【問】2019年秋 Googleは個人サイトを一掃しようとしているのか?‥SNSに敗北

2019-10-12

今回はブログを書いていらっしゃる方に向いた内容です。お題は『Googleは個人サイトを駆逐したいのか?』

🔍 2019秋 致命的アルゴリズム更新

2019年9月25日~28日あたりのアルゴリズムアップデートにより、当サイトのPV(ページ閲覧数)が急激に下がりました。

50%以下になりましたよ

 
サイト設立から約5年‥
過去に何度もアルゴリズムアップデートを経験し、そのたびにPVが減り‥しばらくすると戻って‥を繰り返しておりました。

5年の中で、こんなにもPVが激減するのは初めての体験です。

HTTPSにしてないからかなァ~😅

‥とも思ったのですが、

ブロガーの意見を見てまわると、
皆さんそろって今回のアップデートで、PVが半減していらっしゃるようですね。

🔍 PVが激減した理由は?

PVが落ちる原因は、端的に言うと検索からの流入が減ってしまうため。

✅ なぜ検索流入が減るのか?
検索結果の表示順位がさがってしまうと、表示されるページが2ページ目・3ページ目‥と検索者の目にとまらなくなって、クリックしてもらえません。すると、検索結果からお客さんが来なくなってしまいます。

今回、検索流入が減ってしまった理由を具体的に考察してみます。⚠ あくまで一個人の見解であることをご了承ください。

⬇ かっこんが考える理由は3つ。

  1. 検索結果にYouTube動画が上位表示されるようになった
  2. 公式サイトが優先して上位に表示されるようになった
  3. 若者のググる離れ
一つずつ、言わせてください

🔍 GoogleはYouTubeを優先したい

💡 検索流入が減った原因考察①

モバイルver.の検索結果に、YouTube動画が出るようになりましたよね。しかも上位に。

私のようなサイト運営者としては、

YouTube動画が検索結果に割り込んでくることで、表示順位が下がるんですよォォ!!!

‥と激オコ状態でございます。YouTube全盛時代か‥。

『動画を見たいワケじゃないのに、結果に表示されるのがウザイ』という意見も見かけます。私もそう思います。
 

YouTubeはGoogleの所有だよ

ご存知の方も多いと思いますが

YouTubeは、Googleが所有しています。
そりゃあGoogleも自社サービスをゴリ押したいですよね。

✅ チラリと見かけた話によると、
YouTubeで表示される広告単価のほうが、サイトのそれよりも高いらしく‥

GoogleとしてはYouTubeの広告単価で儲けたいのというウワサがあるようです。なるほど、納得🤔

🔍 Googleは公式を優先したい

💡 検索流入が減った原因考察②

✅ 公式サイトが上位に来るようになった
YMYL(Your Money or Your Life)ジャンルのサイトの上位表示が、厳しくなったと。

お金・保険・法律、
健康・病気にかかわるジャンル

‥は『権威があるサイト』が優先して上位に表示されるようになっています。

✅ 権威があるサイトとは、
明確な立場がある団体の運営するサイト。いわゆる『公式サイト』ですね。

誰だか分からない人が運営して書いている『インフルエンザ』のページよりも、

Googleに『病院』として登録している『病院のサイト』が書いている『インフルエンザ』のページが、優先して表示されます。

公式サイトなら問答無用で上位

⚠ ここで今、問題となっているのが
『公式サイト』ならば、どんな情報だろうが上位に表示されていること。(⚠極論)

Googleが内容を精査していないのが問題である‥と言われています

💡『公式サイト』には、責任があります。

ヘタなことを書いてしまうと、責任を問われて、立場が危うくなります。

それを避けるため、公式サイトは『無難なこと』しか書くことができません。

💡個人サイトはどうでしょうか?

個人サイトは一定の自由が許されていると、私は思っております。それが本来のネットの世界であるべき姿だと思います。

公式サイトでは言及できない『私的な考察』『自分の体験談』を公開することができます。

⚠ ただし『個人サイト』とはいえ、無責任であってはなりません。サイト運営者は、ポリシーは持つべきですよね。

Googleは今回を機に、ノンポリシーな個人サイトを一層したいのかな‥

🔍 その結果、検索結果はどうなった?

Googleが、公式サイトをロコツに優遇表示する措置をとった結果‥どうなったか?

『検索したい内容と、結果がマッチしていない』という不満を見かけます。

ちょっと前までは『おおっ・知りたかったコトはこれだよ❗、さすがGoogle・何でも載ってるな』

‥と、私は感動しておりました。

ところが、最近は‥

あれ?ググっても、イマイチ情報が出てこない‥

あなたも最近になって、そんな経験ありませんか?

さらに、圧倒的な外的な要因が考えられます。

🔍 Googleから若者が離れてる?

💡 検索流入が減った原因考察③
TwitterなどSNSに、検索者を奪われている。

ググるにかわって、今は『タグる』のだそうです。

Twitterで必要なことすべて(情報の収集と発進)が完結するため、ブラウザが必要なくなった。

若者は『アプリ』から外に出なくなった、という話を去年みかけました

リアルタイムな情報はTwitterなどSNSには、かなわないというイメージがありますよね。

ただ、サイトも検索に反映される速度(クロール)がかなり速くなったので、『情報の鮮度』は決してSNSに劣っているワケではないのです。

ですが・サイトは、ページ作成速度が遅いので『鮮度の高い情報量』がSNSに比べると圧倒的に少ない。‥SNSの手軽につぶやく速度には、どうしても負けてしまいます。

しかもスマホからの閲覧は、SNSのほうが見やすくできている。

『長文は読みたくない』若者に、マッチしているのです。

🔍 総括

ここまでの話をまとめると、こんなかんじ⬇

このままで良いんですか、Google。

💡せっかく買収したYouTubeを、フル活用して儲けたいのはわかる。

💡情報の正確さが大事なのも、わかる。

💡広告主(企業)を優遇して利益を上げたいのも、わかる。Googleも営利団体ですしね

ですけども、

結果として検索者がググることをやめてしまったら、Googleの根底が揺らいでしまうのではないですか?

検索者の満足度を向上して、SNS企業と競合しなくても良いのでしょうか?(正確に言うとSNSとは『共存すべき』ですよね)

それとも、Googleが、

個人サイトは『SNSに淘汰される』‥と、割り切って、切り捨てようと考えているとしたら‥。

そんなインターネットなんて、おもしろくない😟

🔍 個人サイトが消える危機感

今回・なぜココまで訴えるのか?というと、

ここ最近に拝見した、とある3件の個人ブログ。‥そのすべてが2019年の5月で更新が止まっていました。

それを見て、なんだかゾッとしてしまいまして。
 

PVの激減を経験すると、積み上げてきた努力が全否定されたようで、ブログを継続するモチベーションがガク落ちします。

私も他人事ではありません。

私生活で何かツラいことがあって、サイトのPVが少ないとなれば‥更新する気力を保てるか・否か。

 
Googleさん、個人サイトの需要をもっと理解して下さい。

✅ ちなみにKAKKON.NETサイトでは
インフル出産、息子の耳垢栓蓋、マンモグラフィー体験談、赤ちゃんの異所性蒙古斑‥の話が人気です。

『記事を読んでくださった “誰か” を、少しでも勇気づけているなら嬉しい』‥という気持ちで、PVが少ない現在も、自分を励まして運営しております。

ワクワクするインターネットを希望します

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