星野リゾートか?)でグランピングを堪能したいと思います‥
以上、長々お付き合いありがとうございました🙇♀️