妖怪ウォッチ5本目の映画『FOREVER FRIENDS(フォーエバーフレンズ)』。2018年12月14日上映開始の翌々日、家族で観に行ってまいりました。
映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS
注意:かなり詰め込まれた内容だった為、聞き取れなかった部分がかなりあります。かっこんの勝手な解釈でカバーしている部分が多いことをご了承ください。1年後に地上波で見て『全然・違うじゃん!』かもしれません
✅ 事前感想。
見ようかどうか?迷っていらっしゃる方。
今回の内容は『地味な内容』ながらも、
ノスタルジックな世界観と相まって、シミジミとして、ラストの爽やかな気持ちは何とも言えません。オトナが見たほうが考えさせられるモノがあると思います‥ぜひ、パパさん・お子さんとご覧になられてください❗
エンマ大王の出生の秘密が明かされるので、エンマ大王が好きな方は、必ず見てください❗
そして何より、興行収入次第で次回作の有りや無しやが決まります‥自作へ繋げるためにも、是非・映画館へ‥‼
‥では、参ります。
以下から、ネタバレあらすじ感想となります。まだ知りたくない❗という方は、ご覧になられませんようお願いいたします。こちらへどうぞ映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS
(同時上映なし)
もくじ
プロローグ
??:『‥人は皆、守護霊に見守られている。祖先、家族それぞれじゃ。お主は果たして誰に見守られているのかのう?』
アキノリのおばば声の語りから、始まる。
冬の季節。どこかの街の夕暮れ。
高級車が止まり、老紳士が車から降り立ちます。
老紳士:『‥外は寒い。お前は中でまちなさい。』
『会長、今夜はお車の中で待たれては?』
という付き人の声を断り、寒空を歩き出す老人。
橋の上。
ここが彼の目的地のようです。
1人、つぶやきます。
老人:『‥先日、タチの悪い病が見つかってな‥。ここにくるのも最後じゃ‥』
老人:『全てはこここら始まったんじゃ。そうだろう?』
夕闇が迫る川面をみつめ、
『‥じぁあな、イツキ。』
すると急に川が黄金に染まり、老人は驚きます。‥彼の瞳に映るのは、誰なのか?
シン、そして母の死
物語は過去へと移ります。
冬の季節。古い時代。活気ある街。
張り切って新聞配達する少年。そのすぐそばには、彼の守護霊?がチョロチョロと動きます。
少年は街に佇む『豪邸』を見て『いつかこんな家に住めたらな‥』
新聞配達の給料を受け取った少年。
評判の『大判焼き屋』で大判焼きと、薬屋で『高い薬』を購入します。
少年:『母ちゃんに、飲ませてやりたいんだ』
家に帰宅した少年。名前は『(下町)シン』。
家には病床の母親と、『ノロ』という亀が待っています。
頑張り屋のシンに、恐縮する母親。そんな母に、
『何事も気の持ちよう、強く願えばきっとかなう!』という『シンの父』の口癖を言います。
シンはゴハン(卵焼き!)も作って、母親にふるまってくれます。とても優しい子です。
そんな何気ない、食事時‥。
母は急に、何か乗りうつったのか?ケモノのように豹変してしまいます。
母親は家を飛び出し、通りに出て、車の前に飛び出してしまい‥
母親は寸前で『正気を取り戻し、』シンと目を合わせますが、走ってきた車に跳ねられ、即死してしまいます。
倒れた体からは、憑依していた『禍々しいモノ』が抜け出て、天に上ってゆきます。
イツキ・タエとの出会い
慌ただしく母の葬式が終わり、家にただ1人残されたシン。
『母ちゃん、辛かったのがわからなくてごめんなさい‥でも、なんでオレ1人を置いていったのか‥ふざけんなよ!』と泣き崩れるシン。彼は母親が、生活苦の為に自殺してしまったのだ、と思っています。
1人ふらふらと、シンは橋の上‥飛び込んで自殺しようとします。
『守護霊』が一生懸命にシンを止めようとしますが、すり抜けてしまう。
飛び込む!
‥気の強そうな男の子が、シンを掴んで引き止めます。
男の子:『死んでも何もならないぜ。死んでどうなるのか?それは、そいつの生き方しだいだ。』
その男の子は『(高城)イツキ』、と名乗りました。
イツキ:『一緒に、犯人探しをしないか?』
イツキいわく、犯人は証拠を残さない。人にとりつき命を奪う。
そして『魂を取り戻せば、生き返る』と。
イツキ:『だから最後までなげんな。人生まだまだ捨てたもんじゃねぇ!』
シンとイツキが2人、河原で話し込んでいると、ふと・急に少女が現れます。
彼女は『シンの守護霊にが見える』と言います。
彼女の名前は『(有星)タエ』。
『霊と妖怪が見える』と言うタエに『妖怪と闘う同士だ!タエも来い!』とイツキが強引に誘い、タエちゃんも行動を共にすることになります。
(ちなみに:みんな呼び捨てで呼び合っています。)
謎の執事・臼田
『オレの家に来い』と2人を連れた先‥イツキの家は、冒頭でシンが見ていた大豪邸でした。
イツキの家には、ただ一人だけ男性が存在している?ようです。
彼は‥ウィスパー‥?
ではなく執事の臼田(うすた)。
『最近入った執事』だそうで『なんか不気味だ‥』というイツキ。
イツキのことを『おぼっちゃま』と呼び、喋り口調は『‥でうっす〜。』
イツキが連れてきた『お友達』2人を全力でもてなす臼田。‥完璧執事のようです(笑)
イツキの部屋に入ってみると、部屋の中は妖怪の資料だらけ。
イツキ:『姉ちゃんが殺されて以来、妖怪を調べているんだ』
イツキによると、今回の犯人は『玉藻前(たまものまえ)』という妖怪とのこと。
イツキ:『人間に化けて女性の魂をくらう妖怪で、人をあやっって魂をうばう』
イツキの姉は、建設中のビルの屋上から飛び降り、落下して亡くなってしまったそうです。
イツキはお姉さんを追いかけて、飛び降りた姉に手を伸ばしたが『届かなかった』。
この話をしている間、お茶を運んできた臼田。彼には、シンの『守護霊』が見えているようです。
『とっておきのコレで倒す』、というイツキ。
取り出したのは『アーク』です。
『猫又(ねこまた)河童(かっぱ)座敷童子(ざしきわらし)』
イツキ:『でも、呼び出すには『肝心のブツ』がない』ブツとは、‥妖怪ウォッチ。
シン:『‥それはどこにあるの?』
イツキによると、妖怪ウォッチは『やまんば屋敷』にあるそうです。
やまんば屋敷
『やまんば』とは、老婆の妖怪だそうで‥
やまんば屋敷に行ってみると、大きく立派な廃屋(寺院?)でした。
イツキ:『やまんばの弱点はおはぎだ。おはぎを見ただけで逃げ出したらしい。』
‥というわけで、臼田製のおはぎを持参してきたイツキ。
『やまんばが出たらおはぎを投げつける』んだそうで、シンとタエの分もキッチリあります。
タエは『私のお札のほうが効果あるかも‥?』とお札を取り出します。
そしてタエちゃん、やたらこの廃屋に詳しいことが分かります。なぜか?
タエ:『ここは、元々・私のおばあちゃんの家なの』
タエの家、有星(ありほし)家は、妖怪の知識を語り継いている家。
専門家であるのは『おばあちゃん』であって、タエは『妖術師見習い』の立場なのだそうです。
タエは偶然にイツキ&シンと出会ったワケではなく、『妖術探知機』で探していたら彼らを見つけたのだそうです(探知機に引っかかったのは、シンの守護霊なのか、それとも‥イツキか)。
タエ:『おばあちゃんは悪い妖怪に憑り憑かれて、『やまんば』になっちゃった』
言いづらい話を今まで言い出せなかったタエに、イツキは『仲間なんだから・もっと早く言え!!』とタエちゃんを励まし(?)ます。
その瞬間『やまんば』が登場。
弱点のはずの『おはぎ』を無視して、アグレッシブにムーブするお婆ちゃん。
『立て、最後までなげんな』とタエを励ますイツキ。
『やまんば』と対決
その言葉を聞いて‥タエちゃんの回想シーン。
(おばあちゃんの声は、アキノリのおばば。)
お婆ちゃんと一緒に妖術の修行中のタエちゃん。
上手くいかない妖術、めげそうなタエちゃんに『最後まで投げずにやってみるのじゃぞ‥』と励ますお婆ちゃんの声を思い出し、1人『やまんば』に立ち向かうタエちゃん。
五芒星の印をむすび攻撃しますが、『やまんば』には通用しません。
今度こそ・やまんばに追い詰められる!
その時、シンの『守護霊』が走り込み『おはぎ』をシンに差し出します。
タエちゃん:『これは、シンの守護霊!』
このとき初めて、シンとイツキに『守護霊』が見えました。
やまんばの『背中にある目玉』におはぎを当てると、『お婆ちゃんの昔の記憶?』が蘇り(良心が復活した?)‥、
やまんばがうろたえる間に、イツキがタエちゃんの持ってきた『お札』を貼ると、やまんばは『小さなライトサイドの姿』へ変化しました。同時に、タエのお婆ちゃんも無事に憑依が解けました。
お婆ちゃんいわく、有星家とは『月の女神 “ツクヨミさま” に守られた一族』なのだそうです。
『元凶である『やまんば』に、トドメをさせ』というイツキ。
シンとタエは、やまんばを助けろと止めます。
その間にやまんばは、不敵に笑いながら逃げてしまいます。悔しがるイツキ。
タエちゃんのお婆ちゃんは『やまんばの中からずっと見ておったぞ‥弱い心に打ち勝って、えらかったな』とタエちゃんを称えます。
妖怪ウォッチ零、登場
お婆ちゃんにこれまでの経緯を相談し『妖怪ウォッチを貸してくれ』と頼むイツキ。
イツキ:『妖怪ウォッチをあやつって、妖怪を倒したい』
婆:『あやつって倒す‥というのは違うな。妖怪を友とし、仲間にしなければならん。』
お婆ちゃん所有の『蔵』から出してくれたのは『妖怪ウォッチ 零(ゼロ)』というエルダ。
イツキが喜び勇んで装着しますが、『零』は彼の腕から逃げてしまいます。
婆:『妖怪ウォッチは、選ばれたものしか使えないのじゃ』
悔しがるイツキ。しかし・その間、シンがアッサリと『エルダ零』を装着します。仰天するおばば。
イツキは、選ばれた者が自分ではなく一瞬・無念そうな表情を浮かべますが、
イツキ:『これで、玉藻前と戦えるぞ!』
スーさん、正式に合流
夕暮れ時。
街の奥に海が広がる美しい景色を見渡せる山腹で、3人並んで座っています。
シンの『守護霊』は周囲で、チョロチョロと遊んでいます。
イツキ:『オレのおふくろも、早くに死んだんだ』(この言葉に、シンは強くイツキに共感したことでしょう)
イツキのお父さんは、大きな会社の経営者だったそうです。
イツキ:『親父は不正を背負わされ、すべてを手放し、その責任を取った』
イツキ:『人の上に立つということは、その人の人生を背負うということだ』
お父さんは間もなく過労がたたり、病気で亡くなったそうです。
イツキ:『でもそんな親父を、尊敬しているんだ‥大きな男に、オレはなる❗』
タエちゃんも、一人前の妖術師になりたい❗‥そうです。現在は『妖術師見習い』だそうです。
ところで、シンの守護霊は『なぜ突然・見えるようになった?』
タエちゃんの解説によると、
シン&イツキは『やまんばの強い妖力』に接することで、守護霊が見えるようになったんじゃないか?とのこと。
シンが守護霊に向かって『名前は?』と聞いてみると、守護霊は話しかけられたことにビックリしつつも、
守護霊:『スーさんと呼んでくだされ』
イツキ:『なんであの時、シンの母親を守ってやれなかったんだ?』
スーさん:『 “カタナ”をなくして以来、力がうすれ、記憶もなくし‥』
スーさん:『かつては、一目おかれる存在だったような気もするが‥』
『お前もチカラをかせ!』とイツキが誘い、スーさんも正式に仲間として合流しました。
『零』で猫又(ねこまた)召喚!
イツキ邸へ帰宅した3人。
臼田の所有する『玉藻前』の映像を見ています。
『玉藻前』‥通称『たまも』
凶悪な、恐ろしいキツネの姿の妖怪です。
『じゃ・早速、妖怪ウォッチ零でアークを使ってみよう❗』としますが、
イツキ:『どーすんだこれ?』
(全視聴者:『だよね』)
臼田:『わたくし・知っとります』
臼田:『アークを指して、こういうのです‥おれのともだち・出てこい猫又!』
(かっこん、『ココはケータくん口調でふざけるのかナ?』と期待しましたが臼田はマジメでした)
猫又:『猫又❗ またまたまたまた・登場ニャン⭐️』
全員:『いや、初めて会うんですけど‥』猫又がカワイイです⭐️
猫又・河童・座敷童の3体はアッサリと呼び出され、『たまも討伐メンバー』面接会が始まります。
- 『猫又』の特技は、どこでも寝れる。
- 『河童』は、休日は家族サービスしてる。
- 『座敷童子』は、女性の時間を3秒間停止できる。
座敷童子は多少・使えそうですが、どの妖怪もイマイチ期待できそうも無いようです‥
そんななか『猫又には秘密のチカラがある』と本人が自称しています。
それ『爆発的なおなら』。冷たい水があると、どーにか納まるらしいです。
『たまも』と対戦!
3人で、イツキのお姉さんが急におかしくなった、という場所に行ってみると‥
そこには『大判焼き屋』がありました。
お店のお姉さんには『猫又が見えた』ということから、イツキは『大判焼きのお姉さん』が『たまも』であると見抜きます。(シンも直前でココで買い物をしていたため、狙われたのか?)
ついに、姿を現した『たまも』。
3人を追いかけまくります。
偶然・カーブミラーで自身の姿を見た『たまも』は、錯乱し、シン達を見失いますが、すぐに追いつかれてしまいます。
河原ということで、エルダで『河童』を呼び出しますが、気の毒なほどに瞬殺。
『オレに考えがある』と走り出すイツキ。
みんながイツキについていった先は『鏡池(かがみいけ)』。
池にかかる橋の上で、シンにエルダで『猫又と座敷童子』を召喚させて‥、
追いかけてきた『たまも』の時間を、3秒ゴロシで停止させ‥、
停止している間も意識がある『たまも』は、『鏡池』に全身が写っているのを見てしまい、悶絶してしまいます。
その間に、猫又の『一撃必殺肉球』をクリーンヒットすることに成功。『たまも』を倒すことができました。
池の岸に泳ぎ着き、『ライトサイド』に変化した『たまも』。
『奪った魂を返せ』というと、
たまも:『これはエンマ大王様のご指示だ』
すでに『魂はエンマ大王様に送っている』とのこと。
3人は、妖魔界に居るという『エンマ大王』のもとに向かうことになりました。
妖怪電車で妖魔界へ‥!
3人が居るのは『むこう谷駅』。
タエちゃんが言うには、妖魔界に行く方法は『妖魔大全』に書いてあったこの方法‥。
満月の夜、『むこう谷駅』で『妖魔切符』があれば、妖魔界ゆきの『妖怪電車』が来ると。
妖魔切符は、お婆ちゃんが書いたものだそうです。(すごいな有星家!)
妖怪電車が駅にすべり込んできます。
妖魔切符が読まれ、乗車できました。
電車の中には、花子さん、しゃれこ夫人、KANTETSU、じんめん犬など妖怪がたくさん乗っています。
妖魔電車は、美しい景色の空をいくつも渡り‥
一面の花畑、さくら🌸が咲き乱れる林の上‥
妖魔界『きもだめし駅』に到着しました。
妖魔界にはコマさん、キュウビ、黄ばんドール(なぜ・黄ばんドール?)、懐かしい妖怪がたくさん居ます。
アイタタタイムズにエンマ大王の居所を聞いてみると、
アイタタ:『エンマ大王様は、いまピリピリしてるから会わないほうがいいぞ』
明日、エンマ武道会が開催される‥『新しいエンマ大王様を決める』武闘大会が行われるのだそうです。
エンマ大王&ぬらり
河童の交渉術?を使い、シンたち3人+猫又たち3体の妖怪は、エンマ大王の居る宮殿内部に入り込みます。
‥が、黒鬼により捕らえられてしまいます。
『エンマ大王の間』へ、引っ立てられる6人。
巨漢のエンマ大王と、大王につきそう・ぬらりひょん。ぬらり、なんだか若々しい。
『たまも』の話を聞いたエンマ大王。
エンマ:『ワシは魂を集めろ、と指示した覚えはない』
ぬらり:『たまもは、紫炎(しえん)様に従っていた妖怪‥』
紫炎とは、エンマ大王の息子なのだそうです。
(紫炎は、明日のエンマ武道会でエンマ大王と戦うため、人間の魂を集め、妖力を強化しているようです)
エンマ:『紫炎には、『チカラの真意』を気付かせる必要がある。』
今のあいつに大王の座を渡すわけにはいかぬ、というエンマ大王。
話を聞いたイツキは『オレもエンマ武道会に出たい❗』と願い出ますが、
ぬらり:『人間がそんな場に出ても、命を落とすだけだ』と冷静に反対。
が、エンマ大王はシンの腕にある『魔導鏡』を確認し、出場を認めます。
エンマ:『人と妖怪の仲をとりもつチカラを持つ者‥なんとかなるかもしれぬ』
* * * * *
一方、紫炎の居城。
紫炎のもとには、酒呑童子が居ます。
何やら、苦しんでいるような紫炎に、
『チカラを求めすぎては危険ですよ?』と、からかうように言う酒呑童子。
紫炎は、エンマ大王を倒すために魂を集めています‥
ぬらり:『紫炎様は人の魂をくらい、極限の妖力を手に入れている』
エンマ大王は、この人間達の勇気で、紫炎に気付かせてやりたい‥と言います。そして、シンたちの『背後の存在』に気付いているようです。
シン・イツキ・タエに期待を寄せるエンマ大王。
さあ、続きは【後編へ】‥❗
エンマ武道会からスタートします!!!
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【ネタバレ注意🎬後編】映画妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS【エンマ大王出生の秘密でかっこん号泣寸前】
大激闘から、感動のラストまで❗