【まさかの】善光寺の御開帳ロスタイム中です【御開帳が終わっても回向柱は立ってる⁉】

2015-06-14

ドローンと善光寺
2015年6月13日(土)。
御開帳終了から2週間たちましたが、未だに善光寺が賑わっているということで訪れてみました。

この日は『善光寺びんずる市』という市がたっているので、そちらを見学がてらの訪問でした。今回の記事には市の様子は載せておりません、また後日で…。

善光寺びんずる市
2015年6月~11月中の第2土曜日。10時~16時。善光寺境内にて小雨決行。
クラフトショップから飲食店まで、その月により参加ショップもかなり変わることもあります。
善光寺びんずる市(公式)

回向柱がまだ立っている?

一見すると、普通の御開帳です
回向柱が、善光寺の境内に馴染んできましたね。

一見しますと、『あれ?御開帳は終わったというのに、何も変わっていないじゃない?』と思いませんか?

何かが無い
いかがでしょうか?…何かが無いです。

正解は…

本堂と回向柱を繋ぐ、『善の綱』が無いのです。
延長戦
その理由がこちら▲です。
じつは6月末日の『お納め式』まで、回向柱はそのままになっているのです。

過去最多の参拝者数を記念して、夜9時までのライトアップも延長されるそうですね、粋な計らいですね⭐

というわけなのです。
善の綱が無くたって…

御開帳終了後でも人手が!
この混みようです。
参拝されている皆様は、わざと混んでいる期間中をはずしていらっしゃったのでしょうか。よく6月いっぱいは回向柱が立っているとご存知で…(^_^;)

ミニ回向柱が入荷されている

ミニ回向柱
御開帳期間中のみ販売されていると思っていた『ミニ回向柱』ですが、ひっそりと売られていました。
販売されている方に伺うと、売切り終了なのだそうです(^_^)

しかも、御開帳終了前日には売り切れていた特大サイズが入荷されていました!!
…期間中に買い逃して悔しい思いをされた方に朗報です(笑)

お数珠頂戴を待ちます
にわかに周りが騒がしくなりました。
お数珠頂戴が始まりますって?…慌てて並びます。

お数珠頂戴:おじゅずちょうだい

お数珠頂戴のタイミングはこちらの時間『善光寺の行事』を見計らうことで、出会うことができます。
この時はスケジュール以外のご法要だったのかな?

初めてのお数珠頂戴!
今回はお貫主様によるお数珠頂戴でした。
3ヶ月になる息子、初めてのお数珠頂戴。
たまたま隣に並んでいた、豊橋からいらっしゃったというご夫婦から『良かったね~、ありがたいね~』としきりに言って頂けて、その言葉で嬉しくなってしまいました(*^^*)

お数珠頂戴の際には…
●警備員の方が『お貫主様を近くから撮影するのはご遠慮ください』と声がけがあります。
●しゃがんで、頭を下げて待つこと。
●2列に並ぶことも可能とのこと。
●お数珠は、ずしっと頭に載せてくださいます。ずっと手を合わせていられると良いと思います。
●意外と早く進んでこられます。

遠くから長野にいらっしゃって、滅多には善光寺に来られないという方は、ぜひぜひお数珠頂戴を狙ってみてください。良い思い出になりますよ!

お貫主様と善光寺
朱い傘が映えて、素敵な風景ですよね。

こちらも見ていってください

柱をみて
中途半端に名所紹介をしてしまいますが(^_^;)、本堂むかって右手にある入口の両サイドの柱…その左の柱が大きくねじれています。ビックリするくらいに。

地震のせいでねじれたという説もありますし、
本堂の建設当時に、職人さんが『工期が足りなくて』生乾きの木を使用しなくてはならないが、乾いた時の木のねじれを計算して建てたという説もあるそうです(出典:私の主人)。

山門の拝観が再開されている

20150613-05
山門の拝観は、御開帳期間中はできなかったと思いますが…再開されたようですね。

この日は空いていました。混んでいる時は行列ができていますよ!

山門拝観の券売機
山門の内部が公開された当初は『期間限定公開』だったはずですが、常設展時(?)になったようですね。

善光寺の山門は拝観可能

山門には何があるのかな?
智慧(ちえ)の仏さま「文殊菩薩さん」と
「四天王さんに」会えますよ
仏さんの横の柱は下まで続いているので
「通し柱」と呼ばれ、願いを通す柱といわれています
(引用:山門貼り紙より)
昔の人が書いた落書きがあるの?
江戸時代から昭和30年頃の人が
「お参りに来ましたよ」と自分の名前を
壁に書いて帰ったようですね

北海道や九州など遠い地域の人や
幕末の頃の長州奇兵隊さん
も山門に上がって書いていますね

皆が住んでいる町の名前もあるかもしれません

※現在、落書きは禁止されています
(引用:山門貼り紙より)

↑この注意書きつけないとヤバイですよね(笑)
上に登ると景色も良いですし、ぜひ拝観をオススメいたします。

そのほか‥

世尊院は
本堂周辺をあとにして、世尊院はどうなっているかな?
世尊院に立てられていた小さな回向柱は、すでに何処かに納められたようです。

善光寺に時刻表が
仁王門のそばにある、お土産屋さんの隣に立つ『電車の時刻表』。

『特急しなの』が書いてあっても納得ですが、こんな場所で『かがやき』『はくたか』の文字を目にするとは…。しかも新幹線の本数が多くなって…。いやー、こんな時代が来るとは。つい5年前とかでも想像もできませんよ。時の流れってすごい。

総括!

混むのが嫌で、御開帳には行けなかった…という方は6月中が狙い目です。
善の綱が繋がっている・いないをどう捉えるのかは、あなた次第です!
(人ごみの中だと連れて行くのが危ない、というようなお年寄りをお連れするのにはとても良いと思いますよ)

一応、回向柱にはさわれる(行列がない)・山門の拝観ができる・お数珠頂戴が大行列していない・御朱印も普通に頂ける・駐車場が激混みしていない…などのメリットがあることをお伝えいたしまして、この記事を終了いたします。

今後の記事で、善光寺周辺の駐車場事情や『管理人的』おすすめグルメ・見どころなどもご紹介していきたいと思います。

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