わたくし、カップボードをどうしようか迷っておりまして。
『アクタス』という選択肢はどうなのか?、見に行くことにいたしました。
アクタス富山さんへ。
アクタス・富山店
こちらのアクタスさん、単なるアクタスではありません。
『1棟まるごとアクタス』なモデルハウスを所有していらっしゃるんです!
アクタスラボ
デザインはアクタスチームによるもの。
地元の工務店さんによる建築だと思います。
▲グーグルアースで外観を眺められる…はずです。黒ガルバではなく、白いほうの建物ですよ~。
いろんな特典が充実
【ホームレポート】場の「今」をダイレクトにお施主様にお伝えするサービス。…なんと、現場の様子をサイトにまとめて経過報告してくださるそうです!…時代はココまで来てましたか!?【ローンで家具も】ローン内で『アクタス家具の200万円分』が購入できる仕組みあり。手持ち額を崩したくない場合に助かります。
ほか、基本設備はリクシルだったり…言うことないです。
接客についてくださった方いわく…おうちのコンセプトは、『コンパクト』なのだそう。
富山は持ち家率ナンバーワンですが、宅地となる土地は決して広くないそうです。
理由は、元々・両親が住んでいた土地を分けてもらい、宅地化するために『狭くなる』から。
なるほど、我が家もそうなんです(笑)
小さなサイズのプランに人気が集中するということで、こちらのショールームも32坪ほどです。
玄関
下駄箱は、上部空間を開放していることに意味があります。
ペンダントライト光源を顔よりもやや下の位置にセット。
そうすることで『上部の灯り&下部の灯り』光の広がりを2つも『めいいっぱい』楽しむことができていますよね。
2畳ほどの空間が、広く感じませんか?
…その代わり、ごちゃごちゃモノを置くのはご法度になっちゃいますね(^_^;)
こちらは階段前から玄関を眺めた図。
とっても雰囲気あります。
お仕事帰りでヘトヘトな深夜、ドアを開けたらこの空間ってのはいかがですか?
リビング
こちらがリビング。
置いているインテリアは、ラグに至るまですべてアクタスで購入可能なのだそうです。
新築予定じゃない方でも『家具の雰囲気を見たい』という理由で、気軽にこのおうちを内覧できるのですよ!アクタス富山さん、太っ腹!
つづいて、LDKの窓サイドをご覧ください。
壁面は窓を連続させて配置しています。
ココはあえて『掃き出し窓』にしていないとのこと。
窓下の立ち上がりの壁がポイントであって…こちらの壁際に棚を置いたり、ソファを置いたり…と。
窓際でありながら、壁際としても使える配慮なのだそうです。
(そのテクニック、図面の参考書で見かけました!私は単純に、LDKは掃き出し窓を連続させちゃいましたが…/←ド素人センス)
北欧シンプルがコンセプトなこのおうち、唯一のタイル壁面があります!
いま超流行中、サブウェイタイル!
私も、使おうかものすごく悩んでおりました★
写真の通り、こちらのおうちでは壁面一面に貼ってらっしゃいます!
『壁一面タイル』の展示場・内覧会のおうちって意外とありませんよね?
前向きに検討していらっしゃる方には、とっても参考になると思います。
ダイニング
担当についてくださったお兄さんが丁寧に説明してくださいました…、
ペンダントライトを下げる位置は、
- 着席したときに丁度、顔を照らす高さが良い
- ペンダントライトの光源~テーブル面~床は同じ距離が理想
だそうです。
わたくし、今までこのデザインのペンダントライトは『奇抜なだけで実用的なモノではない』と勝手に決めつけておりました。玄関のペンダントライト、あのデザインも然り。
ところが、ところが。
実際に効果的な場所で吊下がっているのを見て『なるほど、こういうことか…』と納得・感銘を受けちゃいました。
ショールームで見てもピンとこないのですが、『おうち』という空間で見ると、デザイナーの意図がイキイキと発揮されるんですね。
写真の椅子は、有名なデザイナーのブランド品だそうで。
こちらもショールームで見ても何とも思わなかったのに、『ダイニング』という空間で見ると途端に輝き出しますね。
ううむ・アクタスさん、こういう家具の販売スタイル、ものすごくアリですね…!
ちなみに、ダイニングと左手のキッチンを隔てる壁は、黒板塗料が塗ってあります。こちらも今・流行ってますよね!(私もやりたかった)マグネット・チョーク使用OKなようです。
キッチン
カップボードは極めてシンプルですね。
炊飯器・電子レンジ・トースター+αを置いてギリギリOKかな?
キッチン壁、よく見ると白タイルが一面に貼られています。
正統派なキッチンで感じが良いですね。
(あ、図面をよく見るとパントリーまでありますね!見せていただくの忘れたっ)
ワークスペース
このおうちの特徴的なスペースが、ワークスペースです。
2畳の空間に上手く収まっています。
人によってはこの2畳をタタミコーナーにされるのでしょうが、イマドキの流行りとしてはワークスペースではないでしょうか。
よくよく見ますと…子供に勉強をさせる、その間にママさんはキッチンで夕食の準備…というときにベストな距離感ですね。この間取り、ものすごく考えられているなぁ!
カウンターの上に扉無しのキャビネットが1段、据え付けられています。
カウンターの高さは70cmとのことですよ!
この高さ、作業がしやすそうでした。
我が家のワークスペースのカウンターは『洗面台』も兼ねるため、75cm高になってしまいます。子供が勉強しづらいだろうなぁ、何か工夫しないと…
ちなみに、床は無垢材なのだそうです。味がありますよね。
階段ホール
もうね、これが理想ですよ。
こちらの立地的に、目の前に建物があるのでちょっと残念ですが、
この階段ホールのFIX窓から、空&緑が見えると考えてください。
朝、さあ今日も1日が始まるぞ…と階下へ降りるとき、この窓から今日の景色を見ることができたら。
どうでしょう、ポジティブな気分になれません?
我が家が契約したハウスメーカーでは、耐震云々という理由で階段ホールにこんなに大きな窓を設置することができないそうです。わたくし・こういった窓を希望していたため、もんのすごくショックでした…。仕方ないので他で理想を叶えることにします!
主寝室
ウォークインクローゼットがあったり、サンルームで干し物ができたり(北陸は冬の天気が最悪ですものね)。
間取りの取り方が、のびのびとして、無駄がありませんね。
(今回・子供部屋の写真はありません、すみません)子供部屋にキッチリ収納を設けてますね。たしか、子供部屋収納は扉がなくて開放してあった気がします。それもイマドキです。
子供部屋の2面に窓を設けなかったのはどういう意図なのかしら?そこだけナゾだなぁ。
…ではでは、主寝室を。
いかがでしょう。わざと、小さな窓にしていらっしゃると思います。
ベット両サイドの2つのペンダントライトが、ニクイ演出な位置で光源になってますよね?
壁に当たる光を見て楽しむ…間接照明ですね。
黄色い光のグラデーション+白い壁、というのがもはやアートですよね。
いろんな凝った壁紙を見てアレコレ迷っておりましたが、シンプルイズベストなのかなと、ハッとさせられました。こうやって照明で遊びたいのならば、壁は白にしたほうが良いですものね。
総括!
家デザインの雰囲気+アクタス家具の雰囲気がキッチリとマッチさせられています。
わたくし、新築計画に際してものすごい数の展示場・内覧会にお邪魔させていただきましたが、、
こんなに見ごたえのある展示場は、めったにありません。
とくに、ライティングテクニックは必見です。
イマドキの流行りの『コーニス照明』『コーブ照明』が小手先のワザのように感じてしまいました…好きですけどね。
大がかりな設備を整えなくても、ステキなペンダントライトを効果的な位置に吊り下げると、こんなステキな空間が出来上がるよ★と気付かされます。
写真だけでは、光の微妙な明暗が空間に広がっていく様子をお伝えできません!
興味のある方はぜひ、目指していって頂きたいと思います。
今後、金沢でも展開予定なのだそうです★いいですねぇ、北陸民!
(北陸を北欧に!計画だそうですよ(笑)
追記
間取りを作成するために参考にした、本の一つ。
そちらの中で印象に残った項目です。
シーリングライトで全体を照らそうとすると、作業をする手元が暗くなる。
確かに、手元灯なスポットライトがほしくなりますよね。
予め、どの位置で作業をするのか?を想像しておいて、ソコにペンダントライトを吊り下げると良いよ!というアドバイスですね。ソファーテーブルの上、ダイニングテーブルの上…かな?
アクタスさんの照明テクは雰囲気だけのため…と思いきや、実用面もあるということですね。とっても勉強になりました!
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