今回はブログを書いていらっしゃる方に向いた内容です。お題は『Googleは個人サイトを駆逐したいのか?』
もくじ
🔍 2019秋 致命的アルゴリズム更新
2019年9月25日~28日あたりのアルゴリズムアップデートにより、当サイトのPV(ページ閲覧数)が急激に下がりました。
サイト設立から約5年‥
過去に何度もアルゴリズムアップデートを経験し、そのたびにPVが減り‥しばらくすると戻って‥を繰り返しておりました。
5年の中で、こんなにもPVが激減するのは初めての体験です。
‥とも思ったのですが、
ブロガーの意見を見てまわると、
皆さんそろって今回のアップデートで、PVが半減していらっしゃるようですね。
🔍 PVが激減した理由は?
PVが落ちる原因は、端的に言うと検索からの流入が減ってしまうため。
✅ なぜ検索流入が減るのか?
検索結果の表示順位がさがってしまうと、表示されるページが2ページ目・3ページ目‥と検索者の目にとまらなくなって、クリックしてもらえません。すると、検索結果からお客さんが来なくなってしまいます。
今回、検索流入が減ってしまった理由を具体的に考察してみます。⚠ あくまで一個人の見解であることをご了承ください。
⬇ かっこんが考える理由は3つ。
- 検索結果にYouTube動画が上位表示されるようになった
- 公式サイトが優先して上位に表示されるようになった
- 若者のググる離れ
🔍 GoogleはYouTubeを優先したい
💡 検索流入が減った原因考察①
モバイルver.の検索結果に、YouTube動画が出るようになりましたよね。しかも上位に。
私のようなサイト運営者としては、
‥と激オコ状態でございます。YouTube全盛時代か‥。
『動画を見たいワケじゃないのに、結果に表示されるのがウザイ』という意見も見かけます。私もそう思います。
YouTubeはGoogleの所有だよ
ご存知の方も多いと思いますが
YouTubeは、Googleが所有しています。
そりゃあGoogleも自社サービスをゴリ押したいですよね。
✅ チラリと見かけた話によると、
YouTubeで表示される広告単価のほうが、サイトのそれよりも高いらしく‥
GoogleとしてはYouTubeの広告単価で儲けたいのというウワサがあるようです。なるほど、納得🤔
🔍 Googleは公式を優先したい
💡 検索流入が減った原因考察②
✅ 公式サイトが上位に来るようになった
YMYL(Your Money or Your Life)ジャンルのサイトの上位表示が、厳しくなったと。
お金・保険・法律、
健康・病気にかかわるジャンル
‥は『権威があるサイト』が優先して上位に表示されるようになっています。
✅ 権威があるサイトとは、
明確な立場がある団体の運営するサイト。いわゆる『公式サイト』ですね。
誰だか分からない人が運営して書いている『インフルエンザ』のページよりも、
Googleに『病院』として登録している『病院のサイト』が書いている『インフルエンザ』のページが、優先して表示されます。
公式サイトなら問答無用で上位
⚠ ここで今、問題となっているのが
『公式サイト』ならば、どんな情報だろうが上位に表示されていること。(⚠極論)
💡『公式サイト』には、責任があります。
ヘタなことを書いてしまうと、責任を問われて、立場が危うくなります。
それを避けるため、公式サイトは『無難なこと』しか書くことができません。
💡個人サイトはどうでしょうか?
個人サイトは一定の自由が許されていると、私は思っております。それが本来のネットの世界であるべき姿だと思います。
公式サイトでは言及できない『私的な考察』『自分の体験談』を公開することができます。
⚠ ただし『個人サイト』とはいえ、無責任であってはなりません。サイト運営者は、ポリシーは持つべきですよね。
🔍 その結果、検索結果はどうなった?
Googleが、公式サイトをロコツに優遇表示する措置をとった結果‥どうなったか?
『検索したい内容と、結果がマッチしていない』という不満を見かけます。
ちょっと前までは『おおっ・知りたかったコトはこれだよ❗、さすがGoogle・何でも載ってるな』
‥と、私は感動しておりました。
ところが、最近は‥
あなたも最近になって、そんな経験ありませんか?
さらに、圧倒的な外的な要因が考えられます。
🔍 Googleから若者が離れてる?
💡 検索流入が減った原因考察③
TwitterなどSNSに、検索者を奪われている。
ググるにかわって、今は『タグる』のだそうです。
Twitterで必要なことすべて(情報の収集と発進)が完結するため、ブラウザが必要なくなった。
リアルタイムな情報はTwitterなどSNSには、かなわないというイメージがありますよね。
ですが・サイトは、ページ作成速度が遅いので『鮮度の高い情報量』がSNSに比べると圧倒的に少ない。‥SNSの手軽につぶやく速度には、どうしても負けてしまいます。
しかもスマホからの閲覧は、SNSのほうが見やすくできている。
『長文は読みたくない』若者に、マッチしているのです。
🔍 総括
ここまでの話をまとめると、こんなかんじ⬇
💡せっかく買収したYouTubeを、フル活用して儲けたいのはわかる。
💡情報の正確さが大事なのも、わかる。
💡広告主(企業)を優遇して利益を上げたいのも、わかる。Googleも営利団体ですしね
ですけども、
結果として検索者がググることをやめてしまったら、Googleの根底が揺らいでしまうのではないですか?
検索者の満足度を向上して、SNS企業と競合しなくても良いのでしょうか?(正確に言うとSNSとは『共存すべき』ですよね)
それとも、Googleが、
個人サイトは『SNSに淘汰される』‥と、割り切って、切り捨てようと考えているとしたら‥。
🔍 個人サイトが消える危機感
今回・なぜココまで訴えるのか?というと、
ここ最近に拝見した、とある3件の個人ブログ。‥そのすべてが2019年の5月で更新が止まっていました。
それを見て、なんだかゾッとしてしまいまして。
PVの激減を経験すると、積み上げてきた努力が全否定されたようで、ブログを継続するモチベーションがガク落ちします。
私も他人事ではありません。
私生活で何かツラいことがあって、サイトのPVが少ないとなれば‥更新する気力を保てるか・否か。
Googleさん、個人サイトの需要をもっと理解して下さい。
✅ ちなみにKAKKON.NETサイトでは
インフル出産、息子の耳垢栓蓋、マンモグラフィー体験談、赤ちゃんの異所性蒙古斑‥の話が人気です。
『記事を読んでくださった “誰か” を、少しでも勇気づけているなら嬉しい』‥という気持ちで、PVが少ない現在も、自分を励まして運営しております。