【銀河一イケメンと八重歯と男爵と】フジリューver. 銀河英雄伝説第5巻【双璧初登場❗】

2017-02-18

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今回の表紙は‥

本屋さんで表紙を見た時の脳内の叫び。

  1. 表紙、双璧❗️
  2. 2人いっきにまとめられたッ❗️
  3. ロイエンタール、オールバックじゃない❗️コレは確実にcv.若本さんではないッ
  4. ミッターマイヤ八重歯キャラッ❗️

一度にこれだけの感想が浮かび、頭がクラクラしました(笑)

では、ちゃんと見ていきましょう。

銀英の中で一番のイケメンキャラであるべき、ロイエンタール。(※ラインハルトは『神格』なので省きます)いかがでしょうか、納得ですよね皆さま。

ロイエンタールの髪型については、また後程‥つづいて、ミッターマイヤー❗️

まさかの八重歯キャラ❗️❗️


見開き。ロイエンタールが胸に手を当てて敬礼してるんですよね。
ロイエンタールのイケメンぶりに、思わずスマホの待ち受けにしちゃいましたよ。

‥というわけで、フジリューver.の双璧は『狼男と吸血鬼』になりました★

前巻の感想を3行で

ビュコックの
安定感だけは
フジリューも曲げられず

…『ビッテン』があんなんなっちゃったり『ラップ』がこんなんなっちゃったりする中、ビュコックには安心しました。

というわけで…今回も、ダラダラと本編感想を参ります。
(今巻は艦隊戦が少ないので、いつもよりも簡単に感想が書けました(笑)

#37 ラインハルト・フォン・ミューゼル中将 第三次ティアマト会戦 分水嶺

『撤退ではなく、後退する』ラインハルト旗艦タンホイザー。

それを野生の勘で、全速力で追いかけるホーランド。

ホーランド:『だか、追いつけば勝てる…追いつけば…』

かっこん:同盟の艦が、帝国の艦に追いつけるのか…

▲悪意のない純粋なツッコミ

次のページで、タンホイザー(ラインハルト旗艦)はなぜか後退を止めたようです。

なぜか、悟り、諦めるホーランド。
どうしたのか?

#38 ラインハルト・フォン・ミューゼル中将 第三次ティアマト会戦 終結

なぜホーランドは諦めたのか。

理由は、次の瞬間のタンホイザーの後退からの一斉射撃。
これは、背後に貼り付いていたホーランド艦隊は避けれませんね

粉砕されるホーランド旗艦。
ホーランド自身もズタズタです。
ホーランド:『評価はどうあれ…歴史に名を記す戦いだったはずだ…これで俺も…英雄だ‼️』

『英雄』にこだわるあたり、とことん『ヤンが嫌うタイプ』ですね(笑)

玉砕するホーランド。

戦いが終わり、ラインハルトは『ホーランドを評価すべき』だと。
ホーランドものすごく頑張りましたからね。

その一方で。
同盟の残りの第五艦隊・第九艦隊のウランフ&ビュコックは、ホーランド艦隊を助けるために決死の突撃を開始します。

それに対し、ミュッケンベルガー元帥は『無駄なただの消耗戦…戦いは終わりだ』

さすが元帥、オトナの判断。

このおかけで二艦隊は命拾いをしました。

戦いの終わりに、改めて貴族に対する憎悪を燃やすラインハルト。
『貴族制そのものを消滅させてやろう!』

ラストでは、同じティアマト星系で7ヶ月後に同盟と再戦する際には、ブリュンヒルトと双璧が居るよ❤️という予告が。がんばれ同盟‥

#39 ラインハルト・フォン・ミューゼル大将 首都星オーディン 新造戦艦ブリュンヒルト

双璧シルエット劇場スタート★
ミッターマイヤーが秘密警察に捕らえられ、ロイエンタールどうしよう。

双璧、マンガではどんなカンジなのかなと期待が増しますね!

場面が変わり…
前回の戦いの功績でラインハルトは大将に昇進。
それにより、皇帝陛下から『専用の旗艦』を賜われる特典が❗️

全く期待していないラインハルトは、湖水に浮かぶ優美なブリュンヒルトを見て思わず駆け寄っちゃいます。

技術者いわく、新技術を搭載した全く新しい軍用艦。
試作機のためコスト度外視で通常の7倍(※帝国比)かけ開発した…そうです。

ブリュンヒルトにウッキウキなラインハルトでしたが、帰宅すると家の前にはズブ濡れの不審なイケメンが。

彼こそが、ロイエンタール少将でした。

#40 ラインハルト・フォン・ミューゼル大将 首都星オーディン ミッターマイヤーとロイエンタール

ラインハルトの下宿先に上り込むロイエンタール。
ミッターマイヤーとの出会いの回想シーンが始まります。

…って。

あれれ??・ちょっと待ってください、

よく見ると、ロイエンタールって長髪なんですね?

表紙を確認…やっぱり長髪なんですね?
(昔からロイエンタール長髪説はありましたよね)

動揺してすみません、話を戻します。

生還が絶望的な死地で、ミッターマイヤーと偶然に出会いました。

次のページで、何事もなかったかのように仲良く生還しているという…なんという(手抜き)チートキャラ。
こんなのを相手にしなきゃならない同盟は哀れすぎる( ^ω^ 😉

ロイエ:『根本的に2人は正反対な人間です…女性の扱いもすべて

年下の大将閣下に、何を正直に話してんですかロイエンタール少将は。

場面変わり。
ミッターマイヤーが捕らえられているのは、オーディン郊外の監獄要塞。

ミッターマイヤーは拷問器具が並ぶなか、牢屋に入れられてます。

目の前に現れたのは、フレーゲル男爵じゃないですか。
ブラウンシュヴァイク公の親族で、ミッターマイヤーの部下の男が、民間人に狼藉をしたと。
その男を処刑したことで、フレーゲル男爵の怒りを買ったそうです。

場面はラインハルト下宿へ。
ミッターマイヤーを救う=大貴族に刃向かうことになる。立場上、かなり損をすることになります。

ラインハルトはその見返りに、何が欲しいのか…?

#41 ラインハルト・フォン・ミューゼル大将 首都星オーディン ミッターマイヤー救出

ラインハルト:『卿(ロイエンタール)とミッターマイヤー少将は二人で一人❗️、全身をもって忠誠を誓うのだ❗️』

19歳にまとめられちゃう、28歳青年男性。

でもそこはロイエンタール、高笑いで返しつつ、引き受けます。

ロイエンタールがラインハルトにモヤモヤして暮らす人生がここからスタートするわけですね。

じゃ早速、これから皆でブラウンシュヴァイク公の館に行っちゃお〜⭐️という流れ。

一方でミッターマイヤーはどうなっているのか?
彼が囚われている牢獄要塞の名前は、ブラウンシュヴァイク家の領地内にある『拷問城』だそうです。分かりやすい名前です。ブラウンシュヴァイク家の闇は深い

ブラウンシュヴァイク家の総所有財産はP92参照。

今回、わたくし初めて『名門の中の名門』ブラウンシュヴァイク家の財産を知り、恐れ入りました。
偉大ですねぇ。フェザーンのように独立国かまえられる規模じゃないですか。
プライドも異常に高いわけですね。

余談ですが:ミッターマイヤーのふて腐れたような座り方がカワイイですね。捕まったライオンのようです。
たしかに、牢屋の中で他にどうやって座るのか…と考えると、あーいう感じしかないのかな(^^;)

ミッターマイヤーは、拷問スタッフに電撃鞭で打たれます。

『平民を虐げてこそ貴族』と悦に入るフレーゲル男爵。
さすが名門の中の名門、完全にイカれてますな…でも、これが帝国貴族の本質だというのですね。

#42 ラインハルト・フォン・ミューゼル大将 首都星オーディン 公爵ブラウンシュヴァイク

ラインハルト達は、1時間で威圧感を与えるための兵力を集め、徒歩でブラウンシュヴァイク家に到着。クーデター起こすイキオイじゃないですか…(^^;)

ミッターマイヤーを知らないか?とブラウンシュヴァイク公に直接尋ねるも、公は知らないと。

ならば、ブラウンシュヴァイク公を蹴落としたがっている『リヒテンラーデ候』や『リッテンハイム候』に聞くからいいよー⭐️というラインハルト。

脅しの甲斐があり、ブラウンシュヴァイク公は白状します。
拷問城に急げ〜❗️

#43 ラインハルト・フォン・ミューゼル大将 首都星オーディン 双璧の忠誠

鞭で何度も打たれても、悲鳴をあけずに耐えるミッターマイヤー。
ドキドキして見守るフレーゲル男爵。

倒れてるミッターマイヤーから煙が出てるんですけど⁉️(゚Д゚;)

最後の一撃は、ウズウズしてるフレーゲル男爵がさしたくてしょうがありません。

フレーゲルの一撃を止めたのはラインハルト。間に合いました。

『ガシッ』とミッターマイヤーを抱きとめるロイエンタールのコマ、良いですね( ̄▽ ̄*)

死相すぎるミッターマイヤー。
ですが、『死んだフリ』でロイエンタールを驚かしたそうです…

ウォルフ:『遅いじゃないか ロイエンタール…』

ムカついたから脅かしてやった、と冗談を言うミッターマイヤーをプルプル怒って落としちゃうロイエンタール。

その光景に呆れるミューゼル大将。
フジリューver.のロイエンタールって、ファランギース(アルスラーン)っぽいですね(笑)

ラインハルトは激情にかられフレーゲルを撃とうとしますが、貴族のように理由もなく殺すつもりか?と言われ怯みます。

アンスバッハ准将に止められ、その場は解散になります。

後日、ミッターマイヤー回復の後にラインハルトの下宿先で忠誠を誓ったということです。

にしても、ロイエンタールが宝塚の男役な美形ですね。『清純』なんですが良いんですかね?(かっこんのイメージは、常に多少の邪悪さ+毒が欲しい❗️)

#44 ヤン・ウェンリー准将 首都星ハイネセン 国防委員長ヨブ・トリューニヒト

ようやくストーリーが同盟のターンです。

ヤンによると、帝国との戦争は半年ごと/年に2回の恒例行事だそうです。

ヤン:『祭りみたいなものなのさ』
150年続く伝統行事です。

確かに、恒例行事で家族を失うのはバカバカしいですね。ヤンが呆れ、ジェシカが怒るのも分かります。

皆が集合しているこの建物は‥ああ(笑)、
『統合作戦本部』のデザインに未だ慣れません(笑)…すごいです同盟のセンスとミョーな技術力。

ジャン・ロベール・ラップが登場。(なぜか階級が載ってませんね)

トリューニヒトの演説が開始されます。

トリューニヒト:『一部の平和主義者は帝国と講和せよ…というが』

同盟の民が降伏したとすれば、奴隷に落とされる。
自分の大事な家族が、一生を奴隷として過ごすことに耐えられるのか?(※要約)

うわぁ、正論。
先ほど、ブラウンシュヴァイク家の悪行を見せられた私たち読者としては、反論できませんよね。

トリューニヒトの言う通り、現ゴールデンバウム政権とは、とてもじゃないですが話し合いの余地があるとは思えません。このことに対しては、ヤンはどう思っているのかな。

ラップ情報によると、トリューニヒトは兵役を後方勤務で過ごし、ハイネセンから一歩も出ていないそうです。初耳でした❗️

ヤン:『戦場から離れるほど人は好戦的になる』

演説から退場する道すがら、トリューニヒトに発見されちゃうヤン。

必勝法を教えてくれ、と言われるとヤンはそっけなく、

必ず勝つためには、戦場で兵士は当たり前のことを実行するだけ。

政治家が事前にその準備をきちんとすることが大事だよ、とトリューニヒトに釘を刺します。

この言葉の背景として、同盟の政権本部はこれまでに無謀な戦いを設定して、兵士を無駄死にさせてきた、という経緯が長くあるということですね。

さてさて。
今回の戦場は、ティアマト星系の(ガス惑星)レグニッツァ上空とのこと。

#45 ヤン・ウェンリー准将 第四次ティアマト会戦 惑星レグニッツァ上空戦Ⅰ

同盟の軍人が宇宙に出るときは、地上から『軌道エレベーター』に乗り込み、『宇宙港』へ向かうそうです。

理由は、経済的かつ効率が良いため。
アニメ版では同盟軍人は『戦艦』ではなく、シャトルで帰還してましたね。戦艦は宇宙のドック的なところに係留されていたような。

帝国では、出陣の際には領民に『力』を誇示するために地上から飛び立つ『演出』をしているそうです。さすがは帝国の経済力。

軌道エレベーターの先には、『ハイネセン宇宙港』。

ユリアンのカワイイ略図によると、ワープしながら1ヶ月をかけてイゼルローン回廊に到達するそうです。

オーディンからも1ヶ月かかるそうですね。
互いにほぼ同距離、中間地点なんですね。

ハイネセンから空を見上げ、ヤンを手伝いたいというユリアン。
初登場時に比べ、凛々しくなってきているような気がしますね。

さて、ほぼ1ヶ月が経過。
イゼルローン回廊付近に到達している、ということですね。

回廊付近の星系の配置図が分かりやすいですね、嬉しいです❗️

ヤンが搭乗するのは第二艦隊旗艦パトロクロス。ラップも一緒です。

露骨に『昇進したい』というラップ。
ジェシカ・エドワーズと婚約したからだそうです。ラップ、チャラいな…( ̄▽ ̄;)

ラップ:『(結婚できて)羨ましいか??』

ヤン:『う〜ん…年金暮らししながら歴史の研究する生活についてきてくれる女性が居たら…(結婚していいかも)』

ラップ:『いねえよ…』
果たしてそーでしょうか。この広い宇宙、誰か一人はもの好きな女性が居るかも‥
その後の展開に刮目です。

一方でイゼルローン要塞。
ミュッケンベルガー元帥の傍らには、あのフレーゲル男爵(今回・出番多すぎ)。

少将待遇で参謀されるそうです。
けっこうな権利をにぎってるじゃないですか。

元帥に、イゼルローン回廊出口付近に陣取る3万超の同盟艦隊に、ラインハルト艦隊1万弱で出撃しなさいと命令されます。

死んでこいというような内容に、それでも元帥の命令ならば…と従うラインハルト。

ところが、じつは『ブリュンヒルトの初陣として』派手に出撃できるのでラインハルト的には嬉しかったそうです。なんだそりゃ…

#46 ヤン・ウェンリー准将 第四次ティアマト会戦 惑星レグニッツァ上空戦Ⅱ

表紙が、飲酒の双璧⭐️良いですね♥

ガス惑星『レグニッツァ』を背にしていた第二艦隊(中にヤン)の前に、ブリュンヒルトが出現します。

11,800(同盟:第二艦隊) vs 8,000(ラインハルト)ということで、逃げる必要はないと、第二艦隊は戦闘体制に入ります。

また余談:ロイエンタールの髪型ですが…、この時点でようやく気付きました。

わざと、片目を隠しているのですね。
隠しているのは『黒い瞳』ですね❗️、成る程〜ッ‼️
このエピソードはまた、今後‥

ラインハルトは少数艦隊(ロイエンタール指揮)を、陽動で別行動をさせます。
その別艦隊を追った同盟を、ミッターマイヤーが後方から素早く二手に分断します。

あっという間に身動きできなくなる第二艦隊。
ラインハルト艦隊チートすぎる。

ジークによるミッターマイヤー艦隊の説明が入ります。

『疾風ウォルフ』帝国軍最速の艦隊運用。
戦艦だけではなく、追随する空母・補給艦も最速エンジンを積んでいるそうです。(考えてみれば、確かにそうじゃなきゃダメですね)

ジーク解説➀:『普通ならそんな無茶をしたらすぐにエネルギーが尽きるのですが…』

ジーク解説➁:『彼はいろいろ工夫を凝らし、それを可能としているらしいのです』

なんですか・そのザックリ解説⁉️

『速さといえば』のビッテンフェルトが、ミッターマイヤーに場を取られ『ぐぎぎ』状態。
キャラデザもビミョーにかぶってますしね…ビッテンフェルト頑張れ〜(T▽T)

苦戦し続ける第二艦隊の指揮官・パエッタ中将は苦し紛れに『レグニッツァの雲に入れ』、と指示します。

ラインハルトはその動きが『計算通り』とのこと。

フレーゲル男爵に功績を見せつける必要がある今回の戦い‥

同盟殲滅のため、ブリュンヒルトもレグニッツァの雲の中へ突入します。※雲の中は嵐です。

次回は、
レグニッツァで両軍・大荒れの予感⭐️
お楽しみに〜

今回の総括

ついに双璧が登場ですね。

双璧のフジリューver.のキャラデザが気になっておりましたが、

ミッターマイヤー=アニメ寄せ。八重歯キャラ。

ロイエンタール=藤崎先生オリジナルデザインでした。

今回の長髪ロイエンタールですが…
アニメで散々、シブーーい、オールバックのcv若本に慣らされていたので、わたくし若々しいロイエンタールになかなか馴染めません(T▽T;)

アニメの初見の時は、オヤジすぎるロイエンタールを受け入れられなかったというのに、皮肉なものです。

かっこん:ロイエンタールすごい違和感あるよ〜
主人:慣れるよ。

追記:16巻発売直前のかっこんですが、まだ慣れません。

つづいて次巻⇒【ファーレンハイト?ファーレンハイトォォ!?】銀河英雄伝説第6巻

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