【ネタバレ注意】二月の勝者を完読!感想を言わせて✨良ENDだった【灰谷ループホラーに戦慄】

6年半に渡り連載されていた中学受験マンガ『二月の勝者』の最終21巻が発売されました!

かっこん最終回を読むまでは感想を言うのをガマンしておりました、ようやく言えます🤗

ネタバレしまくるのでご注意を
👇まだ未読だという方、こちらをどうぞ
【中受を追体験できる】中学受験するならぜひ親子で『二月の勝者』🙂【かっこん家も助けられた】

"中学受験マンガ” である『二月の勝者』が完結しました!「読んでみたいんだけど、抵抗があって…💦」と言う方へ、いやいや・大丈夫なんですよ! じつは親子で安心して読める良マンガなんです! ...

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二月の勝者が21巻で完結!

この笑顔である

本来なら『20巻で完結してもおかしくない』内容でしたよね。
21巻は蛇足なのか?
いやぁ、そんなことはありません。
21巻では『著者の言いたいこと』が徹底的に描写されていました!

卒塾や、入学式説明会で急に今後の進路に不安になるカレンちゃん、黒木の過去と未来、佐倉ちゃんの祖母とのわだかまり。さらに6年後の世界。

21巻、まるまるED😀

もしも試験で(もうこの思考クセになっとる)、
『Q. 21巻で著者が一番伝えたかったことは何か?示せ』という問題が出たら👇でしょう。

とくに21巻は愛に溢れてたね

「愛」ですね
二月の勝者は受験戦争を描いているので「殺伐とした内容なんだろうな🤔」と思い込んでおりました。タイトルに抵抗を感じて、当初は読みたくなかった程です。

でも、実際に読んでみて…
随所で高瀬先生の『子供への愛情』をビシビシと感じました🙂

『カバーそで』の桂先生の言葉も、弱い人の心に寄り添ってますよね。

『二月の勝者』っていう強気なタイトルと逆行してるよね

ドラマver.も良かったんだよ!!!

ところで、二月の勝者のドラマはご覧になられました?(かっこんは偶然、TVerの無料公開期間中で全話試聴できました)

二月の勝者-絶対合格の教室-|日本テレビ

日テレ|2021/10/16 ~ 12/18|全10話
【敬称略】黒木 蔵人:柳楽 優弥
佐倉 麻衣:井上 真央|灰谷 純:加藤 シゲアキ

💡ドラマ版完結の時点でまだ本編が未完だったため、ドラマオリジナルの結末となりました🙂
・灰谷先生はスターフィッシュの存在を知り、黒木に同調した。しまいにゃXmas会に参加しちゃって、かっこん大絶叫(笑)そんなん灰谷先生じゃねぇぇぇ😂!!
・島津くんは本編同様に ➡ 開成を辞退し都立大石山に進学
・王羅くんがコーラを振るシーンが今でも忘れられない(笑)
・かっこん大好き・桂先生役の方、配役ドハマりだった✨
・島津父の金子賢さん演技、メチャ良かった!

・ドラマ版佐倉先生のトラウマは…、
高校教師時代 (※ドラマ版は佐倉ちゃん元高校教師)
顧問をしていた部活の子が『大事な大会の日に推薦受験日』で、佐倉ちゃんは『受験に行け』と後押しした。

結果その子は受験に落ちてしまい、さらに大会に出られなかったことを根に持って、しつこく佐倉ちゃんを恨み続けた。

いや・そうじゃないだろ、
自分の人生、自分の選択として責任をとれよ😡!!!

かっこん、あのエピソードにはムチャクチャ腹が立ちまして…島津父よりイヤだ

教師の立場としては、そりゃ受験(しかも推薦入試に行かせるでしょう。佐倉ちゃんは当然のことをしただけなのに、スゴいトラウマを背負わされて・なんて可哀そうなのかと…。

ドラマ版ラストは、桜花の塾生たちの姿に勇気もらって、佐倉ちゃんが教師に復帰する…という晴れやかなもので、
かっこん大号泣…😭
明らかにジュクコーに向いてなかったし、教職に復帰できて良かったねと。ドラマ良かったよ~。
現在視聴できるのはHuluのみのようです ➡ 二月の勝者|Hulu

…ということで『二月の勝者』感想へなだれ込みます。思いつくまま、脈絡が無いことをお許しください🙏

島津父、許せんよね

皆さんは 島津父、どう?
今川ママみたいに、子供を自分の自己顕示欲の道具と思っていて、かっこんは許せませんね。

島津くんが念願の開成に受かって…

島津くんが開成に行くのはいいけど、父が喜ぶのは許せん😕(葛藤)

…と思っていたら、
島津くんは、結果として都立大石山へ進路変更しました。

そして、ヨリを戻したいとすり寄ってくる島津父を、ママさんは拒んだままでストーリーは終了しました。

この展開、イイよね

普通だったら、なんとなく夫婦が元サヤに戻って終わりそうじゃないですか。

でも、あのときの島津母の苦悩を考えると…
『オンナとして簡単にゃ許せない』のワカります。

そこに高瀬先生のオンナとしての意地が出ていて、やっぱり女性の心理がワカってらっしゃる😁と思いましたよ。コレは男性にはワカるまい。なので、決着の付け方に納得でした🙂(でも、あの後で長い時間をかけて元サヤに納まりそうだけどね)

島津くんが開成を蹴った理由は?

島津くん、開成を蹴った理由はマジで共学が良いからだったのか!?(笑)

かっこん『じつは何かほかに、深い理由があるんじゃないか😅?』と身構えていたのですが…

彼が大石山中学の入学説明会で、早速・受付の女子生徒さんにホワ~っとなってるのを見て、

マジなんか~い( ̄▽ ̄;)

なんだよ・島津くん意外とカワイイじゃないか🤗、(受験戦争じゃない) 平時の彼はそんなキャラだったのかぃ(笑)

ストーリー的に、島津くんを開成に行かさない ➡ 開成を蹴らせたかった ➡ 理由をコミカルにしようという制作側の思惑…かな?

柴田 まるみちゃんの存在

柴田まるみちゃん。
小3からずっと不登校とのことでしたが…

そも、受験塾に通える😅?

※個別塾ならワカるよ。ノビール。

彼女の存在自体がファンタジーだよ。

最後の女子学院の繰り上げ合格は完全に蛇足だったな…😅

今川理衣沙ちゃん&ママの存在

いっちばんキャラが濃いのが今川家ですよね。

黒木先生が「全落ちだけは避けなきゃダメ」を今川親子が体現してくれました。

たしかに、全落ちは今後の人生でトラウマになりますね…『どこにも受け入れてもらえなかった』という絶望。

親のエゴで、全落ちを体験させるのは避けるべき…と。

…にしても・今川ママのような見栄だけのママさん、現実にいますよねェ(かっこん近所にも)

理衣沙ちゃん、そりゃあ卒塾会に来れないよね(進路に納得できた子だけが出席できるよね💦)…ネイリストの道へ進むとのことでした。

『受からなかったら地元の公立中に進学するだけなので、大丈夫です(キリッ)』

これ名セリフだよねかっこんも息子の受験当時にマネて散々、言ってたよ🤗

今川+原家は『進学先は子供としっかり話し合わなきゃね』というエピソードでしたね。

かっこん大好き、桂先生

かっこんが好きなキャラは、桂先生!

「この人、好きぃ!!!」となったエピソードこちら👇

1巻の壮行会で『佐倉ちゃんがハチマキを見てひいている』と、察して「巻かなくていーよ」とサラっと受け流してくれたのに、

1年後の壮行会で黒木先生がハチマキを巻くと知ったら「そうこなくっちゃあ」

ホントはみんなで巻いて、職員全員で全力で応援したいんですよ!「でも・アタシは貴女に強制はしないよ」と🙂

情熱があるのに自分の気持ちを他人に強制しないクールさ、カッコよ

桂先生は、著者の高瀬先生の分身キャラでしたね。

佐倉ちゃんの進路について

ドラマ版の佐倉ちゃんは1年で桜花を退職しました。それに対して、本編で佐倉ちゃんの進路がどうなるのか?めっちゃ気になっておりました。

絶対に向いてないとみんな思った

桜花の社長は、佐倉ちゃんに『新規で開業する無料塾で1年目以降に活躍してもらうつもり』で雇ったそうですが…、

佐倉ちゃんは、桜花で塾講を続けることを選択しました!

強くなったんだね😀

意外でしたね…無料塾のほうが彼女にマッチしていそうだけど、塾生といっしょに戦う道を選ぶとは…!

塾の偏見について

佐倉ちゃんのお婆ちゃんは元教師で、教職に誇りを持っていました。

勉強は学校で教えてもらうもので、塾でわざわざやる必要はない。

私も、息子を受験塾に通塾させるまでは、そう思っておりました。

息子は学校の授業…とくに算数の授業に不満がありました。

息子の年度から、6年生のみ学力差を考慮してA~Dクラスでクラス分けされて授業をするようになりました。

それでも『勉強ができない子にあわせて進める授業』が苦痛だったそうです。それに加えて、

長男:先生が教えるのがヘタすぎるんだよ!

長男が小5秋から通塾を開始した『受験塾のジュクコー』は、たまたま長男と相性がよかったというのもあり『授業が上手で』ビックリしたそうです。

かっこんはそれ以降『学校は集団生活を学ぶ場』と捉えてます。勉強は二の次

例えば…体育授業のサッカーだけで満足できない子は、クラブチームに所属しますよね。もっと能力を伸ばしたいと。

夜遅くまで練習をやっていても『頑張ってるね✨』と褒められますよね

でも、それが塾に置き換わると…
急に『うわ、そこまでヤルの😥?』というネガティブな印象になりますよね(お金は汚いのイメージに似てると思う)

でも世間の塾に対するイメージなんて、払拭できないですよ。クラブ活動と同じで、子供がもっと学びたいと思うから、塾に行っているだけの話🙂

通塾は強制するイメージがあるからネガティブになるのでしょうね。運動クラブは本人の希望で通うイメージが強いから、ポジティブに捉えられるのだろうね。

灰谷先生がたまんない

ドラマ版の灰谷先生は、黒木先生に染まっちゃってヤバかったですよね。一緒にスターフィッシュの活動もしちゃって、もうギャグでした(笑)

さて、本編の灰谷先生のラストどうなる?

(エピローグ❷より)スターフィッシュの活動を知った灰谷先生の感想は、"分かり易すぎる偽善者で興覚めした”とのこと。

彼はエリートの育成に心血をそそぐのみ、それは「子どもの未来のため」なのだそうです。

言ってることはワカる。
でも、閉じた世界でぐるぐると一人きり、
受験戦争のループの中にいるようで…

灰谷END、ゾクゾクしません🤤?

迎合しないかんじ、良い…!

答えをありがとう

ループにハマりこんでいる灰谷先生の一方で、黒木は前進している!!!

二月の勝者を読んでいると『塾に課金できない子は終わりなのか?』と、なんだか失望感がありますよね。

でも、高瀬先生はこの問いに対する答えを用意されてから、この物語を開始していたのですね👇

灰谷先生の言うように偽善かもしれませんが、
黒木先生がそこ(無課金でも学べる場)を追求し続けてくれてるというのは、読者として嬉しさがありますよ。

…それはそうとして、

ご結婚おめでとうございます

佐倉ちゃん、気付かないのがイイね(笑)

最後のさいごは…二月の勝者とは『卒塾しても会いに来てくれるジュクコーのあなたのことだよ』というオチでした。長男のジュクコーも修学旅行のお土産をもらうぐらいに慕われているので、二月の勝者かも😅

長男の中受と同じタイミングだった!

長男の中受のタイミングが、マンガの受験本番とピッタリ重なって、ジャストタイミングで伴走していただきました。二月の勝者のおかげで、親子で初めての受験を乗り越えることができました。

ありがとうございました😀

高瀬先生の今後のご活躍を祈念いたします。
今回は以上です。

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