【Sさん】命には終わりがありますが、虚しい。9月の近況もあり【リライト頑張り中】

2019-09-16

今回の記事は2本立て‥『はるか以前に登場した、Sさんのお話』と『かっこんの近況』です。

今回、ワケがあって文体が重いです。申し訳ありません😅

リライトに勤しんでます

まずは、かっこんの近況から参りますね。

最近、更新がとどこおっております😅

どうやら夏バテの延長らしく、わたくし大きく体調をくずしてしまいまして😭…全快せず、難儀しております💦

それがひとつ理由なのですが、

もうひとつの理由は‥現在、過去記事を少しずつリライトしてます。

リライトとは、過去の記事を書き直して、ブラッシュアップする作業です。

リライトするに至った理由は、こちらの本を読んだためです☟
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『沈黙のWebライティング』は、多くのブロガーさんがこぞって『絶対よむべき・読まなきゃ絶対ダメ!!!』と超絶プッシュされている、WEBライティングのハウツー本です。

そろそろ読んでみようかナ‥と気軽に購入、読んだところ、

こりゃ~~大反省ですわ‥😂

過去記事の完成度に、猛反省しております!!!

わたくし過去にさかのぼるほど、読み手に伝わりづらい文章を書きなぐっておりました😂

せっかく当サイトへお越しくださった読者さまに、最大限の満足を持ち帰って頂きたい。

‥というわけで、PV(閲覧数)が多い記事から優先順位をつけて、文章と画像をキレイに修正する作業をしております。

皆さんから長く愛されるよう、努力させていただきます🙇

しばらく、ちょびっと更新を止めてしまうかもしれませんが、ご心配なくということで‥😃

つづいて、本題です。

Sさんのお話

Sさんというお婆様のお話をさせてください。

🔻5年前に、記事にさせて頂いた方です。

Sさんは、かっこん母の『長年のサークル仲間』で、家が近いことから、母はSさんと頻繁に顔を合わせておりました。

以前の記事で登場されていたときには、アグレッシブに活動されていたSさんでしたが、

ここ最近は、寄る年波には勝てず、元気がなくなっていらしたそうです。

サークル活動にも参加されないことが増えてきたため、母は週に一回は、Sさん宅を訪ねておりました。

じつは、Sさんは3年ほど前から『痴呆の症状』がちらほらと伺えるようになっていました。

サークルでは頻繁に会議があるのですが、細かな話がかみ合わない時があるのだそうです。

そこを指摘すると、完璧主義でプライドが高いSさんは意味が分からず怒ってしまうのだそうです。

Sさんと親しい、母と周囲の友人は、

母と仲間:『Sさんのご家族に進言して、痴呆として病院の受診を進めるべきでは?』

‥と、真剣に話し合っておりました。

ちなみにSさんは旦那様を亡くされて、戸建てに独り暮らしです。近所で息子さんご夫婦がマンション暮らしをされています。

私は、勝手なことを思っておりました、

痴呆の症状がでているのに、Sさんが1人で暮らされるのは(火の始末とか)危険じゃないのかな‥どうにかできないのかな‥

母から、連絡

つい先日の話です。

夜、母から急に電話がありました。

母:『かっこん、、』
母:『Sさんが、交通事故で亡くなられたよ
『うそでしょ‥⁉️』

 
絶句でした。

私は、Sさんと実際にお会いしたのは5回くらいですが、いつも母からSさんの話を聞いておりました。

Sさんの訃報は悲しいのですが、

悲しさというよりは、今すさまじい虚しさがあります。

あんなに一生懸命に生きていらした方が、(おそらくご自身の不注意で)交通事故で亡くなるなんて…

交通事故の内容は、
夜、Sさんが近所の横断歩道のない道路を、歩いて横断されたそうです。道路を渡ってすぐの、コンビニへ買い物へ出かけられたようです。

そこで向かってきた車に轢かれてしまい、

頭を強く打ち‥緊急搬送され、1時間後に死亡が確認されたのだそうです。

母は、お通夜の際にSさんのお顔を拝むことができたそうで、それを聞いて、せめて・ホッとしました。

ご冥福をお祈りいたします‥ですが…

人生を頑張ったとしても、

Sさんはプロテスタント教徒です。

Sさんの葬儀のミサに参加してきた母が、

母:『ミサで牧師さんが褒めていたよ、Sさんは毎週の礼拝に欠かさずに参列してくれたって。珍しいくらいマジメな人だって。』

 
Sさんは『超』がつくほどに几帳面な方なので、

お部屋を探すと、キチンと遺言書があったり、エンディングノートも見つかったのだそうです。

母:『死んだ後のことまでしっかりしていて、Sさんはエライよ』

 

それを聞いて、いや、違うんじゃないかと。
 

Sさん❗、几帳面なのに、なんでちゃんと車が来たのか・確認しなかったのか?

頑張って、マジメに、実直に80代という齢まで生きていらしたのに、一瞬のことで、命を取られてしまうなんて。

あんなにがんばって生きていらしたSさんが、こんな最期なのか、と虚しく・悔しいのです。

母には、そういった感想はありません。
80をすぎて生きていらしたんだから、原因はどうあれ、どのみち死は近かった。

なので不慮の事故で、という虚しさは無いようなのです。

私の母は死生観がイマイチ薄味なんだよなぁ…、と思うのですが、

私の主人いわく『それが歳をとった人の死生観なのでは?』と。

人生の中で、親しい人の死に何回もふれると『諦め上手になる』というか。そう言われると、なるほどなぁとも思います。私もいつか、そうなるのか?

ここまで読んでくださった方は、私の虚しさがお分かり頂けるでしょうか…

よろしかったら、この機会に
『ちょっとの不注意でも、命は本当に、簡単に終わってしまう。

どんなにがんばって生きてきても、今まで歩んできた人生は、そこで終わってしまう』

ということを、
今回の記事を通して、身近に感じて頂ければ幸いです。大事な方と共有していただければ。

追記:事故の現場へ母とお花をお供えし、手を合わせて参りました。

こんなことが起きないように、私自身も気を引き締めて、周囲にも交通安全を伝えていこうと思います。

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