筒石駅|Wiki
いざ冥途駅に向けて
※できるだけ実際の雰囲気を再現したいため、写真は暗めにしております。
▲前回はココで終了しました。
家族は既に坑道の階段を下り始めているようです。
坑道を入り口に立ち、フイッと気軽にのぞき込んでみると‥。
とんでもない景色が広がっています。
まったく覚悟していなかったので、絶叫してしまいました。
私がこんなふうに『一目見た景色がスゴすぎて思わず絶叫した』のは、過去に一度だけ‥
パリのサント・シャペルのステンドグラスの大洪水を見たとき以来です。(その時は警備員さんに注意されちゃいました😅)
かっこん的には、サント・シャペルに並ぶ強烈インパクトです。並べて良いか分かりませんが。
階段を下りてみます
せっかちな子供たちは階段を駆け下りていますが、これは危ない❗️
坑道内は、地下水と結露によって雨上がり状態です。
滑るわけではありませんが、注意深く進まないと。
そして、一歩・踏み込んだだけで、異様な涼しさ。いや、寒いです。
※列車の入線まち等で長居される予定の方は、ぜひ防寒対策を❗️
私もあわてて、カバンの中の長袖を取出し、着込みました。
このストレートの階段は224段、103mあるそうです。
やっと階段を下り着ると、フェンス柵があります。
この柵の向こうは『作業通路』として、そのまま直線で頚城トンネルに直結しているそうです。
(たしかに、入線時にフェンスの向こうから風が吹き上げてきたような気がします)
ホームの分岐点(跨線トンネル)
‥と、何気な~く進行方向である左手を向くと、
なっがい!!! 想像を超える長さなんですよ!!!
先を行く家族が霞んで見えます。
ここまで下りると、湿度がズシっと増します。
そのせいなのか‥坑道の彼方にはモヤがかかり、もはやこの世の景色ではありません。
帰り道ではこのモヤは消えていたのがまた、幻想的でした。
湿気のため、トンネル上部は結露の水滴がキラキラと光ります。
さて、分岐点に差し掛かりました。
手前にある階段を下りれば、富山方面・上りホーム。
奥にある階段を下りれば、直江津方面・下りホームのようです。
‥と言われても、まったくピンときません。
自分が海に向いているのか?背にしているのか?方向感覚がまったく分からなくなるためです。湿度のせいもあると思います😅
ホームに向かいます
ためしに、手前にある『下りホーム』の階段を下りてみます。
いや‥
この辺のお年寄りの方は、どんな足腰されてるんですか。
とっくに足腰Lv.がカンストしてるんじゃないですかね。
待合室に到着
ここまで何度も驚愕シーンがありつつ(スゴイな筒石駅)、ようやく最下層にたどり着いたようです。
目の前には『待合室』でしょうか。
椅子が並ぶ空間が待っていました。
- 今は昼間なのか?夜なのか?
- 海はどの方角か?(直江津方面が左と言われても全くピンとこない)
- 季節はいつなのか?
- 今は平成なのか昭和なのか?(本当にそう思う空間です)
現実のものとは思えない、異空間です。
‥こちらの記事はここまで。
次回の記事はホームに出ます!
まだ続きます、どうぞ続きをお楽しみに😊
筒石駅を観光しよう❗️③‥冥途感ハンパないです