【真田丸感想50話 最終回】最期はコミカルなし❗️でも爽やかなラスト【そして次世代へ】

2016-12-19

真田丸ロスに怯えつつも、いってみましょう・最終回!!

NHK|真田丸

今回のタイトルは『最終回』。
なんと潔いタイトルでしょうか(笑)

最終回のOP曲は無し、あらすじのナレーションから始まります。

…とある尼寺。大坂城から江戸へ帰る途中の信之、宿泊する予定だそうです。

もう一方、相部屋をお願いしたいと頼まれ…誰だろう?と不安になる信之でしたが、相手は・なんと『本多正信』。

彼も大坂から江戸へ帰る途中とのこと。
知っている相手(本多)とご一緒ならば良かった…と安心したのも束の間、就寝時。

おじいちゃんの寝息がうるさい(笑)

信之:チッ!
なぜか、うなされる正信。
とにかくうるさい夜だったようです(笑)

…正信と信之が床を並べてるのが、すんごくシュールで面白かったですね(T▽T)!今回のコミカルはこのシーンだけでした。

夏の陣、直前

大坂城内。
ダメ田十勇士にゲキを飛ばす信繁。
ダメ田十勇士は、真田丸PRのスピンオフ作品だそうですね、すみません・未見です(´;ω;`)

信繁:命を惜しめ、そして必ず勝て。
死ぬつもりはない、という信繁。でも、決死の覚悟のはず…その真意は。

厨(くりや)にて…予八の遺体を確認。

与左衛門に『徳川の間者か?』と問うと、彼は『徳川に使えたことなどない』という。

与左衛門の娘と妻が太閤に手篭めにされ、自殺。私怨からの行動だと。

太閤殿下、ホントにさんざんこういうコトしてたそうですね。
私が高校時代・歴史の先生から聞いたエピソードでは、太閤が千利休の娘に手を出して、それに怒りまくった利休が、太閤殿下の目前で『腸(はらわた)』を引き吊り出して見せて、壮絶死した…と。いやー…※所説あるうちの1つですよ。

与左衛門:役目は終わった。この城も、明日で終わりじゃ。
と、自刃して倒れます。

秀頼に謁見。
信繁が、秀頼に出馬してほしいと頼みます。何度目でしたっけ?

信繁、茶々と二人きりの部屋で…

深刻な状況を思い描いてください…と信繁が脅すと、取り乱す茶々。
すかさず、抱きかかえる信繁。サッと女性を抱きかかえるの、こなれてますね。

信繁:茶々さまは、ずっと悪い夢を見ておられたのです。左衛門佐(さえもんのすけ)が連れ戻して参ります。

茶々にお願いが。と言う信繁。

戦に勝ち、良い条件で交渉を進めることができるようになったら…大阪城を明け渡し、四国を治めることをのんでほしい。

万が一・自分が死んで居なくなったら、千姫に望みをたくせ、と。

信繁:望みを捨てなかったもののみ、道は開かれます。

この会話の最中、信繁と茶々の距離感がアヤシイったらありませんでしたね。

茶々ともキスシーンがあったらどーしようかと全国国民が緊張したでしょう(笑)

さて。
出陣直前、内記と会話する信繁。

内記:大事なのは、いかに生きたかにございます。

その言葉に勇気づけられ、梅ちゃんの六文銭のおまもりを握る信繁。

蝉の鳴き声とともに『行って参る❗️』(季節は5/7だそうです)

ついに夏の陣はじまる

きりちゃんと茶々で、かるた遊びをしています。
茶々:2人はどんな関係?
きりちゃん:腐れ縁?(笑)…笑いあう2人。

きりちゃん、先週のアレがありましたし、特別な含みで言うのかな?と思いましたが、いつもどおりのアッサリ対応でしたね。カンジ良いコだなぁ…

徳川の陣。
家康:戦場に秀頼にでてこられては、太閤恩顧の大名の士気がさがる。

正信の息子・正純(まさずみ)が、とにかく調略しまくればいいでしょ?と(笑)。

豊臣の本陣。
秀頼がでてこない!と苛立つ毛利。

毛利いわく、敵は戦に慣れていない。大名同士の連携も悪い…この戦は勝てる!
信繁も戦に慣れていないのはナイショです

そんな中、松平忠直の軍勢が毛利の陣に鉄砲をうちかけ、毛利の軍勢が応戦してしまったという報が入ります。
戦端を開くにはまだ早いのに…、と。

さて、秀頼サイドですが…
大蔵卿が、未だに城を出るなと足止めしてました★
さすが大蔵卿。
この期に及んでまだ言うか大蔵卿。

毛利はそのまま、軍勢と共に家康の陣に行っちゃいます。

その先には真田信吉(おこう側の息子)の陣がありました…

信吉は『まだ動けぬ、』と。動くからには、その先には叔父さんがいる…戦いたくないという判断です。

そのまま毛利に突破されちゃいます。

毛利の軍勢は、数々の陣を突き崩して家康の本陣へ❗️

大野:この戦は、秀頼公の出馬があるか否かで勝敗が決まる。…ということは、大蔵卿のせいで負けるというパターンか!

ギリギリのところで、大介は信繁との同行を許されなかった。
サスケに託される。
※史実では、父と共に自害…ということになっているそうで。真田丸では生存ルートっぽいですね。優しいなぁ。

秀頼:左衛門佐が裏切っているという証拠を探せ!
ということで、連れてこられたのが『与左衛門』。
全視聴者:まだ生きてたんかい( ゚Д゚)

秀頼:誰にやられたのか?
『…真田』、と答える与左衛門。そうきましたか。

秀頼:信じられん…(o_o)
秀頼公・いつもの人間不信パティーン!

信政(稲の息子)は、毛利の陣を追っていった。
そのおかげで、一応大御所への義理は果たしたと感謝して見せる信吉(おこうの息子)。

そんなこと言ってる真田の陣を、信繁が突破する。

三十郎を突き崩し、進む信繁。

決死の態の信繁を見て、源次郎さまー!と泣き崩れる三十郎。

戦況、豊臣圧勝か…?

毛利が大胆に切り開いた戦端のままに、信繁は家康のド本陣に進む。

ナレ:家康の馬印が破られたのは、三方ヶ原以来だった。

いっときは豊臣勢、かなりいいところまで行ったんですね!?
逆に言いますと家康も晩年まで苦労したんですねぇ…味わい深いお人だなぁ…。

息子・秀忠の陣も襲われる。
逃げ惑う秀忠。

家康:もはやここまでじゃ、わしは腹を切る❗️
殿ご乱心です。落ち着け!、とみんなで必至に大御所を止めます。

大野:いまこそ、秀頼公のご出馬の時❗️

ところが。
この豊臣有利な状況で。

豊臣の馬印である、千成瓢箪(せんなりびょうたん)が城へ帰った。…それを見て『秀頼公が逃げ帰った』、と牢人たちは思った…と。(史実でも、そうだったのでしょうね。どうしてこのタイミングで?どうせ大蔵卿のせいなんでしょうけど

その一部始終を草葉の陰から見守る大御所さま。

ナレ:家康には、戦には流れが変わる瞬間があると分かっていた。

家康:好機じゃ…❗️陣を立て直せ❗️❗️
大御所・キャラ変しました。

秀忠:風向きが変わった、我らも行くぞー❗️

信繁:秀頼公はまだか⁉️秀頼公はー⁉️

その時、大坂城では…サスケにより信繁は冤罪だと分かります。
が、時すでに遅し。与左衛門により、厨から火の手があがります。単なる台所番じゃあないな、あのおじいちゃん。

大野:ただちにご出馬を❗️
秀頼:あいわかった❗️
いやいや…( ゚Д゚)

ところが、牢人達が逃げ出してます!という報が。

真田勢は押し返され、毛利勢も苦戦。

大野:…どうやら、流れが変わったようです。

勢いを増して行く徳川勢。

派手に撃たれてしまう作兵衛…。

秀頼公:これより、討ってでる…
全視聴者:おっそーい( ゚Д゚)❗️

ついに茶々が登場し、秀頼を止めます。

秀頼:武士らしく、死なせてください
茶々:死んではならぬ、まだ生きる道が残っておる❗️
あの死にたがりだった茶々さまが(T▽T*)❗️

千姫のもとに駆けつけるきりちゃん。
きりちゃん:貴方さまに、大阪城のすべてがかかっているのです❗️

大坂城内にも、ついに徳川勢が攻め入ってきました。

内記のもとにも徳川勢が…。

大介のために、足止めすると言う内記。

かっこん:ナイキ、ここまでか…ナイキーーー❗️❗️😭😭😭

殿…と、昌幸の位牌を抱きしめ、絶命する内記。

作兵衛もド根性で、大坂城内の畑まで辿り着き。すえ…うめ…とつぶやき果てました。

徳川の陣。
家康:何じゃ?
真田でございます。
家康:(イヤそうに)またか❗️

信繁が、至近距離で家康に狙いをつけ、馬上筒を放とうとします。

とっさにかばおうとする家臣たち。
家康:手を出すな!

家康:殺したいなら、殺すが良い
されど・わしを、殺したところで何もかわらん。
徳川の世はすでに盤石…

戦で雌雄を決するような時代は終わった。

おのれのような人間が生きて行くところなど、どこにもないと信繁を全否定します。

対して、信繁は『百も承知!』
それでもやらねばならぬ!と。

馬上筒を撃った…と思いきや、秀忠の陣が到着。逆に信繁が撃たれています。
信繁が秀忠の陣とやりあう間に、家康は退却。

そのやりとりを見届ける伊達。そして上杉陣。
帰りましょう、と直江。景勝も帰りがけに、
景勝:源次郎、さらばじゃ❗️(瞳キラキラ

どこかの茶室…
北政所と片桐がお茶しています。
…って北政所、まだご存命でしたのね⁉️(゚Д゚;)

信繁、最期。

ヘトヘトのサスケと信繁。
息も絶え絶えです。

信繁:ここまでのようだな…
サスケに刀を渡します。介錯か…。

信繁:長い間、仕えてくれた…いくつになった?
サスケ:55でございます
信繁:疲れたろう?
サスケ:全身がいとうございます。
信繁:だろうな(笑)
…という軽いテイストの会話ののち。

信繁は、梅ちゃんの六文銭をとりだし、握る。

脇差をかまえ…サスケは後ろに回り込む…。

場面が変わり。
並ぶ茶々と秀頼。
窓の外には、燃える大坂城。
(これは今回でいちばん悲しいシーンに思います)

千姫は無事に家康のもとへ。

毛利はまだ無事。すごいな毛利(笑)

春ちゃんと娘・梅は伊達の保護のもと、信繁を案じています。

すえちゃんは新婚生活中。

…信繁に戻ります。
目をとじて…。

そして真田は次世代へ

…どこかの田畑です。

正信と信之。
正信が収める土地らしく、農民たちが正信を呼び止めます。

信之:随分と農民に慕われておいでで…。

正信は、農民に接するのは戦と同じである、と。
『領主は決して贅沢はしてはならぬ』という言葉に、その後の信之の松代藩でのありかたが出るのだそうです。
これは、三谷先生のインタビューで詳しくありますので是非ご覧ください!(記事の最下部にリンクあります)

…と・正信に大坂から知らせが入ります。徳川の勝利の報ですね。

正信は気を遣い『御免』、と信之の前から場を外します。

すると、信之のもつ六文銭(おこう自作)が鳴る。

信之は何かを察したように、
…行くぞ…!

…終。

ED…というのでしょうか、ここからOPが始まります。

ひたすら、今までの名シーンを振り返ります。

…犬伏の別れ・信繁が泣き、信幸が肩を叩くシーン、よかったですよね!パっと見ただけで泣きそうになります。

曲が終わりまして、ナレーション。
『これより7年後、信之は松代藩へ。松代藩は、徳川幕府の根底を揺るがす『佐久間象山』を生み出すきっかけを作るのだが、それは先の話である。』

…という、少し毒を含ませたラストがなんともいえず良いオチですね。

番組が終わりまして、つづく真田丸紀行でその後の顛末を伝えます。
No.50 大阪府大阪市・長野県上田市

茶々と秀頼は自刃した、と。
『真田丸』でもそうだったのかな。

最終回感想

三谷先生は、史実どおりの悲しくなるシーンはできる限り描かないラストにされました。

なので、これまでのコミカル路線から大外ししていないラストになっていますよね。

この後は…わかるでしょ?お好きなように皆さんの中でストーリーを広げていいよ、という解釈でもよろしいのでは?

Q.『真田幸村』がなぜ人気だったのか?
A. 戦国乱世、最後の武将だったから
…なのでしょうね。

徳川に従わなければならないという閉塞感のもと、自分の意志で自由に行動した『幸村』に、景勝も感銘を受けていました。

江戸時代の幸村人気も、そうだったんでしょうね。揺るぎない徳川勢に刃向かい、苦しめたヒーローとして。

周辺情報

「真田丸」三谷幸喜を直撃 構想変えたのは“あの人”…三谷幸喜先生の最終回直前のインタビュー。かなり面白いお話ですよ❗️

総集編が…12/30の昼0:15〜放送されます!
<放送予定>
2016年12月30日(金)
総集編(1) 午後0時15分~午後1時00分
総集編(2) 午後1時05分~午後2時00分
総集編(3) 午後2時00分~午後2時58分
総集編(4) 午後3時05分~午後4時33分

真田丸スタッフのみなさま、1年間+αお疲れさまでした。
地元も活気にあふれましたし、とっても楽しませていただきました。
ありがとうございました!!
(定期的に真田関係でイベントを期待いたします…★)

次回・大河はおんな城主 直虎

主人:今度は家康、いいヤツで出てくるハズだよ
かっこん:別に今回だって家康わるくないよ❗️😡

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KAKKON.NET 真田丸総チェック

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