ドライブ先で通りがかった、とある街のTOTOのショールーム。
その駐車場で何やらイベントが開催されているようです。
どうやら、その地元で有名な工務店が子供向けのイベントを開催しているようす。
子供もちょうど退屈していたので、立ち寄ってみました。
ヨーヨー釣り・輪投げ・お菓子釣りなど…ひととおりの子供が大喜びしそうな出店の奥に、ワークショップのテントを発見しました。
看板を読んでみますと…『モザイクコースター作り体験(無料)』とあります❗
いま、わたくしがお金を出してでも体験したい『モザイク貼り体験』が、無料ですと…!?
嬉しさでガクブルしながら、完成までの時間を伺うと『乾燥待ちも含めて、40分です』とのこと。
『ふわふわ』で無心にピョンピョコと飛び跳ねていた息子をひっつかまえて連れて、いざ!モザイクコースター作りのはじまりです。
まずタイルをチョイス
工務店さんがたくさんのタイルを用意してくださっていて、その中から自由にチョイスします。うわぁ、イキナリものすごく楽しい!!(タイル大好きなかっこん、序盤からテンションMAXでございます)
工務店の方のアドバイスとしては、
高さが不ぞろいだと、モノを置いた時にグラグラしちゃうでしょ?
なので、チョイスするタイルの高さはできるだけ揃えた方が良いよ、とのことでした。なるほど~。
コースターの原型となる木枠に、タイルをチョコマカと並べてみます。
アドバイスを参考にした、5歳男児&わたくしのチョイスは…
うん、うん。アドバイス聞いてた?
…コレ、どう仕上げるんだ?( ̄▽ ̄;)
かといって、わたくしのチョイスもブナンすぎて面白みに欠けますね。性格が出てしまうなァ。
タイルを並べます
では、開始します。
底に『目地材』が仕込んであるのが、本番のコースター木枠です。
タイルを並べた木枠を『見本』として見ながら、本番のほうにタイルを配置していくわけです。
『青いメンディングテープ』がなぜ貼られているのか?は、のちほど説明いたします。
タイルをギチギチに並べると、目地材が入っていかないのでNGなのだそうです。適度な間隔をあけてセットしていきます。
タイルを置くと、底に敷いてある目地材に『ザリッ』と噛んで、良い具合に固定されます。
息子のぶんはどうなったかと言いますと…
あまりにも細かいので、職人さんがタイルを並べてくださっています。(息子、かっこんの説得により『お花のタイル』に絞り込みました)
お話を伺っていると、この方は職人さんではなく『現場監督』をされていらっしゃる方なのだそうです。
監督、スピーディーに息子のチョイスしたタイルを並べていくのですが…配置が美しいのです!監督!
タイルを並べ終えたら、目地材を乾燥させて・しっかりとコースターに密着させます。
乾燥が甘いと、目地を流し込む際にタイルが取れてしまうそうです。
(ほかの体験者の方たちは、タイルを配置するところで終了らしい)
では30分後に来てください…とのことで、休憩タイム。その間にオシャレな移動販売のカフェでドリンク休憩です。
一方では、監督が目地材を練っています。ヨーグルトほどの硬さで練る必要があるそうです。
※目地材はホームセンターで普通に販売しているそうです。そうだったんですか⭐️
‥というわけで、ビニール袋をセットして挑戦です。
目地材を流し込みます
スポンジのようなハケに目地材をたっぷり取り、『べしゃっっ』と圧着させているようでした。隙間なく行き渡るように。
ここでの作業は綺麗に仕上げようとせず、まずは隙間なく塗り込むこと。
余分な目地材をぬぐいます
続いては、仕上げに入っていきます。
やるべきことは、
- タイル表面の目地材をぬぐい、タイル本来の輝きを出す
- タイルのキワを綺麗に露出させ、カタチを出す
- タイルとタイル間の目地の表面をなめらかに表現する
まずはザックリと、コテで余計な分の目地材をぬぐいます。
続いて、水を含ませたスポンジをかる~~く滑らせ、タイル表面・目地材表面を整えます。
タイルに着いた目地材は、個別に丁寧にぬぐう必要がありますね。
監督、指でこまかく仕上げてくださって…右手をご覧ください、監督ゥ!
プロの仕上げってスゴイんですね。
乾燥して完成です
結果がこちらです。(良い写真じゃなくて申し訳ありません)
どちらが良いか?ってダンゼン息子の方です。
感想としては、私のはピンクのガラスタイル部分を、お花のタイルに置き換えればステキだったろうな…と。
ぜひぜひ、自分で材料をそろえて再挑戦したいと思っております❗
『目地材』のアルカリ性が、木を侵して『変色させてしまう』のだそうです。
作業中に、木枠に青いメンディングテープを貼っておりましたでしょう?
シミを避けるためなのだそうです。
監督のアドバイスとして、シミを隠すために『ポスカ』などで後から塗りつぶせば良いよ★とのこと。
…ですが、味としてあんまり手を加えたくないですよね。