【子育て】なぜ自己肯定感が必要か?感情をコントロールする方法【ガマン仕方‥大人も❗】

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『子どもの感情コントロールする方法』について、地元大学の心理学系S教授の講習を受ける機会がありました。

最近よく『子どもの自己肯定感を育てる子育てをしましょう』という言葉を耳にしませんか?

その言葉に、

自己肯定感を育てることで、子どもに自信をつけてあげると良いんだろうな

と、なんとなくの解釈で勝手に理解していたつもりでいましたが‥、

今回の講習で『なぜ自己肯定感が大切なのか?』納得できたので、概要をまとめます。

  1. 子どもがイライラしてキレる、どう対処すれば良いか分からない
  2. 大人である『あなた自身』も、すぐにイライラ&キレやすくて日常を生きづらく、困っている

‥という方へ、前に進むヒントがあります。ぜひご覧ください😃

まずは信頼関係を築く

子どもの問題を解決する前に‥まずは『あなたと子どもの間』で信頼関係を築く必要があります。

状況
【例】親は今やるべきこと(宿題)をさせたい。子どもは今・ゲームで遊びたい=今は遊ぶことができない。

そのときに、子どもに『遊ぶのをガマンしなさい』と、ガマンだけを強いる印象を与えてはいけない。

【どうすれば良いか?】
『宿題を終えれば、ゲームで遊べる』と子どもに保証してあげることが大事なのだそうです。

子どもに保証して約束をしたら、必ずその約束を守ること。そこで親子の信頼関係を築くことができるそうです。

さらに具体的に話を続けます😃

ガマン(我慢)とは?

  1. イヤなことがあってイライラする☞
  2. 逃げ出したい or キレそう☞
  3. でも・ガマンしなきゃダメなとき。
オトナはどうガマンしているか?

Q. イヤなことを乗り越えなくてはならないとき、オトナはどうガマンしているか?
A. オトナはテキトーにやり過ごす、という術を身に付けています(☜いま問題になっているのが、コレができない『キレるオトナ』です)。

✅ 今回講演のS教授の具体例。
大学中の教授が集合する『教授会』が定期的にあるのだそうです。

その会議の後半の時間は、まったく無意味な時間なのだそうです。

教授たちはつまらない時間をガマンして、やりすごさなくてはならない。そのときに、教授たちはどうやってガマンしているか?

  1. ノートPCで、堂々と別の作業をしている教授
  2. 目を閉じて、瞑想している教授
  3. 全く違うことを考えている教授(数学の教授が『ヒマな時には頭の中で“証明”をしていればイイから、数学教授はこういう時間はラクなんだ』とドヤってきたのだそうです‥しょーもな~😅

人に教える立場の『教授』ですら、『マジメに』ガマンしていない・と(笑)

‥なるほど、言いたいことは分かります。

子どもはどうガマンするか?

‥それに対して、子どもはどうか?
子どもは『ガマンしなさい』と言われても、先ほどの教授たちのような『ガマンのやり方』をまだ知りません。

やり過ごす方法を知らないから、
子どもは『本気でガマンする』ことになる、と。

本気でガマンするなんて、修行僧のようなツラさなのではないでしょうか?

そりゃあ、ストレスがMAXになってイライラ☞ キレますよね。うまい逃げ方を知らないのだから。

どうやって我慢のやり方を学ぶ?

では、どうやって子どもに『ガマンのやり方』を学ばせるのか?‥ココで本題に入ってゆきます。

▼教授が取り上げた具体例は以下でした
例)友だちとゲームをして負けた☞悔しくてキレそう‥というとき、

  1. 全くほかのことをする&考える
  2. なぐさめてもらって気分転換(第三者が必要)
  3. つぎ、頑張るとポジティブにとらえる
  4. あきらめる。しかたないと思う

いくつかある方法から、子どもに合ったものを実践してみること。

行きつくところは、感情のコントロール

知的障害と自閉スペクトラム症のある人は、『こころの問題』と『問題行動』を共に示すことが多いのだそうです。

『こころの問題』と『問題行動』は同じではないので、分けて考えることが肝心である、と。

薬を飲むことで『問題行動の衝動』を抑えることはできるが、完全になくすことはできない。

衝動を無くすことはできないが、どうやって生きていくのか?を考えることが大事である。
☞薬を飲んでいたとしても、『こころの問題』‥結局のところ、感情のコントロールを学ぶ必要がある。

発達障害のお子さんには

発達障害の子には、感情の話はできない‥と決めつけてはいけない。

親は『どうせこの子とは話ができないだろう』と決めつけてしまい、発達障害の子のキモチを聞いてあげる機会がない。

子どもに『いまどう思っているの?何を考えているの?』と聞いてあげることが大事なのだそうです。そこで子どもに、肯定感が生まれるのだそうですよ😃

無理矢理、がんばらせない

子どもがやりたいことを達成できなくて、泣いて怒っているとき。例えばゲームで負ける、など。

泣いて怒る‥という状況は、その子供にとって『まったく余裕がない状態』なのだそうです。

そんなときに『がんばりなさい!!!』と声をかけても、もう無理なんだそうです。

確かに・自分の子ども時代を思い出してみれば、その通りですね‥


‥では、どうすれば良いのか?
そうなったら、無理に目標を達成させようとしない。

むしろ、『子どもが目標を達成できない』ということをオトナ側がガマンする必要がありますね‥🤔

難しい話ですが、ココ・大事なポイントではないでしょうか。親の『欲』を優先しないで、子どもの『発達の利益』を優先させること。

子どもを優先?、大人を優先?

オトナは、子どもの問題行動をなくしたいと願います‥すなわち、『現在できないことが、できるようになってほしい』という考えです。

例)教室でみんながおとなしく話を聞いているのに、対象の子どもが教室を飛び出していってしまう。☞みんなと一緒におとなしく話を聞かせたい
【保護者にはどんな気持ちがあるか?】
Ⓐ 子どもに苦痛を感じてほしくない
Ⓑ こんな子どもになってほしい
Ⓒ 保護者の不安・不満を解消したい
Ⓓ 保護者の手間を減らしたい

ⒸとⒹを優先すると、そこから生まれる対策は『部屋のカギをかけて、子どもを拘束する

その場はそれで収まりますが、そうされた子どもには、その先の発達の発展が無いと。

子どもの気持ち・発達を考えるのならば、ⒶとⒷを優先するべきである。

ですが・実際の現場は、子どもを野放しにすることで危険を伴う可能性もあります。

子どもの好きにさせれば良い‥というのは理想論であり、現実にはなかなか難しいということを心に留めておくと良いと思います。

ココで理解すべきこと
☞ ただ単純に、オトナが楽な方法であるⒸとⒹばかりを考えてはダメだよ😊

感情コントロール、具体例

具体的に、子どもの感情をコントロールするにはどうすれば良いのか?事例を挙げます。

状況
複数の友だちとカードゲームして、負けるとキレて八つ当たりしてしまう。

対策
負けても勝っても、参加賞としてプレゼントが用意されていると伝える(例・おりがみ手裏剣‥ギリギリまで隠す)

結果
負けても楽しみなことが待っている‥というポジティブな心境でゲームを何回か繰り返すうちに、ある時に急に変化が起きた。
負けても八つ当たりすることが急激に減った。

考察
その子は、本当は『友達同士で楽しく遊びたい』というキモチを本質的に持っていた。負けたときにガマンをする方法が分からなかっただけだった。

✅ ちょっと余談になりますが、

ある程度・年齢のいった発達障害のお子さんの感情コントロールの訓練として、TRPG(テーブルトークRPG)が有効なのだそうです。
SUNDAY PROJECT|公式
TRPGとは|SUNDAY PROJECT

つづいて、今回の『核』となる大事な部分に入ります。

自分を信用していないとキレる

自分の『感情』と『行動』をコントロールできていないと自覚している人間(子どもも大人も)は、

勝手に自分のココロとカラダが動いてしまう
☟だから
『抑制できない自分』を信用していない
☟だから
自分を怖がっているのだそうです。

自分を信用していないと、カラダが常にキンチョーでこわばる。
☟すると
イライラしてキレやすくなってしまうのだそうです。

今回の講師・S教授いわく『そんなときに感情のコントロールはできない』のだそうです。

ポジティブな時間をつくる

どんなときに感情をコントロールできるのか?

S教授いわく、人間は楽しい時に感情をコントロールしやすいのだそうです。

具体的に‥1日1回、ポジティブでリラックスできる時間を用意します。

その時間に、自分の感情をコントロールする訓練をします。
S教授はそこでの具体例を挙げてくださらなかったので😅、‥勝手に想像すると‥

ポジティブな時間の中で‥、

  • 家族でゲームをする(TVゲームではない)
  • ちょっと難しいパズルで遊ぶ
  • お片付けをする

自主的に取り組ませるには?

『一般的なスキル』に到達していない子どもにとって、『あいさつしなさい』スキルや、『勉強しなさい』スキルといった生活に密着していないスキルを淡々と積み重ねていくのは、とてもツライことなのだそうです。

オトナだって、生きていくうえで必要ないことはアタマに入っていかないですよね😓

Q. では、何を優先すべきなのか?
リアルな日常生活の中で、ソーシャルスキル(日常密着スキル)を身につけることを最優先すべきとのことです。

そして、スキルを身につけるためには、本人が望んで取り組まなければなりません。

自主的に取り組むためには以下の要素が必要、

  1. 取り組むためのきっかけが必要。理由が無いと動けない
  2. ポジティブな結果を生む、と想像できること
  3. 取り組むことで、人として尊重される(がんばっててエラいね❗声かけしてあげる)

保護者ができることは、問題のある子どもとコミュニケーションを取りながら、
・自己肯定感をつけてあげる・自信を持たせる
・本人のやれる作業を提案する

自己肯定感が『自分』をつくる

『自分なら、やればできる』という自己肯定感を持っていれば、課題に取り組む意欲がでてくるわけですね。

自己肯定感を持つ=自分を信用している状態であること。

『自分ならやれる、だから逃げない。』という揺るぎない・どっしりした自信が、自分自身をつくりあげる‥といったところでしょうか。

子どもが安心して飛び立つためには、親が子どもの足元をしっかりと支えてあげる‥という話は昔からよく聞きますよね。

問題行動を否定しない‥難しい❗

子どもがとても迷惑な『問題行動』を起こすとして‥例えば、モノを壊す。まき散らす。やたら騒ぐ。

S教授いわく、そういった迷惑な行動を頭ごなしに否定すると、その子の存在自体を否定することになるのだそうです。

問題行動を起こしている子供が、どんな行動をしているのか?を分析して、その子どもと向かい合って対応することで、その子は『自分が尊重されている』ことを知り、解決の糸口に繋がる‥ということです。

⚠ どう対応するのか?シロウトが分析するのは無理です😅

専門機関に相談する必要があると思います。
『誰にも相談する相手がいない』という親御さんは、お子さんが学生ならば、まずは担任・学校へご相談ください。園児ならば保育園・幼稚園へ。

友だちに危害を加える場合‥

今回・一緒に同席したママ友のお子さんは、深刻な問題行動があります。
小学校1年生のその子は、小学校の集団生活になじめず、パニックを起こして暴れてしまうのです。具体的には、クラスメイトに暴力をふるってしまう。

今回の講習で『子どもの問題行動を否定してはいけない』、と極めて道徳的な言葉をいただいたわけですが、

暴力行為はすぐにでも否定しないと、親子ともに倒れてしまうじゃないか‥

そのママさんは、息子がケガをさせたご家庭に謝罪して、涙ながらに自分の子どもを叱って‥ボロボロなんです。

『他人に危害を加えてしまう』問題行動を、否定してはいけないと言ってよいのか?一概に言うのは難しいですよ😥

今回の講義を一緒に聞いていたその友人は、何を思っていたのか?‥気の毒すぎて、私は聞くことはできませんでした。

総括

子どもを人形のように都合よく扱わず、人として尊重すること。
子どもは感受性がとても強いので、大事に扱われてないとすぐに伝わります。

そして、親子ともにゆったりとポジティブになれる時間をつくり、一緒の時間を過ごすこと。

今回の記事から何か実践できそうなことがありましたら、ぜひ、小さなところからでもお試しください😃

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