今回の記事は2本立て‥『はるか以前に登場した、Sさんのお話』と『かっこんの近況』です。
今回、ワケがあって文体が重いです。申し訳ありません😅
リライトに勤しんでます
まずは、かっこんの近況から参りますね。
どうやら夏バテの延長らしく、わたくし大きく体調をくずしてしまいまして😭…全快せず、難儀しております💦
それがひとつ理由なのですが、
もうひとつの理由は‥現在、過去記事を少しずつリライトしてます。
リライトとは、過去の記事を書き直して、ブラッシュアップする作業です。
リライトするに至った理由は、こちらの本を読んだためです☟
[amazonjs asin="4844366238" locale="JP" title="沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉"]
『沈黙のWebライティング』は、多くのブロガーさんがこぞって『絶対よむべき・読まなきゃ絶対ダメ!!!』と超絶プッシュされている、WEBライティングのハウツー本です。
そろそろ読んでみようかナ‥と気軽に購入、読んだところ、
過去記事の完成度に、猛反省しております!!!
わたくし過去にさかのぼるほど、読み手に伝わりづらい文章を書きなぐっておりました😂
‥というわけで、PV(閲覧数)が多い記事から優先順位をつけて、文章と画像をキレイに修正する作業をしております。
皆さんから長く愛されるよう、努力させていただきます🙇
しばらく、ちょびっと更新を止めてしまうかもしれませんが、ご心配なくということで‥😃
つづいて、本題です。
Sさんのお話
Sさんというお婆様のお話をさせてください。
🔻5年前に、記事にさせて頂いた方です。 もくじ1 こんな事例もあるんだな、というお話をひとつ。2 ついに本人が自覚する3 Sさんが決断する4 Sさんの報告は?5 早ければ完治できていた?6 Sさんの反応は? こんな事例もあるんだな、というお ... 続きを見る
【ニオイがしない】高齢者の『鼻がきかない』は痴呆の兆候?
Sさんは、かっこん母の『長年のサークル仲間』で、家が近いことから、母はSさんと頻繁に顔を合わせておりました。
以前の記事で登場されていたときには、アグレッシブに活動されていたSさんでしたが、
ここ最近は、寄る年波には勝てず、元気がなくなっていらしたそうです。
サークル活動にも参加されないことが増えてきたため、母は週に一回は、Sさん宅を訪ねておりました。
じつは、Sさんは3年ほど前から『痴呆の症状』がちらほらと伺えるようになっていました。
サークルでは頻繁に会議があるのですが、細かな話がかみ合わない時があるのだそうです。
そこを指摘すると、完璧主義でプライドが高いSさんは意味が分からず怒ってしまうのだそうです。
Sさんと親しい、母と周囲の友人は、
‥と、真剣に話し合っておりました。
ちなみにSさんは旦那様を亡くされて、戸建てに独り暮らしです。近所で息子さんご夫婦がマンション暮らしをされています。
私は、勝手なことを思っておりました、
母から、連絡
つい先日の話です。
夜、母から急に電話がありました。
絶句でした。
私は、Sさんと実際にお会いしたのは5回くらいですが、いつも母からSさんの話を聞いておりました。
Sさんの訃報は悲しいのですが、
悲しさというよりは、今すさまじい虚しさがあります。
あんなに一生懸命に生きていらした方が、(おそらくご自身の不注意で)交通事故で亡くなるなんて…
交通事故の内容は、
夜、Sさんが近所の横断歩道のない道路を、歩いて横断されたそうです。道路を渡ってすぐの、コンビニへ買い物へ出かけられたようです。
そこで向かってきた車に轢かれてしまい、
頭を強く打ち‥緊急搬送され、1時間後に死亡が確認されたのだそうです。
母は、お通夜の際にSさんのお顔を拝むことができたそうで、それを聞いて、せめて・ホッとしました。
ご冥福をお祈りいたします‥ですが…
人生を頑張ったとしても、
Sさんはプロテスタント教徒です。
Sさんの葬儀のミサに参加してきた母が、
Sさんは『超』がつくほどに几帳面な方なので、
お部屋を探すと、キチンと遺言書があったり、エンディングノートも見つかったのだそうです。
それを聞いて、いや、違うんじゃないかと。
頑張って、マジメに、実直に80代という齢まで生きていらしたのに、一瞬のことで、命を取られてしまうなんて。
あんなにがんばって生きていらしたSさんが、こんな最期なのか、と虚しく・悔しいのです。
母には、そういった感想はありません。
80をすぎて生きていらしたんだから、原因はどうあれ、どのみち死は近かった。
なので不慮の事故で、という虚しさは無いようなのです。
私の母は死生観がイマイチ薄味なんだよなぁ…、と思うのですが、
私の主人いわく『それが歳をとった人の死生観なのでは?』と。
人生の中で、親しい人の死に何回もふれると『諦め上手になる』というか。そう言われると、なるほどなぁとも思います。私もいつか、そうなるのか?
ここまで読んでくださった方は、私の虚しさがお分かり頂けるでしょうか…
よろしかったら、この機会に
『ちょっとの不注意でも、命は本当に、簡単に終わってしまう。
どんなにがんばって生きてきても、今まで歩んできた人生は、そこで終わってしまう』
ということを、
今回の記事を通して、身近に感じて頂ければ幸いです。大事な方と共有していただければ。
追記:事故の現場へ母とお花をお供えし、手を合わせて参りました。
こんなことが起きないように、私自身も気を引き締めて、周囲にも交通安全を伝えていこうと思います。