アマゾンで『最新の本』ではなく『昔の本』を購入したいな~と思ったことはありませんか?
価格を確認すると、『1円から古本を購入できます』という表示が目について気になったことがありませんでしょうか?
でも普通に考えてアヤシイじゃないですか。1円なんて、なんかアヤシイぞ。と、手が出ませんよね。
経験してみました
先日、私の母に『半年に1度の読書ブーム』が到来いたしました。
文庫本を数冊まとめてドカ買いしたいとのこと。…どの本もかなり昔に発行された本らしいのですが、ブックオフに行く時間が無いため『ネットで本を買ってよ~』。
私がちょっとでも面倒くさがると『いいよ、ツタヤで買うから!』と不貞腐れるので、指定された本をアマゾンで検索しました。
やはり気になる『1円の中古本』。よっしゃ、この機会にどんなモンだか買ったれ!!(私の本じゃないし)と購入してみることにしました。
クリックすると、中古本を出品しているお店のリストが表示されます。
¥1円+¥257(関東への配送料)…とありますね。『送料が必要なのか…』程度に思いました。(この金額を覚えておいてください)
※この時点で私の憶測…同じお店で複数の本を購入すれば、送料は1回分だけの送料=¥257のみ加算で済むのだと思いました。
ですので、できる限り母の指定する本を取り揃えている『ブックセンターいとう国分寺店』さんでいっきに購入することに決めました。
…ところが、ですよ。
合計金額が多すぎる??
合計金額を確認してみます…(この↑画像は履歴画像ですが)
50円+1円+221円+1円=273円(5冊分の本の合計金額)
あれれ?本代合計が273円+送料1回分257円=合計530円で済むと思っておりましたのに、結果はまさかの合計¥1,696です。
なんでだ!?…うむむ。冷静に考えて…やはり1円という本は存在しないようですね。
発送料・手数料(儲けも?)的なカタチで1冊ごとに必ず送料として257円(ブックセンターいとうさんの場合)がかかるようです。
結局、1円+257円=258円の本というわけですね。そうしますとブックオフと同じような値段になるわけですね…でも探す手間代だと思えばしょうがないかもしれません。
本記事とは関係ございませんが、母に怒涛の阿川佐和子ブームが来ています。
1円の本てどんな感じ?
注文後、すぐに発送されてきました。5日後くらいにはポストに投函されています。すごい。
ブックセンターいとうさんの場合は、通販カタログのようなビニール袋に入って届きました。安心感がありますね。
1円扱いの本ってどんなんなんだろ?ボロボロなのかしら…と不安でいっぱいでしたが…普通に綺麗です。角も削ってあり、新品との区別が難しいほどでした。
ビニールにピチッとパッケージされているのも嬉しい。
同封されていた納品書を見てみます。
やはり、全ての商品に送料257円が加算されています。
このシステム、1円と表記するのは語弊がありませんでしょうか…購入者でクレームをつける人は居ないのでしょうか?(^^;; 全ての購入者がキチンと理解して注文しているとは思えないのですが。
送料がイチイチかかっても…老婆心アドバイス
複数の本を購入するとき、1冊ごとにイチイチ送料がかかるなら、何も考えないで手当たり次第に『いろんな古本屋から』買えばいいしゃん?…と思う方もいらっしゃるかもしれません。それは浅はかというモノ!通販のシロウト(?)と言わざるを得ないです!!
複数のお店からいっぺんに届きものがあると、とても混乱します。発注に不備があった場合に気付けないこともありますので、できる限り注文は同じお店でまとめるべきです。(管理人、楽天スーパーセールのたびに発注品の確認作業で泣きそうになっている経験から)
ちなみにAmazonの中古本屋さんの中には『2冊以降は送料50円引き』など特典をつけている古本屋さんもあるようです。皆さま、うまく活用してください。
母はすっかりAmazon中古本購入が気に入り、現在また違う本を注文中です(阿川佐和子ではない)
以上、お楽しみいただけたでしょうか?
『1円本を購入するとどうなるか?』リポートでした。